2020 明治安田生命 J2リーグ
10月11日(日) 14:00 KICK OFF 町田GIONスタジアムゴール | |
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67' | 中島 裕希 |
77' | 平戸 太貴 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 秋元 陽太 |
DF | 22 | 小田 逸稀 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 4 | 水本 裕貴 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 18 | 髙江 麗央 |
MF | 25 | 佐野 海舟 |
MF | 14 | 吉尾 海夏 |
MF | 10 | 平戸 太貴 |
MF | 13 | 岡田 優希 |
FW | 9 | ステファン |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 23 | 酒井 隆介 |
DF | 44 | ノリエガ エリック |
MF | 8 | ジョン チュングン |
MF | 29 | 森村 昂太 |
FW | 7 | マソビッチ |
FW | 30 | 中島 裕希 |
チーム監督 | ランコ ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
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46*' | 小田 逸稀 → 酒井 隆介 |
46*' | 吉尾 海夏 → ジョン チュングン |
66' | ステファン → 中島 裕希 |
66' | 岡田 優希 → マソビッチ |
80' | 髙江 麗央 → 森村 昂太 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 5 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 13 |
警告/退場 | 0 / 0 |
ゴール | |
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38' | 島津 頼盛 |
45' | 加藤 陸次樹 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 23 | 白井 裕人 |
DF | 24 | 長谷川 巧 |
DF | 4 | 石尾 崚雅 |
DF | 27 | 廣井 友信 |
DF | 15 | 渡邊 泰基 |
MF | 18 | 窪田 稜 |
MF | 8 | 藤村 慶太 |
MF | 16 | 本塚 聖也 |
MF | 19 | 島津 頼盛 |
FW | 11 | 杉浦 恭平 |
FW | 17 | 加藤 陸次樹 |
ベンチスタート | ||
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GK | 21 | 石井 綾 |
DF | 3 | 作田 裕次 |
DF | 25 | 高安 孝幸 |
MF | 6 | 大橋 尚志 |
MF | 14 | 金子 昌広 |
FW | 7 | 山根 永遠 |
FW | 9 | ルカオ |
チーム監督 | 柳下 正明 |
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選手交代 | |
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57' | 加藤 陸次樹 → 山根 永遠 |
57' | 杉浦 恭平 → ルカオ |
64' | 島津 頼盛 → 金子 昌広 |
64' | 窪田 稜 → 高安 孝幸 |
76' | 廣井 友信 → 作田 裕次 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 4 |
CK | 8 |
PK | 0 |
シュート | 8 |
警告/退場 | 0 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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1,209 | 曇 / 23.7°C / 64% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
先立 圭吾 | 竹田 和雄、日比野 真 | 平間 亮 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田の直近5試合は0勝3分け2敗。金沢の直近5試合は2勝2分け1敗。両者の過去対戦成績は4勝6分け2敗と町田の勝ち越し |
前半5分 | 町田 足下で短いパスをつないでビルドアップを行うが、精度を欠いてうまく前進できない |
前半6分 | 町田 自陣の味方からダイレクトで縦パスが出ると、ディフェンスラインの裏へ流れたステファンが反応して抜け出す。しかし、オフサイドの判定を受ける |
前半8分 | 町田 自陣の平戸から右サイドの吉尾にロングパスが出る。受けた吉尾はカットインで切れ込むと、最後はそのまま左足でシュートを放つ。しかし、枠の左へ外れてしまう |
前半15分 | 町田 深津から右サイドの敵陣深くを目掛けて浮き球のスルーパスが出る。小田が反応して飛び出すも、ボールに追いつけない |
前半21分 | 町田 高い位置まで進入してくる金沢に対して全員が自陣に戻ってコンパクトなブロックを組み、攻撃を待ち構えている |
前半25分 | 町田 左サイドの平戸からの長い横パスを受けた吉尾は左足に持ち替えると、ペナルティエリア手前からシュートを打つ。しかし、枠の右へ外れてしまう |
前半25分 | 飲水タイムが設けられる |
前半27分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開する |
