HIGHLIGHT

2020 明治安田生命 J2リーグ

11月15日(日) 14:00 KICK OFF 町田GIONスタジアム
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 2
2
松本山雅FC
ゴール
90+4' 岡田 優希
スターティングメンバー
GK 42 福井 光輝
DF 23 酒井 隆介
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 8 ジョン チュングン
MF 10 平戸 太貴
MF 13 岡田 優希
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 秋元 陽太
DF 44 ノリエガ エリック
MF 15 井上 裕大
MF 19 土居 柊太
FW 9 ステファン
FW 20 ドリアン バブンスキー
FW 28 橋村 龍ジョセフ
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
70' ジョン チュングン → 橋村 龍ジョセフ
70' 中島 裕希 → ステファン
83' 水本 裕貴 → ドリアン バブンスキー
83' 酒井 隆介 → ノリエガ エリック
警告
90+6' ドリアン バブンスキー
退場
データ
FK 12
CK 4
PK 0
シュート 9
警告/退場 1 / 0
ゴール
53' 常田 克人
72' 塚川 孝輝
スターティングメンバー
GK 16 村山 智彦
DF 2 浦田 延尚
DF 33 大野 佑哉
DF 31 橋内 優也
DF 43 常田 克人
MF 14 中美 慶哉
MF 8 杉本 太郎
MF 38 佐藤 和弘
MF 5 前 貴之
FW 11 阪野 豊史
FW 10 セルジーニョ
ベンチスタート
GK 1 圍 謙太朗
DF 36 乾 大知
DF 3 田中 隼磨
MF 22 米原 秀亮
MF 17 塚川 孝輝
MF 27 鈴木 雄斗
FW 13 韓 勇太
チーム監督
柴田 峡
選手交代
61' 中美 慶哉 → 鈴木 雄斗
61' 前 貴之 → 塚川 孝輝
74' 浦田 延尚 → 田中 隼磨
86' 杉本 太郎 → 米原 秀亮
86' 阪野 豊史 → 韓 勇太
警告
90+7' セルジーニョ
退場
データ
FK 14
CK 4
PK 0
シュート 13
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
2,061 晴 / 17.6°C / 54% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
大坪 博和 佐藤 貴之、坂本 晋悟 塚田 健太
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 2
2
松本山雅FC
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田の直近5試合は1勝0分け4敗。松本の直近5試合は3勝1分け1敗。両者の過去対戦成績は4勝1分け4敗と互角

前半0分

町田は水本、松本はセルジーニョがキャプテンマークを巻く

前半2分

立ち上がりは互いに前線のターゲットにボールを送り込んでチャンスをうかがう

前半5分

町田 攻撃時には平戸にボールを集める

前半6分

町田 酒井が遠めの位置から右足でミドルシュートを放つ。しかし、大きく枠の左に外れてしまう

前半8分

町田 徐々にボールを保持する時間が長くなり、試合の主導権を握る。相手を押し込み、ペナルティエリア周辺に人数を掛けて攻撃を展開する

前半9分

町田 センターサークル付近で味方が相手の縦パスをカットしてカウンター攻撃を仕掛ける。しかし、相手に対応されてボールを失ってしまう

前半15分

町田 相手に決定機を創出されるも、福井がファインセーブでゴールを割らせない

前半19分

町田 福井がまたしても安定したセービングでチームを救う

前半23分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

前半25分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

前半27分

町田 岡田がペナルティエリア手前の中央で勢いよくミドルシュートを放つ。しかし、GKに防がれてしまい、左CKを獲得

前半28分

町田 CKのキッカーは平戸。しかし、この流れから得点には至らない

前半30分

町田 ペナルティエリア手前から平戸がパスを供給する。右から上がってきた味方がクロスを送るも、DFにブロックされてしまう

前半32分

町田 岡田がペナルティエリア手前の左から右足でカーブを掛けてシュートを放つ。しかし、DFにはじかれてしまう

前半33分

町田 右CKを獲得。キッカーは平戸。右足でクロスを入れるが、相手に対応され、味方はシュートを放てない

前半34分

町田 飲水タイムを機にペースを取り戻し、相手を押し込む時間が続いている

前半41分

町田 自陣でのボール奪取から速い攻撃を仕掛ける。しかし、相手の守備陣が素早く戻ったことでスペースを失い、チャンスは創出できない

前半46分

アディショナルタイムは2分の表示

前半47分

町田 ボールを動かしてサイドを変え続け、攻撃を仕掛ける。それでも、相手の守備のスライドが速く、チャンスは生まれない

前半48分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

松本ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半3分

町田 ジョンチュングンがペナルティエリア右のゴールライン際から中央へふわりとした浮き球を送ると、ファーサイドで岡田が頭で合わせる。しかし、クロスバーにはじかれてしまい、決定機を生かせない

