天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会

07月03日(水) 19:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 1
0 - 0
1
カターレ富山
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 福井 光輝
DF 27 平尾 壮
DF 14 志村 謄
DF 5 深津 康太
DF 25 佐野 海舟
MF 6 李 漢宰
MF 7 端山 豪
MF 18 岡田 優希
MF 32 戸高 弘貴
FW 8 ジョン チュングン
FW 11 山内 寛史
ベンチスタート
GK 31 渡辺 健太
DF 4 山田 将之
DF 17 下坂 晃城
DF 35 大谷 尚輝
MF 2 奥山 政幸
MF 19 土居 柊太
FW 9 富樫 敬真
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
67' 平尾 壮 → 大谷 尚輝
67' 山内 寛史 → 土居 柊太
78' ジョン チュングン → 富樫 敬真
警告
83' 佐野 海舟
退場
データ
FK 13
CK 12
PK 0
シュート 12
警告/退場 1 / 0
ゴール
22' 佐々木 一輝
スターティングメンバー
GK 21 太田 岳志
DF 2 脇本 晃成
DF 19 柳下 大樹
DF 28 谷奥 健四郎
MF 10 新井 瑞希
MF 13 佐々木 一輝
MF 17 稲葉 修土
MF 25 伊藤 優汰
MF 26 馬渡 隼暉
FW 11 才藤 龍治
FW 27 大谷 駿斗
ベンチスタート
GK 1 榎本 哲也
DF 3 代 健司
MF 6 碓井 鉄平
MF 14 白石 智之
MF 15 ルーカス ダウベルマン
MF 24 前嶋 洋太
FW 8 高橋 駿太
チーム監督
安達 亮
選手交代
57' 馬渡 隼暉 → ルーカス ダウベルマン
69' 佐々木 一輝 → 前嶋 洋太
79' 新井 瑞希 → 白石 智之
警告
退場
データ
FK 8
CK 7
PK 0
シュート 5
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
1,091 曇のち雨 / 25.7°C / 85% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
田中 玲匡 阿部 将茂、加藤 正和 関根 司
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 1
0 - 0
1
カターレ富山
試合経過
前半1分

富山ボールでキックオフ!

前半3分

試合開始から3本のCKを獲得したが、ゴールは奪えなかった。

前半14分

前半の13分と14分、立て続けにCKを獲得したが、ゴールは奪えなかった。

前半17分

ゼルビアの左サイドから、端山のCKは一度相手DFにクリアされたが、ルーズボールを李がシュートするも、相手DFのブロックされた。惜しい!

前半22分

ゼルビア、失点。

左サイドから才藤のクロスボールを佐々木一輝にボレーシュートで叩き込まれてしまう。

前半26分

ゼルビアの左サイド、ジョン・チュングンがカットインから右足でのミドルシュートを放ったが、ゴールの枠を外れた。

前半41分

セカンドボールをよく拾っている李がパスをさばき、チームのリズムを作っている。ゴール前のチャンスをもう少し増やしたい。

前半42分

ボックス内に入った山内が右足シュートを狙うが、ゴールの枠を外れた。

前半45分

前半のアディショナルタイムは1分と表示された。

前半は1-1で終了した。

後半1分

町田ボールで後半キックオフ!

後半2分

ゼルビアの左サイド、ボックス内に入った戸高が右足シュートを狙うが、GK太田に正面でキャッチされた。

後半10分

ゼルビアの右サイドをジョンがドリブルでえぐって、ゴール前にクロスを供給し、山内が合わせたが、ゴールの枠を外れた。

後半11分

ゼルビアの左サイドをドリブルで突破したジョンが右足のシュートを放ったが、GK太田に阻まれた。惜しい!

後半12分

富山が選手交代をする。馬渡に代わって、ルーカスが投入された。

後半22分

ゼルビアが選手交代をする。山内に代わって土居、平尾に代わって、大谷が投入された。土居はFWに、大谷は右SBにそれぞれ入った。

後半24分

富山が選手交代をする。佐々木一輝に代わって、前嶋が投入された。

後半33分

ゼルビアが選手交代をする。ジョンに代わって、富樫が投入された。

後半34分

富山が選手交代をする。新井に代わって、白石が投入された。

後半38分

佐野に警告が出された。

後半45分

後半のアディショナルタイムは5分と表示された。

後半45+5分

ゼルビアは左サイドでCKを獲得したが、相手にクリアされてゴールを奪えなかった。

試合は0−1で終了した。

ご声援、ありがとうございました。

◯試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずは小雨が降るような天候の中、集まっていただいたサポーターに対して、非常に申し訳なく思っています。勝つつもりで準備をしてきましたし、我々のサッカーを表現する上で、必要なものを準備できている選手たちをピッチに送り出しました。ただ試合までの持っていき方を含めて、私の力不足の部分が出てしまいました。

