HIGHLIGHT

2019 明治安田生命 J2リーグ

03月30日(土) 14:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 0
0
愛媛FC
ゴール
64' 藤井 航大
スターティングメンバー
GK 13 増田 卓也
DF 35 大谷 尚輝
DF 23 酒井 隆介
DF 3 藤井 航大
DF 17 下坂 晃城
MF 2 奥山 政幸
MF 24 ロメロ フランク
MF 18 岡田 優希
MF 32 戸高 弘貴
FW 9 富樫 敬真
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 福井 光輝
DF 5 深津 康太
MF 8 ジョン チュングン
MF 15 井上 裕大
MF 25 佐野 海舟
MF 29 森村 昂太
FW 11 山内 寛史
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
65' 岡田 優希 → ジョン チュングン
79' 富樫 敬真 → 山内 寛史
90+2' 酒井 隆介 → 深津 康太
警告
退場
データ
FK 8
CK 7
PK 0
シュート 7
警告/退場 0 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 岡本 昌弘
DF 2 山﨑 浩介
DF 50 ユトリッチ
DF 4 西岡 大輝
MF 7 近藤 貴司
MF 33 山瀬 功治
MF 16 田中 裕人
MF 10 神谷 優太
MF 6 野澤 英之
MF 39 下川 陽太
FW 19 藤本 佳希
ベンチスタート
GK 31 パク ソンス
DF 3 玉林 睦実
MF 8 長沼 洋一
MF 30 禹 相皓
FW 9 有田 光希
FW 14 吉田 眞紀人
FW 20 河原 和寿
チーム監督
川井 健太
選手交代
63' 山瀬 功治 → 吉田 眞紀人
68' 山﨑 浩介 → 長沼 洋一
73' 藤本 佳希 → 有田 光希
警告
退場
データ
FK 15
CK 4
PK 0
シュート 0
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
3,317 曇 / 12.3°C / 52% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
野田 祐樹 塩津 祐介、塚田 健太 塚越 由貴
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 0
0
愛媛FC
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半1分

町田は富樫が、愛媛は近藤がキャプテンマークを巻く

前半2分

町田 左CKを獲得する

前半3分

町田 キッカーの戸高は左足でアウトスイングのクロスを供給するも、最後はDFにクリアされてしまう

前半4分

町田 ロメロフランクが左から中央へ向かってドリブルで持ち上がり、敵陣中央から思い切ってシュートを放つ。しかし、枠の上に大きく外れてしまう

前半6分

町田 中島が左サイドの敵陣深くから左足でクロスを供給する。これはDFにクリアされるも、こぼれ球に奥山が反応。ペナルティエリア手前の中央から走り込んでダイレクトで合わせるが、大きく枠の上に外れてしまう

前半8分

町田 左サイドの敵陣深くでFKを獲得する

前半8分

町田 ボールサイドに立つのは戸高と岡田

前半8分

町田 キッカーの岡田が右足でインスイングのクロスを供給。しかし、ニアサイドでDFにクリアされてしまう

前半9分

町田 奥山がタイミングよくオーバーラップしてボールを受けると、左サイドの敵陣深くから横パスを送る。ロメロフランクが反応してペナルティエリア左へ進入し、ゴールライン際からクロスを送るも、GKにキャッチされてしまう

前半11分

町田 序盤から敵陣へ攻め込む展開が続くが、ペナルティエリア内で仕事をさせてもらえない

前半14分

町田 富樫がスローインで送り込まれたボールに反応してペナルティエリア左で体を張る。DFからプレッシャーを受けて倒されるも、主審の笛は鳴らない

前半17分

町田 前線からプレッシャーをかけて右サイドの敵陣深くでボールを奪う。戸高がボールを持つと、中島へ預けて中島はペナルティエリア右から左へ横パスを送る。これを受けたロメロフランクがシュートを放つも、大きく枠の上に外れてしまう

前半17分

町田 右CKを獲得する

前半18分

町田 キッカーは岡田。右足でアウトスイングのクロスを送り、藤井が振り向きざまに合わせるが、得点には至らない

前半19分

町田 右CKを獲得する

前半19分

町田 キッカーは岡田。右足でアウトスイングのクロスを送り、ゴール前で藤井がヘディングで合わせるが、枠をとらえ切れない

前半24分

町田 岡田が右からのスルーパスを受け、ペナルティエリア左へ進入。DFと対じするも、切り返して右足でシュートを放つ。しかし、大きく枠の右に外れてしまう

前半27分

町田 素早い攻撃を仕掛ける。富樫が自陣からドリブルで持ち上がって味方にボールを預けてリターンパスを受けると、左サイドの敵陣中央からディフェンスラインの裏を狙ったスルーパスを供給する。これに戸高が反応して抜け出すも、オフサイドの判定