後半8分

松本 常田が得点

後半12分

町田 ジョンチュングンが右サイドの敵陣中央から右足で低いクロスを入れる。岡田がファーサイドで反応して右足を振り抜くが、GKに処理されてしまう

後半13分

町田 右サイドから味方が浮き球を送る。中島がペナルティエリア右で抜け出すと、左に切り返して左足を振り抜く。しかし、惜しくもGKに防がれてしまう

後半14分

町田 高江がペナルティエリア手前から右足で強烈な高い軌道のミドルシュートを放つ。しかし、クロスバーにはじかれてゴールには至らない

後半16分

松本 14中美OUT→27鈴木IN

後半16分

松本 5前OUT→17塚川IN

後半18分

中盤にスペースが生まれ、ややオープンな展開となる

後半24分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

後半25分

町田 8ジョンチュングンOUT→28橋村IN

後半25分

町田 30中島OUT→9ステファンIN

後半26分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

後半27分

松本 塚川が得点

後半29分

松本 2浦田OUT→3田中隼IN

後半32分

町田 左CKを獲得。キッカーの平戸はショートコーナーから味方のリターンを受け、左サイドから右足でクロスを送る。しかし、DFにクリアされてしまう

後半34分

町田 ボールを保持して攻撃を展開する。中盤の選手が鋭いパスを前線へ供給するが、相手の守備陣の的確な対応に遭い、チャンスは創出できない

後半38分

町田 4水本OUT→20DバブンスキーIN

後半38分

町田 23酒井OUT→44NエリックIN

後半41分

松本 8杉本OUT→22米原IN

後半41分

松本 11阪野OUT→13韓勇太IN

後半42分

町田 左サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーは平戸。右足でインスイングのクロスを入れるが、オフサイドポジションの味方が関与してしまい、チャンスにはならない

後半44分

町田 2点を追う焦りからか、縦パスを入れるタイミングが合わずにボールを失う場面が目立つ

後半46分

アディショナルタイムは6分の表示

後半49分

町田 ゴール!!!深津が敵陣浅い位置からロングボールを供給。ペナルティエリア内でDバブンスキーが頭で落としたボールをステファンが収めて後方にバックパスを出す。走り込んだ岡田が反応して右足を振り抜くと、地をはうようなシュートはゴール左隅に決まる

後半51分

町田 Dバブンスキーにイエローカード

後半51分

町田 相手へのラフプレーに対して警告が与えられる

後半52分

松本 セルジーニョにイエローカード

後半52分

やや試合がヒートアップし、球際でのファウルが増えている

後半52分

試合終了。1-2でアウェイの松本が勝利

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「我々の選手たちは全力を出せたと思いますが、それでも結果を持ってこられなかった試合だったかなと感じています。試合前から選手たちに対しては、松本は非常にタフでタイトなチームであると話していましたが、試合を終えると、私の想像を超えていました。私が思っていたよりも強くタイトなチームでした。前半に関しては相手に崩された形ではない中でも相手に決定機があって、こちらにも決定機があってゲームを支配しながら互角な戦いはできていました。後半の立ち上がりにあった岡田(優希)のチャンスや(中島)裕希の決定機で決め切れていれば、結果は違っていたと思います。後半の最初の失点シーンは、センターバックの選手に35メートルほどの距離からシュートを打たれて、ディフェンスに当たって決まってしまう形でした。今季はそういう形での失点が多く、これだけ決められると、何かしら原因や理由があると考えられます。こういったタフでタイトな試合はディテールの細かい部分が勝敗を分けますので、前半から隙を見せるなという意味で試合中に厳しいことを伝えた選手もいました。こういった試合は我々のチームに繰り返して起こっていることなので、経験として活かすことが重要です。相手に隙を見せると失点に繋がってしまいますし、今まで以上にそこを考えていかないといけません。松本さんにはおめでとうと言いたいですし、非常に隙のないチームだったと言っても良いと思います。現時点で最も勢いのある、調子の良いチームだなと思います。ただ我々もここまでやってきたことを継続して、勝負の分かれ目で決め切ること。守り切ることを自分たちのものにしていかないといけません。勝負の分かれ目の部分での質や精度を上げていくことが我々の課題でもあります」