立ち上がりからアグレッシブに戦いながら、相手のゴール前まで行きましたが、セットプレーを含めて、肝心のフィニッシュやクロスが合わずに決め切れませんでした。よくあることですが、流れが一つ相手に傾いたところで、たしか相手にとってのファーストチャンスだったと思いますが、簡単に点を取られてしまいました。そういったことは、リーグ戦でも起きている現象です。そこを含めて、その失点が最後まで重くのしかかる形となりました。

攻守一体で戦うスタイルでやりながら、前に出て行くことを志向している中で、多少の入れ替わりは起きるものですが、しっかりと戻ることで対応できることも多々あったと思います。失点シーンは、エアポケットのようなスローインからの失点になってしまいましたし、ゲームの中で甘さが出てしまいました。

後半にも似たようなスローインの展開からゴール前まで入られる非常に危ないシーンもありましたが、攻守一体のスタイルをやっていく中で、そういう場面をゲームで作られると難しくなります。それをなくすためにも、良いポジションを取ること、準備をすることが大事です。残りのシーズンはリーグ戦だけ、となりましたが、リーグ戦でもそういったことがどれだけできるか。それが今後は必要になってくることかなとあらためて感じています。

なんとか追いつきたいという展開の中で、流れがすべて悪かったというわけではなく、実際に良い時間帯はありましたが、攻守一体のチームスタイルの中で、後半は全体が少し間延びしてしまったことで波状攻撃の形を作れなかったことが、点を取り切れないことにつながりました。ただできた部分、できなかった部分、両方がありますが、今日起きたことは、今後暑さの中での試合や今後のリーグ戦でも起こり得ることですから、リーグ戦に集中する状況になりましたが、この悔しさを今後につなげていきたいと思っています。

今日は普段のリーグ戦でなかなか出場機会が少ない選手たちがこの試合に向けて、思いを持って戦ってくれたことは十分に感じていますし、結果につなげないといけないということは、リーグ戦でも向き合わなければならないことです。次のリーグ戦での山口戦に向けて、しっかりとファイティングポーズを取って、アウェイに乗り込んで行けるように、短い期間にはなりますが、良い準備をしていきたいと思っています。

–選手交代について、あのタイミングで2枚を代えた狙いは?
「もう少し早い時間に交代するかどうか迷いました。追いつこうと戦っている中で、もう一つ前で時間ができないなということを感じながら、前の方のポジションでまず最初に動こうかなと考えていましたが、ジョン チュングンが抜け出してくれたシーンなど、相手の背中を突いて、入っていけるシーンが出てきたので、同じ流れで得点するチャンスが出てくるのかなということで交代を待ちました。ただその後、また流れが落ち着いてきてしまったので、2枚を代える形になりました」

以上

◯カターレ富山:安達亮監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「結果として1-0で勝ち、次のラウンドに進めますし、次は相手がJ1の仙台さんと対戦できることは喜ばしいです。結果には満足しています。町田さんを非常にリスペクトする形でシステムやメンバーも変えて、やり方を徹底して戦いました。選手たちはファイトしてくれましたし、選手たちが一番苦手とする戦い方をしてくる町田さんでしたが、選手たちは90分戦い続けてくれたことは評価できます。

ただ我々が目指すサッカーではなかったので、自分たちのサッカーをもう少しできるようになると、リーグ戦でも結果を残せるようになるのかなと思っていますし、将来がもっと見えてくるのかなと思います。結果に関しては満足しています」

–今日はプレッシャーを掛けてくるのが早い町田さんに対して、いつものつなぐスタイルはできないと、割り切って戦うことを選手たちに求めたということでしょうか?
「町田の試合を少し見て、非常に特徴があるチームでしたので、練習中から落とし込みをしました。本当はボールをもう少し動かしながらサイドを変えてやりたかったのですが、得点シーンは右から左へ展開する形でしたし、それは良かったのかなと思っています。それは狙いどおりでした。ただそういった形が少なかったですね。

あとは奪ったボールを(新井)瑞希と伊藤が大谷のスピードを生かす形を狙っていて、それが一回はあったのですが、その回数が少なかったですし、その回数が多ければパーフェクトだったです。でもやっぱり町田さんも力があるので、思うようにはいきませんでした」