前半33分 | 町田 前線の味方が後ろを向いてボールを受けるも、相手からの素早いプレスを受けてボールを失うシーンが目立つ |
前半36分 | 町田 ボールを持つ時間は少ないものの、相手に対してはサイドに押しやりながら人数を掛けてボールホルダーにプレッシャーを与える |
前半38分 | 金沢 島津が得点 |
前半41分 | 町田 敵陣へ攻め込む機会はあるものの、崩し切る場面が少なく、我慢の時間が続いている |
前半43分 | ファウルこそ散見されるものの、両チームとも激しくフェアな守備を披露する時間が続く |
前半45分 | 金沢 加藤が得点 |
前半46分 | アディショナルタイムは2分の表示 |
前半48分 | 町田 左からのCK。キッカーの平戸がグラウンダーのクロスを上げると、ペナルティエリア内で反応した高江が左足でシュートを打つ。しかし、相手に当たってゴールに届かない |
前半48分 | 前半終了。0-2と、アウェイの金沢のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 金沢ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 町田 22小田OUT→23酒井IN |
後半0分 | 町田 14吉尾OUT→8ジョンチュングンIN |
後半1分 | 町田 ペナルティエリア右でボールを受けた平戸が体をうまく使ってキープし、中央のステファンにパスを出す。ステファンはダイレクトで落とすと、走り込んできた酒井がシュートを打つ。しかし、枠を外れてしまう |
後半4分 | 町田 縦へのパスを多用し、素早い攻撃を展開する |
後半10分 | 町田 酒井から右サイドに流れてきた岡田にパスが出る。うまく相手と入れ替わろうとするが、巧みにボールを隠されてそのままボールはゴールラインを割ってしまう |
後半12分 | 金沢 17加藤OUT→7山根IN |
後半12分 | 金沢 11杉浦恭OUT→9ルカオIN |
後半17分 | 町田 右サイドの高江から前線で張るステファンに浮き球のパスが出る。ステファンは頭でボールをそらすが、右方の岡田には通らない |
後半19分 | 金沢 19島津OUT→14金子IN |
後半19分 | 金沢 18窪田OUT→25高安IN |
後半21分 | 町田 9ステファンOUT→30中島IN |
後半21分 | 町田 13岡田OUT→7マソビッチIN |
後半22分 | 町田 ゴール!!!高江から長いパスを受けたジョンチュングンは敵陣中央の右からピッチを大きく使ったふわりと浮かせたパスで左方の中島に展開する。受けた中島はトラップでゴール前に進入すると、白井の股を通してゴールに流し込み、1点を返す |
後半23分 | 飲水タイムが設けられる |
後半24分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開する |
後半27分 | 町田 ペナルティエリア手前の右でボールを持ったマソビッチは軽く中央にドリブルする。平戸の位置を確認してから左方に横パスを出すと、反応した平戸はダイレクトでシュートを打つ。しかし、枠の上に大きく外れてしまう |
後半30分 | 町田 ペナルティエリア手前の右で高江が倒され、FKを得る |
後半31分 | 金沢 27廣井OUT→3作田IN |
後半32分 | 町田 ゴール!!!FKのキッカーは平戸。ゴール前の味方の動きを利用してゴール左上のコースに右足で直接シュートを放つと、ボールはゴール左のサイドネットに突き刺さる。平戸の芸術的なFKで同点に追い付く |
後半35分 | 町田 18高江OUT→29森村IN |
後半37分 | 町田が同点に追いついたことで、より一層球際の激しさを増す |
後半42分 | 町田 左からのCK。キッカーの平戸がインスイングのクロスを上げてニアサイドで味方が合わせるも、白井にキャッチされてしまう |
後半45分 | 町田 高い位置から連動したプレスを掛け、相手のバックラインに制限を掛けている |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半49分 | 町田 ロングボールを前線に送り込み、パワープレーを仕掛ける時間が続く |
後半50分 | 試合終了。2-2で引き分けに終わった |
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○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「前半に関しては、ここまで私がチームを率いてきた中では一番悪い立ち上がりでした。前半はエネルギッシュさもなく、アグレッシブさもない、寝ているような状態が続いていました。相手が特別素晴らしかったわけではないですが、単純に我々の本来の姿を見せられませんでした。相手にボールを、失点をプレゼントするという展開の前半でした。入りの15分は悪くなかったですが、それ以降はそういった状態になりました。後半に関して言えば、ハーフタイムでよりアグレッシブに、後手になるな、受け身になるなと選手たちに伝えました。前半で代えた選手たちが決して悪かったわけではなく、チーム全体で本来の姿を見せられなかった前半でした。そしてハーフタイムで交代枠を使いました。交代で入った選手が大きなエネルギーを運んでくれましたし、平戸太貴も前半は寝ていましたが、決めるべき場面で決めて、良い仕事を果たしてくれました。後半の立ち上がりに本来のプレーを取り戻し、立ち上がりで3つの決定機を作って押し込むことができました。その決定機を活かさなければなりませんが、こちらに流れを持ってこられる展開でした。逆転の可能性もありましたし、点を取り返しに行った姿勢に関しては満足しています。やはり我々が勝ち点を取ろうと思えば、相手から勝利をもぎ取ろうとしたら、全員が100%の力を出し切らなければ、勝ち点3を取ることは成し得ないと話してきていますが、そういったものを見せられなかったのが前半で、見せられたのが後半でした。ただ選手たちは最後まであきらめずに良く戦ってくれました」
–前半は慎重に見えましたし、相手にボールを持たせているという意図もあったように見えたのですが、それは意図した形ではなかったのでしょうか?