–チャンスを決め切れればまた違った試合だったとは思いますが、上から見ている限り、時間帯によっては攻守両面でギアやエンジンが掛からなかった印象を持ちました。監督の眼にはどのように見えていますか?
「昨年のことも分かっていると思いますが、松本さんはJ1から降格してきたチームで、我々はギリギリでJ2に残留したチームです。そういった意味で、個の力の差がないというわけではありません。個の力は技術的な差ではなく、J1を経験しているという意味も含めてです。厳しさやゲーム運びの経験の差は非常にあると思います。もちろん我々が何年も同じことをやりながら、選手も代わらずに、長年の時間を積み重ねているチームであれば、そういった指摘は当てはまると思いますが、今の状況でそうした指摘が当てはまるかと言えば、決してそうではありません。試合の流れは良い時間帯と悪い時間帯がありますが、前半の序盤は相手がハーフウェーラインを越えることはなかなかできなかったと思います。また松本さんは身体的なフィジカルの強い選手、能力の高い選手が多かったということも事実としてあると思います。先ほども言いましたが、選手たちはここで出せるものを出せなかったわけではないです。出し切ってくれましたが、失点の部分、そして決定的なチャンスで、勝負の分かれ目で、自分たちの力を上げていかないといけないということが一番重要だと感じています」

以上

○松本山雅FC:柴田峡監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「500人近いサポーターの皆様に来ていただいたことに感謝を申し上げます。また松本で応援してくださっている皆様もありがとうございます。2つほど決定機を相手に止められて、あのような場面で決められないと、嫌な空気になっていくのが通常の流れですが、案の定、後半の最初に相手に決定機を作られました。分かっている攻撃ですが、それの精度が高い、力強さがある中でやられてしまうことが往々にしてあるもので、実際に1失点していますし、それが反省点かなと思います。選手たちには頑張ったけど、最後の失点がもったいなかった、追加点を取らないとね、という話はしました。それは選手もその通りと思っています。オフを挟んで日程も余裕があるので、次の岡山戦に向けて良い準備をしていきたいと思います」

–前節の千葉戦での2-3の敗戦から立ち直った部分と持ち越した部分。それぞれを聞かせて下さい。
「リスタートからの3失点だったので、それは口酸っぱく伝えてきました。試合中にもかなり意識を高く持ってやってくれたと感じています。リスタートからの失点がなかったことは及第点かなと思います。ただ穴ができた時間帯があったので、そういうところがまだまだ課題として残っているので、それは修正点です」

以上

▽選手コメント
○福井光輝選手
–0-2という悔しい敗戦でしたが、ゲーム全体を振り返って下さい。
「松本さんは昨季J1にいたので、タレントも多いですし、試合の展開をものにする力がありました。その中で自分たちもクロスバーを叩くシーンがありましたし、決めることができればまた違ったペースで試合を進められたのかもしれません。失点シーンはミドルシュートが味方に当たって入る不運がありました。やはり決めるべき場面で決めることを突き詰めていくと、勝てる方向に持っていけると思います」

–前半から何本もファインセーブがありました。それだけ止められた要因は?
「僕1人で守っているわけではないですし、ディフェンスの選手が体を張って守ってくれている中で、僕はボールにただ反応してセービングしただけです。それを今日は勝利に繋げられなかったですが、そうしたファインセーブを良い方向に持っていけるようにしたいです」

–今日は2000人近い来場者でした。ファン・サポーターの皆様へメッセージをお願い致します。
「応援ありがとうございます。なかなか勝ちが伴わないシーズンですし、口に出して応援はできませんが、応援に対しては感謝の気持ちでいっぱいです。もっと勝利を積み重ねられるように、僕たちも頑張っていくので、これまで以上の後押しをお願い致します」

○岡田優希選手
–終了間際に2試合連続となるゴールを決めました。まずは追撃のゴールシーンから振り返って下さい。
「多少パワープレー気味の一連の流れの中で、ステファン選手から非常に良い落としのボールが来たので、流れに乗ってシュートを打つことで決めることができました」

–クロスバー直撃のシュートシーンもありました。あの場面も振り返ってください。
「あのタイミングで点を取れていれば違ったゲーム展開に変わっていたので、責任は感じています。決めるべき場面で決めることができれば、ゴールでチームを勝利に導く存在になっていけるので、決められるようになりたいです。1点を決めることはできましたが、あのタイミングでゴールを決めることがベストではありました」

–0-0の展開でハーフタイムには選手間でどんな声を掛け合っていましたか?
「前半は我慢して戦うことで無失点で折り返すことができたので、後半の入りからもう一度しっかりと入っていこうと話している中で、僕のチャンスシーンを作り出すことができました」

以上