HIGHLIGHT

2020 明治安田生命 J2リーグ

06月27日(土) 18:00 KICK OFF 味の素スタジアム
試合終了
東京ヴェルディ
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
ゴール
90+2' 藤本 寛也
スターティングメンバー
GK 1 柴崎 貴広
DF 2 若狭 大志
DF 6 高橋 祥平
DF 5 平 智広
DF 24 奈良輪 雄太
MF 19 小池 純輝
MF 9 佐藤 優平
MF 25 端戸 仁
MF 36 藤田 譲瑠チマ
MF 11 井出 遥也
FW 20 井上 潮音
ベンチスタート
GK 41 長谷川 洸
MF 7 河野 広貴
MF 8 藤本 寛也
MF 16 福村 貴幸
MF 17 クレビーニョ
MF 18 新井 瑞希
FW 48 山下 諒也
チーム監督
永井 秀樹
選手交代
46*' 井出 遥也 → 藤本 寛也
46*' 小池 純輝 → 山下 諒也
78' 井上 潮音 → 河野 広貴
88' 藤田 譲瑠チマ → クレビーニョ
警告
退場
データ
FK 12
CK 9
PK 1
シュート 5
警告/退場 0 / 0
ゴール
3' 平戸 太貴
スターティングメンバー
GK 1 秋元 陽太
DF 22 小田 逸稀
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 14 吉尾 海夏
MF 10 平戸 太貴
MF 8 ジョン チュングン
FW 16 安藤 瑞季
ベンチスタート
GK 42 福井 光輝
DF 23 酒井 隆介
MF 6 李 漢宰
MF 29 森村 昂太
FW 7 マソビッチ
FW 20 ドリアン バブンスキー
FW 30 中島 裕希
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
83' 吉尾 海夏 → 中島 裕希
90' 深津 康太 → 酒井 隆介
90+2' 髙江 麗央 → 李 漢宰
警告
44' 奥山 政幸
退場
データ
FK 10
CK 3
PK 0
シュート 3
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
0 曇 / 24.1°C / 79% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
大坪 博和 清野 裕介、船橋 昭次 窪田 陽輔
試合終了
東京ヴェルディ
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

再開後初戦となる今節。中断期間で両チームが前節からどのような修正を加えたのか、注目したい

前半0分

味スタには観客はいないものの、会場のスピーカーからは東京Vサポーターの声援が再生されている

前半3分

町田 ゴール!!!平戸がドリブルでペナルティエリア手前の左に持ち上がり、少し右に切れ込んで右足を振り抜く。カーブの掛かったシュートはネット右上を揺らし、さい先よく先制に成功する

前半6分

町田 先制してからも中盤では激しく体を寄せてプレッシングを掛ける

前半7分

声援の再生が途切れたタイミングでは選手やコーチ陣の掛け声、指示などが鮮明に聞き取れる

前半12分

早い時間にスコアが動くタイミングにはなったものの、その後は互いに攻めあぐねる落ち着いた展開となる

前半18分

CKでチャンスを得ると、声援の再生が再開され、東京Vの選手らを後押しする

前半26分

飲水タイムが設けられる。選手らはピッチサイドで水分を補給しながらコーチ陣から追加の指示を受ける

前半33分

町田 先制後はひたすら受け身の展開となるも、4バックの堅固な守備陣や東京Vのパス精度の低さに救われて相手にシュートを許さない。一方の攻撃面では、自陣でボールを奪った後の展開に難を抱え、ハーフウェーライン付近でボールを奪い返される場面が目立つ

前半41分

町田 序盤ほど前線の選手らが深い位置までプレッシングに行く場面は減り、むしろ中盤では相手にボールを持たせている。ハーフウェーラインを越えて自陣に進入されたタイミングで複数の選手が体を寄せる

前半43分

町田 左CKを獲得する

前半44分

町田 キッカーは平戸。右足でインスイングのクロスをファーサイドへ送り込むが、味方には合わせられない

前半44分

町田 奥山にイエローカード

前半46分

アディショナルタイムは2分の表示

前半48分

前半終了。0-1と、アウェイの町田のリードで試合を折り返す

後半0分

東京Vボールでキックオフ、後半開始

後半0分

東京V 19小池OUT→48山下IN

後半0分

東京V 11井出OUT→8藤本IN

後半0分

町田 前半と同じメンバーで挑む。序盤に平戸が挙げた先制弾を最後まで守り抜きたい

後半5分

町田 右CKを獲得する

後半5分

町田 キッカーは平戸。右足でアウトスイングのクロスを送るも、柴崎にクリアされてしまう

後半16分

町田 平戸が平との激しいコンタクトでスパイクが足に入り、大きな声を挙げて倒れ込む。ノーファウルの判定により、プレーは続行されるも、平戸は立ち上がれず。ボールをピッチ外に出して一時的にプレーが中断される

後半17分

町田 平戸は時間をおいてから自力で立ち上がりプレー再開。一方、監督らコーチ陣は激しく声を挙げて判定に抗議する

後半21分

町田 平戸がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前の右から裏を狙った短いスルーパスを送り込む。安藤が反応してペナルティエリア右に走り込むも、ボールはDFにカットされてしまう

後半25分

飲水タイムが設けられる。選手らはピッチサイドで水分を補給しながらコーチ陣から追加の指示を受ける

後半27分

町田 ジョンチュングンがペナルティエリア左で胸トラップから右足を振り抜いてシュートを放つ。これは柴崎の好セーブに遭うも、吉尾がこぼれ球に反応。右足でシュートを放つと、ボールはDFに当たって軌道が変わり、枠の左に外れてしまう