以上

▽選手コメント
○福井光輝選手
–結果は残念でしたが、試合を振り返っていかがですか?
「勝ちたかったことがすべてです。負けたことは悔しいですし、リーグ戦はまだ残っているので、次のリーグ戦の山口戦に向けて、チーム一丸となって戦って、勝ちにいきたいです」

–後半に1対1の場面を阻止しました。あの場面を振り返ってください。
「2点目を取られたらチーム自体も、下を向いてしまう状況でした。その場面でしっかりと反応できたことは良かったですけど、勝ちにつながらなかったので、前半に枠内シュート1本で失点したことを反省して、しっかりと今後の試合の教訓として生かしていきたいです」

○平尾壮選手
–試合は悔しい結果でした。ゼルビアでは初の先発出場となりました。どんな気持ちで臨みましたか?
「普段のリーグ戦で出てないメンバーが出ることになって、全員にとってチャンスでしたし、絶対勝ってやるという気持ちで臨んで負けてしまったことが悔しいですし、もっとできたんじゃないかという思いが強いです」

–今日のプレーの自己分析はいかがでしょうか?
「クロスを上げる場面は少なくなかったです。後半の最初のほうに交代したというのは何かが足りなかったからだと思います。まだ試合のことは整理できていません」

–ホームの野津田でプレーできたことについては、いかがですか?
「最後まで応援ありがとうございました。リーグ戦にはなかなか出られていない選手が出ることも分かっている中で、平日にも関わらず来ていただいたのに、野津田で下位カテゴリーのチームに負けてしまったことを申し訳なく思っています」

○李漢宰選手
–試合の入りは悪くなかったと思いますが、試合を振り返っていかがですか?
「普段のリーグ戦にはなかなか出られていない選手たちの気持ちが全面に出ていましたし、非常に今日の試合に至るまでの準備をしてきた中で試合に挑めましたが、結果に表せなかったことはベテランである僕の責任です。

良い雰囲気がある中でもチームを勝たせられなかったですし、皆の持っている力を100%出し切れなかったです。チームを束ねる意味では僕の責任が大きいです。相手も普段はつないでくるチームですが、アバウトに蹴ってくることも多かったですし、勝つために割り切ったサッカーをやってきました。パワーを使う部分と冷静に戦う部分と、うまく使い分けられなかった印象です」

–李選手、個人としてはどんな思いで試合に臨んだのでしょうか?
「今日にかける思いもありましたし、僕も怪我から復帰していろいろと準備をしてきた中で、今日という試合を、仲間や待ち続けてくれた、応援してくれるサポーターに向けて、恩返しとなる試合をしたかったのですが、一番悔しいことは勝敗うんぬんよりも、準備をしてきた中で100%の力を発揮できませんでした。今日の試合はそれに尽きるのかなと思っています」

–失点場面を振り返ると、もったいない形だったかなと。
「一瞬のスキでしたよね。あのシーンのみならず、どこかで誰かがやってくれるというアバウトな気持ちもありましたし、それが今日の試合で露呈した格好です。誰かがやるんじゃなくて、自分がやるんだということを、僕がチームに植え付ける必要があったのかなと思っています。それを引き出すことができなかった責任は僕にあります」

○端山豪選手
–ゼルビアでは初めての先発出場となりました。どんな気持ちで試合に臨んだのでしょうか?
「ずっと試合に出たい気持ちが強かったので、その気持ちの全てをこの90分にぶつけたいと思っていました」

–立ち上がりからセットプレーのチャンスは多かったです。決め切りたかったですね。
「チャンスがあった中でゴールが入らなかったことは事実です。あれだけ回数があればゴールにつながる仕事をしないといけません」

–後半の絶好機でのシュートは、惜しくもゴールの枠を外れました。
「良いクロスボールが来て、絶好のチャンスだったので、落ち着いて決めないといけませんでした。逆サイドにグラウンダーのシュートを打つコースまで見えていたのですが、自分が振りかぶったときにバランスを崩して、シュートが上に行ってしまいました。残念です」

–この野津田でプレーできたことに関して、いかがでしょうか?
「長い時間、サポーターの皆さんにここ野津田でのプレーを見せられていなかったですし、野津田で勝つ姿を見せたかったです。個人としても、この試合に出たメンバーとしても、勝ちたい試合でしたので、結果が残念です。気持ちを切り替えて、明日から前を向いてやっていきたいです」

以上