HIGHLIGHT

2020 明治安田生命 J2リーグ

09月09日(水) 19:00 KICK OFF 石川県西部緑地公園陸上競技場
試合終了
ツエーゲン金沢
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
ゴール
60' 島津 頼盛
スターティングメンバー
GK 23 白井 裕人
DF 24 長谷川 巧
DF 4 石尾 崚雅
DF 3 作田 裕次
DF 15 渡邊 泰基
MF 25 高安 孝幸
MF 8 藤村 慶太
MF 16 本塚 聖也
MF 19 島津 頼盛
FW 11 杉浦 恭平
FW 17 加藤 陸次樹
ベンチスタート
GK 21 石井 綾
DF 27 廣井 友信
DF 29 ホドルフォ
DF 34 杉井 颯
MF 14 金子 昌広
MF 18 窪田 稜
FW 33 杉浦 力斗
チーム監督
柳下 正明
選手交代
59' 高安 孝幸 → 窪田 稜
70' 島津 頼盛 → 金子 昌広
84' 杉浦 恭平 → 杉浦 力斗
警告
90+3' 藤村 慶太
退場
データ
FK 4
CK 2
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
ゴール
40' 奥山 政幸
スターティングメンバー
GK 1 秋元 陽太
DF 22 小田 逸稀
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 14 吉尾 海夏
MF 10 平戸 太貴
FW 13 岡田 優希
FW 16 安藤 瑞季
ベンチスタート
GK 42 福井 光輝
DF 23 酒井 隆介
MF 15 井上 裕大
MF 19 土居 柊太
MF 29 森村 昂太
FW 9 ステファン
FW 30 中島 裕希
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
70' 吉尾 海夏 → 中島 裕希
80' 岡田 優希 → 森村 昂太
84' 深津 康太 → 酒井 隆介
警告
退場
データ
FK 7
CK 2
PK 0
シュート 8
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
895 曇一時雨 / 27.3°C / 57% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
柿沼 亨 中野 卓、坂本 晋悟 花川 雄一
試合終了
ツエーゲン金沢
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

金沢ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

金沢の直近5試合は2勝2分け1敗。町田の直近5試合は4勝1分け0敗。両者の過去対戦成績は4勝5分け2敗と町田の勝ち越し。しかし、直近5試合の対戦では2勝2分け1敗で金沢が勝ち越し

前半0分

町田 安藤は直近5試合で3得点2アシスト、平戸は直近5試合で4得点2アシストを記録

前半0分

町田 水本がキャプテンマークを巻く

前半5分

町田 味方からのパスを奥山が受けてペナルティエリア手前から右足でグラウンダーのシュートを放つが、枠の左へ外れる

前半7分

町田 平戸がペナルティエリア手前の右でドリブルを仕掛けるが、DFに奪われる

前半7分

町田 相手の低い位置でのパス回しに対し、積極的に前線からプレスを掛ける

前半9分

町田 吉尾がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前の右から左足でシュートを放つが、枠の上へ外れる

前半10分

町田 安藤がパスを供給。平戸が受けてペナルティエリア左に進入し、左足でグラウンダーのシュートを放つ。しかし、GKの正面でキャッチされてしまう

前半17分

町田 岡田が左サイドの敵陣深くでドリブルを仕掛けると、右足でクロスを入れる。しかし、DFに当たってGKの下へと渡る

前半25分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断している

前半26分

飲水タイムが終わり、プレーが再開される

前半27分

町田 奥山が右サイドの敵陣浅い位置からパスを出す。平戸がこのボールに反応するが、タッチラインを割る

前半40分

町田 ゴール!!!左サイドの敵陣中央の高江が中にカットインし、スルーパスを供給。奥山がペナルティエリア左へ走り込んで受け、右足でゴールへ流し込む

前半40分

町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は8試合。6勝2分け0敗で勝率は75.0%

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。0-1と、アウェイの町田のリードで試合を折り返す

後半0分

町田ボールでキックオフ、後半開始

後半2分

町田 吉尾が相手に後ろから蹴られて足を痛めてピッチに倒れ込むが、立ち上がってプレーに戻る

後半3分

町田 安藤がドリブルで運び、ペナルティエリア内から右足でシュートを放つが、DFに当たって枠をとらえられない

後半14分

金沢 25高安OUT→18窪田IN

後半15分

金沢 島津が得点

後半18分

町田 高江のパスを吉尾がペナルティエリア手前の中央で受ける。吉尾はパスをペナルティエリア内に出すが、DFにカットされて味方にはつながらない

後半22分

町田 ペナルティエリア手前の右で安藤が倒されてFKを獲得

後半22分

町田 ボールの前には吉尾と平戸が立つ

後半23分

町田 キッカーの吉尾は左足でカーブのかかったシュートを放つが、枠の上へ外れる

後半23分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断している

後半25分

金沢 19島津OUT→14金子IN

後半25分

町田 14吉尾OUT→30中島IN

後半25分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

後半26分

町田 平戸が右ハーフに入り、中島がトップに入る

後半31分

町田 平戸がドリブルで運び、ペナルティエリア手前の中央から左足でシュートを放つが、大きく枠の左上へ外れる

後半35分

町田 13岡田OUT→29森村IN

後半37分

町田 森村のパスに反応した小田がペナルティエリア右でパスを入れるが、DFにブロックされる

後半39分

金沢 11杉浦恭OUT→33杉浦力IN

後半39分

町田 5深津OUT→23酒井IN

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半48分

金沢 藤村にイエローカード

後半50分

試合終了。1-1で引き分けに終わった

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「こうしたハードな日程の中、タフな試合になりましたが、選手たちはハードワークをしてくれました。金沢さんの特徴であるカウンターでの攻撃を抑えることができましたし、今日出せるものを選手たちが出し切ってくれたことに関しては満足しています。選手たちに良くやったと言いたいですね。失点の場面は1つのミスから生まれる形でしたし、ミスは修正しないといけませんが、あの失点シーンは唯一作られた決定機だったとも思っています」

