2021 明治安田生命 J2リーグ
07月11日(日) 19:00 KICK OFF 町田GIONスタジアムゴール | |
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50' | 太田 修介 |
64' | 鄭 大世 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 3 | 三鬼 海 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 4 | 水本 裕貴 |
DF | 19 | 土居 柊太 |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
MF | 6 | 佐野 海舟 |
MF | 14 | 吉尾 海夏 |
MF | 18 | 長谷川 アーリアジャスール |
MF | 10 | 平戸 太貴 |
FW | 9 | 鄭 大世 |
ベンチスタート | ||
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GK | 45 | 茂木 秀 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 15 | 森下 怜哉 |
DF | 26 | 奈良坂 巧 |
FW | 11 | ドゥドゥ |
FW | 28 | 太田 修介 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
チーム監督 | ランコ ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
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46*' | 長谷川 アーリアジャスール → 太田 修介 |
65' | 鄭 大世 → ドゥドゥ |
78' | 吉尾 海夏 → 奥山 政幸 |
90+1' | 三鬼 海 → 中島 裕希 |
警告 | |
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15' | 長谷川 アーリアジャスール |
退場 |
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データ | |
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FK | 13 |
CK | 5 |
PK | 0 |
シュート | 9 |
警告/退場 | 1 / 0 |
ゴール | |
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22' | 藤尾 翔太 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 16 | 牲川 歩見 |
DF | 22 | 柳澤 亘 |
DF | 2 | 住吉 ジェラニレショーン |
DF | 43 | 鈴木 喜丈 |
DF | 3 | 大崎 航詩 |
MF | 6 | 平野 佑一 |
MF | 15 | 奥田 晃也 |
MF | 17 | 新里 涼 |
FW | 14 | 松崎 快 |
FW | 11 | 安藤 瑞季 |
FW | 31 | 藤尾 翔太 |
ベンチスタート | ||
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GK | 41 | 中山 開帆 |
DF | 4 | タビナス ジェファーソン |
MF | 5 | 木村 祐志 |
MF | 8 | 森 勇人 |
MF | 46 | 伊藤 涼太郎 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 19 | 村田 航一 |
チーム監督 | 秋葉 忠宏 |
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選手交代 | |
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55' | 安藤 瑞季 → 中山 仁斗 |
55' | 藤尾 翔太 → 伊藤 涼太郎 |
73' | 柳澤 亘 → 村田 航一 |
73' | 住吉 ジェラニレショーン → タビナス ジェファーソン |
80' | 新里 涼 → 森 勇人 |
警告 | |
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58' | 住吉 ジェラニレショーン |
退場 |
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データ | |
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FK | 16 |
CK | 6 |
PK | 0 |
シュート | 10 |
警告/退場 | 1 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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1,670 | 雨 / 22.1°C / 90% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
田中 玲匡 | 岩田 浩義、塚田 智宏 | 宇田 賢史 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田 前半戦を8位で終え、まだまだ上位を狙える位置にいる。攻守ともに安定した試合を続けているのが好調の要因か。3試合負けなしで臨むホームゲームで、相手は前回対戦で歯が立たなかった水戸だ。しかし、シーズン序盤だったこともあり、今とは状況が異なるのも事実。勝って雪辱を果たしたい |
前半0分 | 町田の直近5試合は3勝1分け1敗。水戸の直近5試合は1勝2分け2敗。両者の過去対戦成績は4勝6分け3敗と水戸の勝ち越し |
前半0分 | 町田 吉尾は直近5試合で4得点1アシストを記録 |
前半2分 | 町田 前線の鄭大世をターゲットにして攻撃を仕掛ける |
前半4分 | 町田 左サイドの敵陣中央からFKを獲得すると、キッカーの平戸は近くの長谷川にパスを送る。長谷川はダイレクトでペナルティエリア内にパスを入れるも、相手に対応されてしまい、味方にはつながらない |