前半30分

町田 富樫が左サイドの敵陣中央の混戦の中から前線へスルーパスを供給。ロメロフランクが反応して左へ流れるも、オフサイドの判定

前半44分

町田 左サイドの敵陣中央でFKを獲得する

前半45分

町田 ボールサイドに立つのは岡田

前半45分

町田 キッカーの岡田が右足でインスイングの絶妙なクロスをゴール前に送り込むも、味方のファウルにより相手のFKに

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

愛媛ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チーム共にハーフタイムでの選手交代はなし

後半2分

町田 富樫がペナルティエリア手前の中央でボールをうまくコントロール。鋭い切り返しでDFをはがしてコースを作ると、右足を振り抜いてシュートを放つ。しかし、GKにキャッチされてしまう

後半6分

町田 左サイドの敵陣深くの狭いスペースでうまく連係してボールをつなげる。最後はゴールライン際で下坂がボールを持つも、ボールコントロールがうまくいかず、ボールはゴールラインを割ってしまう

後半9分

町田 奥山がこぼれ球に反応してペナルティエリア右へ進入。ゴールライン際から右足でクロスを供給するが、精度を欠いてボールはファーサイドに流れてしまう

後半12分

町田 自陣からのロングフィードに富樫が反応。ボールを猛追するも、DFの対応に遭ってしまう

後半18分

愛媛 33山瀬OUT→14吉田IN

後半19分

町田 右CKを獲得する

後半19分

町田 ゴール!!!キッカーは岡田。右足でアウトスイングのクロスを送ると、ペナルティエリア中央で藤井が打点の高いヘディングで見事に合わせ、先制に成功する

後半20分

町田 18岡田OUT→8ジョンチュングンIN

後半21分

町田 交代出場のジョンチュングンは右サイドハーフに入り、戸高が左に入る

後半22分

町田 富樫の左サイドの敵陣深くでの粘りから左CKを獲得する

後半22分

町田 キッカーの戸高が右足でインスイングのクロスをファーサイドに送るも、味方はシュートまで持ち込めない

後半23分

愛媛 2山崎OUT→8長沼IN

後半25分

町田 ジョンチュングンが浮き球のパスに反応してペナルティエリア右へ進入。ゴールライン際から右足で低いマイナスのクロスを供給するも、富樫はわずかに合わせられない

後半28分

町田 下坂がDFとの接触でピッチに倒れ込み、一時的にプレーが中断

後半28分

町田 下坂はファウルではないかと主審に抗議するも、ノーファウルの判定

後半28分

愛媛 19藤本OUT→9有田IN

後半30分

町田 敵陣中央でFKを獲得する

後半30分

町田 ボールサイドに立つのは戸高

後半30分

町田 キッカーの戸高は右足でゴールに向かっていくボールを送り込む。ニアサイドで大谷がヘディングでつなげるが、これに反応できる味方はおらず、ボールはゴールラインを割ってしまう

後半33分

町田 富樫が足をつってピッチに倒れ込む。自力では立ち上がれず、プレーが途切れるのを待つ

後半34分

町田 9富樫OUT→11山内IN

後半38分

町田 左CKを獲得する

後半38分

町田 キッカーは戸高。右足でインスイングのクロスを送り、ニアサイドに山内が走り込むが、味方にはつなげられない

後半39分

町田 敵陣浅い位置からのロングフィードに中島が反応。ペナルティエリア左でうまくボールをコントロールしてシュートを放つが、DFにブロックされて左CKを獲得する

後半40分

町田 キッカーは戸高。右足でインスイングのクロスを送るも、味方には合わない

後半46分

アディショナルタイムは3分の表示

後半47分

町田 23酒井OUT→5深津IN

後半49分

試合終了。1-0でホームの町田が勝利

○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「桜が咲いた季節ではありますが、少し花冷えのする気候の中、たくさんの方々がスタジアムにお越しくださいました。その中でタフなゲームを勝ち切れたことは、応援してくれる皆さんのエネルギーが大きかったと思っています。ゲームが始まる前に、(富樫)敬真が前回のホーム山形戦で我々らしくなく敗れた0−3のゲームをしていたことに関して、それでも今日集まってくれた方々にしっかりとした戦いを見せようと、選手たちだけで声を出して試合に入ってくれました。我々を信じて集まってくださる方々に感謝するとともに、その期待に応えられるように準備をしていきたいと思っています。