「前から何でもかんでも追いかけていくことは、私も指示はしていませんが、消極的に見えたのはラインが低かったというのが原因です。相手に合わせて、ズルズルとラインを下げてしまいました。それは意図した形ではなかったですし、特に前半15分以降は深くラインを下げてしまいました。我々が目指しているのは後半のようなサッカーです。0-2でビハインドを追いかけるわけですから、リスクを冒して前に仕掛けていくという意識が後半はより働いたとは思います。繰り返しますが、我々が目指しているのは後半のような姿です。失点に関しては完璧に崩されたというよりは、我々のミスから、隙を見せた形からの失点でした。そのあたりは修正していかないといけません」
–66分に投入した中島裕希選手がゴールを決めました。彼の評価を聞かせて下さい。
「試合の前日までステファンよりも裕希を先発させようと思っていました。もちろんステファンの良さはありますが、裕希にはエネルギーを注入する、相手の背後に出ていくという良さがあります。試合を想定した時に、どういうタイミングで使うかを考えて、裕希をベンチに置きました。彼のような能力を持っていて、人間性も素晴らしい選手がベンチにいることは大きいですし、いるのといないのでは全然違います。彼はどういう状況であっても、姿勢は変わりません。先発でも、先発ではなくても、たとえベンチから外れても、取り組む姿勢はまったく変わりません。だからこそ彼を信頼しています。FWというポジションでありながら、まずはチームのためにということを考えられるのは、あのポジションの選手としては貴重ですし、稀だと思います。自分のことよりもチームのために、と戦ってくれる選手です。彼のゴールはプレーヤーとしての能力と、パーソナリティーの部分の証明でもあったと思います」
以上
○ツエーゲン金沢:柳下正明監督 会見要旨
「前半の町田さんはどうしたのかと思ってしまうほど、元気がなくて、良くはなかったので、それを考えると、勝ち点3を取らないといけないゲームでした。でも90分トータルで考えれば、勝ち点1はラッキーでした。逆に後半は金沢が悪かったので、勝ち点1でも良かったと思わなければいけないかなと思います。悪かった部分は1人1人の準備ができていないため、特に守備では後手に回っていました。相手に走られてからついていくとか、パスを出されてからそれに対応するとか、狙いがないので、動き出しが悪かったです。そこから攻撃のリズムを失うのは、ゲームではよくあることです。ただ勝ち点1を取れたので、中2日でまたゲームがありますし、今日は反省して、また明日から次のゲームに向けた準備に取りかかりたいと思います」
以上
▽選手コメント
○平戸太貴選手
–同点ゴールとなった直接FKでのゴールシーンを振り返って下さい。
「あの位置からどうしようかなと考えている中で、(深津)康太さん経由で監督から『ファーサイドに直接狙え』という指示がありました。そこで思い切り蹴って、狙い通りのコースとボールスピードで入って良かったです」
–個人という意味での前半のプレーを振り返って下さい。
「もう少し奪ったボールを収めることや相手の背後に出ていく動きをもっと増やさないと。後半のプレーを前半にもそのまま出せていれば、個人としても効果的な、決定的なプレーを増やしていけたなと感じています」
–後半の途中からは中島裕希選手がトップに入りましたが、2人の関係性で意識していたことは?
「裕希さんは背後に出ていったり、相手の裏に流れる動きが得意なので、僕が前線で背後に出るというよりは、相手のギャップに顔を出して、ボールを散らして、前向きに出ていくことを考えながらプレーしていました。裕希さんが落ちてくれば、自分が背後に出ていく形を意識していました」
○中島裕希選手
–まず1点差に詰め寄る貴重なゴールシーンを振り返って下さい。
「ボールを取ってから裏へ、前へ出ることは意識していた中で、最初に起点になってサイドチェンジからうまく相手の目線を変えられて、良いポジションに入っていくことができたのがゴールに繋がりました。トラップですごく良いところに止められたので、あとはGKとの1対1を冷静に決めるだけでした」
–個人としては今季初ゴール。喜びの声を聞かせて下さい。
「うれしいですけど、勝ちにつながるゴールをもっと決めたいです。チームが勝てていない状況でチームを救う、勝ち点3を取るゴールを決めたいなと思います」
–途中出場で相手を崩す形はどんなことをイメージしていましたか?
「前半は裏へ抜ける選手があまりいなかったので、攻撃の起点になることと、相手の裏のスペースをうまく使いたいと思っていました。自分が強く動くことで周りが連動して動いてくれたので、自分が攻撃の流れを作ることを意識していました。入ってからもうまく試合に入ることができたと思います」
以上