前半7分 | ピッチ上には雨が降り注いでいる |
前半7分 | 町田 吉尾が右サイドで味方の上がりを待ちながらボールを保持する。しかし、相手に対応されてしまい、ボールを奪われてしまう |
前半12分 | 町田 佐野を起点として攻撃を組み立てる |
前半15分 | 町田 長谷川にイエローカード |
前半17分 | 町田 長谷川はパスを受けると、ペナルティエリア内に鋭い縦パスを供給する。鄭大世が受けるも、住吉に足を出されてしまい、うまくコントロールできずにボールを失ってしまう |
前半18分 | 町田 鄭大世が自陣のセンターサークル付近でボールを持つと、牲川の位置を確認して思い切って右足で振り抜く。しかし、威力が弱くなってしまい、牲川に難なく処理されてしまう |
前半22分 | 飲水タイムが設けられ、プレーが中断する |
前半22分 | 水戸 藤尾が得点 |
前半24分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開する |
前半30分 | 町田 相手が最終ラインでボールを持つと、鄭大世を中心にプレッシャーを掛けて自由を与えない |
前半34分 | 町田 最終ラインでパスを交換する時間を続く |
前半36分 | 町田 長谷川が自陣でボールを奪うと、鄭大世にパスを送る。反応した鄭大世は後ろに落としてボールを落ち着かせようとするも、味方と呼吸が合わず、すぐにボールを失ってしまう |
前半46分 | アディショナルタイムは2分の表示 |
前半48分 | 前半終了。0-1と、アウェイの水戸のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 水戸ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 町田 18長谷川OUT→28太田IN |
後半5分 | 町田 ゴール!!!佐野が自陣のセンターサークル付近から左足でディフェンスラインの裏へパスを出す。抜け出した太田はボールをコントロールし、そのままドリブルでペナルティエリア中央に進入すると、左足でシュートを放つ。これがゴール左に決まり、後半早々に同点に追い付く |
後半9分 | 町田 三鬼が鄭大世に縦パスを送る。トラップした鄭大世は後ろから走り込んだ味方にパスを送るも、手前の相手に当たってしまい、決定機にはつながらない |
後半10分 | 水戸 11安藤OUT→9中山仁IN |
後半10分 | 水戸 31藤尾OUT→46伊藤IN |
後半12分 | 町田 右CKを獲得する。キッカーの平戸は右足でペナルティエリア手前の味方にパスを送ると、味方は右足でペナルティエリア内にクロスを入れる。ファーサイドで深津が反応してヘディングシュートを放つも、相手GKに阻まれてしまい、ゴールにはならない |
後半14分 | 水戸 住吉にイエローカード |
後半14分 | 町田 左サイドの敵陣中央からのFKを獲得すると、キッカーは平戸。右足でペナルティエリア内にクロスを送るも、味方には合わずに直接ゴールラインを割ってしまう |
後半19分 | 町田 ゴール!!!FKのこぼれ球に反応した高江がダイレクトで浮き球のパスをペナルティエリア左に送る。走り込んだ太田が左足で滑り込みながら折り返すと、反応した鄭大世が右足でゴールに流し込んで逆転に成功する |
後半20分 | 町田 9鄭大世OUT→11ドゥドゥIN |
後半20分 | 町田 途中出場のドゥドゥはこの試合でJ2通算100試合出場を達成 |
後半21分 | 町田 深津が伊藤と接触した際に足を痛めてピッチに倒れ込む |
後半22分 | 町田 深津は自ら立ち上がり、プレーを再開する |
後半24分 | 飲水タイムが設けられ、プレーが中断する |
後半26分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開する |
後半27分 | 町田 ドゥドゥが足を痛めてピッチに倒れ込んでいる |
後半28分 | 町田 ドゥドゥは自ら立ち上がってプレーを続行する |
後半28分 | 水戸 22柳澤OUT→19村田IN |
後半28分 | 水戸 2住吉OUT→4タビナスIN |
後半31分 | 町田 スルーパスに反応したドゥドゥが抜け出そうとするも、タビナスに対応されてしまい、ボールに触れない |
後半33分 | 町田 14吉尾OUT→2奥山IN |
後半35分 | 水戸 17新里OUT→8森IN |
後半36分 | 町田 左CKを獲得する。キッカーの平戸は右足でゴール前にクロスを入れるも、味方は触れられずに相手にクリアされてしまう。もう一度左CKを獲得する |
後半37分 | 町田 キッカーの平戸は右足でインスイングのクロスを入れると、反応したドゥドゥが中央からヘディングシュートを放つ。しかし、枠を大きく外れてしまい、追加点とはならない |
後半40分 | 町田 右CKを獲得すると、キッカーは平戸。右足でクロスを供給するも、ペナルティエリア内で味方がファウルを犯してしまう |
後半46分 | アディショナルタイムは6分の表示 |
後半46分 | 町田 3三鬼OUT→30中島IN |
後半52分 | 試合終了。2-1でホームの町田が勝利 |
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○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「本来は前半から後半のようなプレーを見せたかったのですが、それができませんでした。相手がオーガナイズできていたというよりは、我々の方が必要以上に怖がってしまったために、やりたかったことや積み上げてきたことを見せられませんでした。後半に関しては、ダイナミックさが増しましたし、1つ1つの動きの強度が格段に上がりました。それができればこういった結果に繋がりますし、選手たちもそれを体感してくれたことがうれしいです。どんな試合であれ、相手をリスペクトして戦うことを忘れてはいけませんが、我々次第であるということを、全員が感じてくれた試合だったと思います。水戸さんは勢い付かせてしまっては、強いチームですし、そういった手強い相手に対して、苦しい展開から逆転できたことは大きな価値があると思います」
–昨季から一度もなかった初の逆転勝利です。その要因と、逆転勝利を果たせたことで、今後はどんな波及効果があるとお考えでしょうか?