後半31分

町田 積極的なプレッシングから相手の連係ミスを誘う。安藤がボールを奪ってペナルティエリア内でGKと対じするも、DFのカバーなどもあって得点には至らない

後半33分

東京V 20井上OUT→7河野IN

後半38分

町田 14吉尾OUT→30中島IN

後半43分

東京V 36藤田OUT→17クレビーニョIN

後半45分

町田 5深津OUT→23酒井IN

後半46分

アディショナルタイムは5分の表示

後半47分

町田 18高江OUT→6李漢宰IN

後半47分

東京V 藤本が得点

後半51分

試合終了。1-1で引き分けに終わった

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「試合の入りは素晴らしい立ち上がりでした。ゴールシーンに関してはトレーニングを積んできた形です。ただそれ以外の攻撃のシーンに関しては、やってきたことを出せれば良かったですが、今日はそこが足りませんでした。もしかしたら選手たちはゴールシーンがあまりにも美しかったので、もうゴールを取らなくてもいいと思ったのかもしれません。

ゲームプランとしては、相手を呼び込んで相手の背後のスペースをカウンターで突くという形だったのですが、ボールを奪う部分はうまくいったものの、奪ったあとの質が伴わなかったですし、相手にとって危険な攻撃をすることがなかなかできなかった試合です。まだまだ精度や状況判断の部分は成長していかないといけないと感じています。でも90分間を通して、相手にビッグチャンスを作らせなかった。決定的な場面はほとんどなかったことは良かった点だと思います。

そして非常に残念なことは背後のスペースが十分に空いていましたし、良いタイミングで裏のスペースを使うことができれば、もっとゴールシーンが増えたんじゃないかなと思っています。そこをうまく突くことができませんでしたし、質が伴わなかったことは次の試合に向けての修正点になります。

最後の失点の場面は集中力の欠如と言わざるを得ないですし、相手に隙を見せて集中力を欠いてしまったことは残念でした。ただ忘れてはならないことは1-0の場面で安藤のチャンスがありましたが、私たちにも先に追加点を取るチャンスがあったので、そこを先に生かすこと、チャンスを点につなげることが大事だと思います。ただ選手たちは規律を持ってオーガナイズを持ってしっかりと戦ってくれました。その点に関しては満足しています」

–リモートマッチを実際に戦ってみて、サポーターがいないスタジアムで試合をしたことは結果に影響しましたか?
「サポーターの皆さんがいなかったことの影響がなかったと言えばウソになります。ただこういった状況の中でリーグ戦を再開できることは私たちにとって幸せなことだと感じました。医療従事者の方々、Jリーグ関係者の方々、そして日本サッカー協会の方々に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。こういった形での開催が続くわけですが、サポーターの方々がスタジアムで応援できる日はそう遠くないことだと思っています。そのときのことを皆さんも待ち遠しくしていてほしいですし、皆さんの姿は見えませんが、皆さんの応援、期待を背負ってこれからも戦っていくつもりです」

以上

○東京ヴェルディ:永井秀樹監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「出会い頭に失点をしてしまって我々としては想定外のスタートでした。ただ選手たちが自分たちのサッカーをやり通す姿勢を見せてくれました。最後にPKを一つ取れて良かったですね。我々としてはボールを保持してその先が昨年から引き続きトライしていることですが、崩しの精度をもっと高めていきたいと考えています」

–主力である大久保嘉人選手やレアンドロ選手がメンバー外だった理由は?
「コンディションが原因です。なるべく早めに戻ってきてくれればと思います」

–メンバー表ではFW表記の井上潮音選手をボランチで、MF表記の佐藤優平選手を前のポジションで使っていましたが、その意図とは?
「見え方によるかなと思いますが、我々としてはノーマルな形から左サイドを可変する形にしていました。町田さんが4-4-2のブロックを作る組織的な守備をしてくるので、並びの部分に少し手を加えて臨みました。これも見え方ですが、ダブルボランチになるときもありますし、(井上)潮音が偽フリーマンというか、もう一人のフリーマン的な形で使っていました」

以上

▽選手コメント

○水本裕貴選手
–待望のリーグ再開となりました。試合を振り返ってください。
「相手にボールを持たれることは想定している中で、ある程度準備してきたことを表現できたとは思いますが、最後の場面で失点につながってしまったことは残念な思いでいます」

–終盤は足をつる選手が続出する中、ピッチ上ではどんな声を掛け合っていましたか?
「チームの皆で踏ん張って戦えるように、後ろからチームを鼓舞しようとしていました。奪ったボールをもう少し大事に戦うことができれば良かったのかなと思います」

○平戸太貴選手
–見事な先制点でした。ゴールシーンを振り返ってください。
「シュートチャンスがあったらシュートを打とうと考えていました。ジョン(チュングン)がうまく相手を引きつけてくれて、シュートを思い切り振り抜こうと思っている中で、シュートを決められて良かったです」

–いろいろな制限がある中でゴール後のリアクションについて。
「そこまで何か特別なことは考えずに感情のままに動いていました」

–感染予防をする中での試合でしたが、そのことに関しての戸惑いは?
「再開する前のトレーニングマッチでシミュレーションできていましたし、マスクをする、選手同士が距離を取る、そういったことはシミュレーションできていましたから、変に意識することなく再開を迎えることができました。実際の公式戦の中でも戸惑いは特にはなかったです」

以上