–奥山(政幸)選手が攻撃に絡むようになったことは1つの進歩ですが、何かアドバイスをされたようなことはありますか?
「マサには前でボールを持ったときに攻撃に絡むことは求めてきました。トライを続けたことが形になりました。オーバーラップはスペースやタイミングを感じることが重要ですし、ピッチ内での判断力がモノを言います。ただ単に外を回って数的優位を作るのではなく、インナーラップで相手のゴールに向かって、ボールを受ければすぐにゴールに向かえる状況を作れていました。そういう状況を作り出すことはトレーニングから要求してきたことです。またマサもそれをしっかりと体現してくれたと思っています。彼のトライが実を結んだということで私自身にとってもうれしいゴールとなりました。マサに対してもおめでとうと言いたいですし、ゴールするにあたって、しっかりとそういう状況を作った我々の選手たちにもおめでとうと言いたいと思います」

–安藤(瑞季)選手が後半アディショナルタイムに痛んだように見えましたが、現在分かる範囲での彼の状態はいかがですか?
「怪我ではなく、つってしまったようです。瑞季を交代させることができなかったのは私の判断ミスだったかなと思います。ただあの展開であと2、3回背後を取って欲しかったので、最後に瑞季を残すという選択をしました。ゲームの内容は非常にハイテンポでフェアで良い試合でした。今日のレフェリングも素晴らしかったです。1つのサッカーの指標になるような試合だったと思います」

–森村(昂太)選手を途中出場した際はどんな意図があったのでしょうか?
「試合終了までは点を取りに行くという我々の姿勢は変わりません。勝つために戦うということは考えていることです。前半はボールを持ったときに少し攻め急ぐことが多く、焦りも出て、ボールロストの回数も多かったです。でも面白いもので、疲れの溜まっている後半の方がボールを動かせました。モリを入れることでマイボールのときに落ち着かせたかったですし、マイボールをしっかりと攻撃に繋げたいという意図もありました。彼はフィードをする展開力もミドルシュートも持っていますから、そのあたりも期待して起用しました」

以上

○ツエーゲン金沢:柳下正明監督 会見要旨
「ここ最近の町田さんは攻守ともにスピーディーでアグレッシブで強いなという印象があったチームに対して、勝ち点1を取れたことは悪くはありません。今日に関しては、町田も疲労があったのか、アグレッシブにボールを奪いに行くとか、あるいは奪ったあとのスピード感はそんなになかったので、勝ち点3を取りたかったなと思います。まだまだ判断の悪いプレーや間違った判断をしたことでプレーの精度を落としている部分があるので、それは個人的な部分ですが、改善して精度を上げていきたいです。勝ち点3を取れる段階まで崩し切れなかったなというのが本音です。また中2日でゲームがあるので、コンディションを整えて準備をしていきたいと思います」

以上

▽選手コメント

○奥山政幸選手
–まずは待望のJリーグ初ゴールおめでとうございます。ゴールシーンの振り返りをお願い致します。
「岡田(優希)選手が相手を引き連れることで走るコースを開けてくれました。その中で入り込むスペースが見えて、タイミング良く走ることができましたし、髙江(麗央)選手が良いタイミングでパスをくれました。実はファーを狙っていたのですが、それがうまく相手GKの股を抜く形になりました。5年かけての初ゴール。時間が掛かって恥ずかしい部分もありますが、点を取れたという安心感と先制点だったことの喜びが半分半分ぐらいにありました」

–失点の場面は相手にクロスボールを上げられる形になりました。前半は守備で精彩を欠く部分があったと思いますが、その点はいかがですか?
「失点シーンは特に相手に制限をかけることなく、クロスボールを上げられてしまいましたし、守備に関してもちょっと後手に回るシーンがあったので、それは反省点です」

–ロッカールームに戻ってから、チームメートに何と声を掛けられましたか?
「皆におめでとうと言ってもらえました」

○髙江麗央選手
–奥山選手のゴールをアシストした一連の場面を振り返って下さい。
「ちょっと余裕を持って自分たちでボールを握ることができていた時間帯でした。マサさんとの何回かのパス交換で自分がボールを運ぶスペースができて、その中で最初はシュートを狙って運んだのですが、相手が寄せてきてコースがなくなったので、そのタイミングでマサさんが抜け出したのが見えました。パスがうまく通って良かったなと思います」

–チームの調子が良くなってきた中で、髙江選手からのスルーパスや良い形でのクサビが出るようになってきました。その要因は何でしょうか?
「個人的には縦パスは狙っていましたが、自分が出したいタイミングでその動きに合う形を作れなかったりしていましたし、意思疎通ができていなかったので、これまでは難しかったのです。でも前節の琉球戦のゴールのように、一人がボールを受けに来たり、3人目で受ける形もあってどういう攻撃をしたいか。その共通理解を持ってやれていることが、ゴールにつながっている要因かなと思います。パスを出したいタイミングで動いてくれることでパスを出しやすく、プレーもしやすくなっているので、チームとしての意思疎通が固まってきたことが大きいのかなと思います」

以上