「今回の逆転勝利が最初で最後にはならずに、今後もたとえリードされていたとしても、逆転できるチームになっていきたいと思っています。逆転できた大きな理由はこれだとは言えませんが、自分たちのサッカーをやりきることを大事にしてきました。前半よりも後半の方がエネルギーを出せて戦えたことが非常に大きかったです。あとは昨季よりも選手層が厚くなってきていますし、今季のようなドゥドゥ、シュウ(太田修介)、(中島)裕希といった選手がおらずに、昨季は劇的な流れを変えることができませんでした。選手層の厚さが逆転できた要因の1つになりました。リードした試合でも、ゲームを支配して、得点機を作りながら、決められない決定力不足、そして最後の精度やクオリティーが足りずに、点を取れない試合がありました。我々は強い気持ちを持って戦っていましたが、最後のクオリティーが足りませんでした。最後にクオリティーを発揮できる選手が多くいることで、逆転勝ちの可能性も高くなります。こういった試合で勝ち点3を取れたことも我々にとっては重要なことです。トレーニングでやってきたことをしっかりと出そうとハーフタイムに話していましたし、怖がっていては、臆病になっていては、点差をひっくり返すことはできません。前半は必要以上に怖がってしまった部分はありましたが、後半はトレーニングでやってきたことを出そうと働き掛けたことが逆転勝利の要因になったと思います。素晴らしい試合でした。選手たちに対しては、本当に良くやってくれたという労いの言葉を掛けたいと思います」
–結果的ではありますが、2得点ともボランチからの配球が一気に展開を変えた試合でもありました。そういったプレーができたのは、そもそもの選手たちのポテンシャルなのか。それともトレーニングの成果なのでしょうか?
「昨季このチームがスタートした当初は、なかなかボランチから前へのパスが出てこない状況でした。後ろや横へのパスが非常に多かったと思いますが、私が口酸っぱく言い続けてきたのは、ゴールはどこの方向にあるのか、ということです。選手たちがプレーしている横や右、左にはゴールはないだろうと。もちろん、彼らのポテンシャルは高いですし、動き出しや背後を狙うことはしっかりとトレーニングで積んできたことで、共有してきたことです。また常に私が言っていることは、前に配球するチャンスがあるのに、そのトライをせずに、横パスを出したり、後ろにパスを出すのは良くないということです。彼らの成長とともに、パスを出す能力も上がっていますし、あれだけ運動量も多く、体力を消耗しながら、ああいったパスを出すのは、非常に難しいことです。それでも彼らはしっかりとそういったパスを出すことができます」
以上
○水戸ホーリーホック:秋葉忠宏監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「良いゲームの入りをしたのに、後半の頭に失点をしてしまうとは、まだまだ若いなという印象です。もっと勝ち方を学ぶ必要があると痛感させられるゲームとなりました。平均年齢23歳台でスタートしたチームですから、この結果を糧にして、しっかりと残留争いを頑張っていきたいと思います」
-2トップを早い段階で代えた意図を聞かせて下さい。
「後半の立ち上がりの失点によって、完全に相手に流れを持って行かれました。同点になったことでスタジアムの空気感が一変してしまいました。我慢できる状況ではなかったので、スタジアムの空気感を変えて、こちらに流れを持ってくるために、力がある2トップに代えて、流れを変えたかった意図がありました」
以上
▽選手コメント
○水本裕貴選手
–うれしい逆転勝利となりました。試合を振り返ってどんな印象をお持ちでしょうか?
「逆転勝利をできたことはうれしいですが、ゲーム内容を見ると、まだまだ自分たちらしさを出せていない部分が多かったことは反省点です」
–先に失点をした後、ピッチの中で声を掛け合っていたことは?
「前半はやりたいことができずに相手に押し込まれる場面が多くなりましたし、先制されて苦しい試合展開にはなりましたが、チーム全体で我慢して1失点で折り返せたことで、後半はギアを上げて、相手の裏を突いてゴールを決める形に持ち込めました。ただ、まだまだ物足りないことが多かったと思います」
○鄭大世選手
–ゴールシーンの振り返りと2試合連続ゴール、そして勝利に繋がるゴールを決めたことについて、喜びの声を聞かせて下さい。
「2試合とも、それぞれのゴールはそこまで難易度は高くないのですが、そのゴールをアシストしてくれた選手たちに感謝したいです。前半戦は前節の栃木戦を除いて全部途中出場でした。点を取りたい気持ちはありましたが、時間稼ぎもしましたし、どんなに長い出場時間でも、たとえ短い出場時間であっても、その時々でベストな判断をしてきました。そういったことが巡り巡って自分に跳ね返ってくる、人生の悟りのような心境です。今日は自分の子どもが見に来ている中で、光を浴びる活躍ができたこともすごく感慨深いです」
–見事な逆転勝利でした。後半は何が変わったのでしょうか?
「正直、太田修介の活躍に尽きると思います。同点ゴールを決めてくれて助かりましたし、ボールに届かないかなと思いながら走ったら、きれいなアシストをしてくれました。ジョーカーが結果を出したおかげです」
以上