試合に関しては立ち上がりからパワーを持って、前から戦う姿を見せてくれました。ただ前半の立ち上がりや後半のスタートを含めて、いくつかチャンスがあった中でゴールに至らず、そうした展開は開幕戦に近いぞということをハーフタイムで話させていただきました。その中でセットプレーから1点をもぎ取ってくれました。キッカーの岡田は毎回ではないですが、キッカーとして試行錯誤する中で非常に良いボールを蹴ってくれました。(藤井)航大にとって、一番シュートを打ちやすいキックの軌道だったと思います。実際に決め切った航大も素晴らしかったです。

終盤は足をつる選手も出るような状況の中、我々はハードワークをした上でいかに勝ちにつなげていくか、というチームですので、選手たちはその両方をやり切ってくれました。今後は連戦になるため、リカバリーが大事になりますが、しっかりとアウェイの地で、新潟でファイティングポーズを取れるように準備をしていきたいと思います」

–いろいろな選択肢がある中で今日の先発メンバーは前節と同じメンバーでした。同じメンバーを送り出した背景を聞かせてください。
「先週のゲーム(鹿児島戦)ももちろんそうですし、今週の準備でも非常に良い流れが実際のトレーニングの中で出ていたと感じています。そういったことはもちろん出ている選手だけではなく、今日ベンチだった選手、そしてベンチに入らなかった選手も含めて、良いトレーニングができていました。良い競争の中で同じメンバーを送り出す形になりましたが、まずその流れを一つ作った彼らに託したという部分も当然ありますし、その中で実際に誰かが代わっても、大きく崩れることはないと思いましたが、そういう意味では彼らに当然、期待する部分があるので、ピッチに立ってもらいました」

–開幕からGKは増田選手を起用されていますが、最初の頃は少し最終ラインと合っていないなと思う部分がありました。今日はかなり安定していたと思いますが、彼とディフェンスラインの関係性は、監督からご覧になっていかがですか?
「ご存知の通りと言いますか、非常に勉強熱心というか、吸収しようという気持ちの強い選手ですので、そういう意味では本当に日々成長していると感じています。その背後へのボールやキックもそうですし、1試合ごとにそういったことの良さは出してくれています。特に今日は非常に長いボールを使ってくることが相手は多かったですが、そういう場面でもトライするというマインドを含めて、非常に前向きにやってくれることが結果につながっていると思います。もちろん、たくさん失点をしてしまったというゲームもありましたが、実際に勝ちになったゲームはクリーンシートで勝っているため、メンタル面の安定も含めて、非常にそういったことが今、良い方向に向いているのではないかと思っています」

以上

○愛媛FC:川井健太監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「0−1という結果の敗戦を残念に思いますし、愛媛からファン・サポーターの方々に来ていただいた中で勝ち点を取れなかったことは非常に残念です。試合の内容に関しても、恐らくやられる形はこうなるであろうという一番の形であるセットプレーでやられました。警戒をしていても、なかなか防ぎようがなかった部分と防げる部分はあったと思いますが、最終的には力負けだったかなと思っています」

–前線にボールを運ぶ形で立ち上がりから苦労して、相手の対策がハマっていた印象です。最近の試合を見ていても、特徴を分析されている上で特徴を消されていると思われます。そのあたりの印象はいかがですか?
「プレッシングに対して、苦しめられたことは事実ですが、町田さんが何か対策をしてきてことに関してはあまり感じていません。町田さんのやり方を貫き通す中で圧力に負けたということです。恐らく対策どうこうではなく、町田さんのアグレッシブなスタイルや気持ちの部分が我々を苦しめました。ピッチの外から見ていて、空くなというスペースは空いていました。そのスペースにボールを運べなかったことが我々の課題です」

以上

▽選手コメント
○藤井航大選手
–素晴らしい決勝点でした。ゴールシーンの喜びを聞かせてください。
「前半にも決められるシーンがあったので、それを決めなければいけないのは反省点です。良い形でマークをはがせた上でしっかりと決め切ることができてうれしいです」

–2試合連続先発できたことに関しての気持ちはいかがですか?
「毎試合、良い準備をしているだけで、その中で起用してもらっています。この連戦の中でまた監督が起用する選手を選ぶので、その中に入れるように準備をするだけです」

–チーム全体の守備という意味では相手のシュートを0本に封じました。
「チーム全体としても、スライドも声を掛け合ってできましたし、試合中に問題点になりそうな場面がいくつかありましたが、最終ラインの選手とボランチの奥山選手などと話し合いながら守備の問題点を改善できたと思います」

○岡田優希選手
–アシストをした感想を聞かせてください。
「CKから直接のアシストをできたのは、初めてなのでうれしいです。横からゴールネットが揺れるシーンを見ると、あんな揺れ方をするんだなと思いました」

–アシストおめでとうございます。キックはかなり練習していたということでしょうか?
「いろいろなキックを練習していました。アシストにつながったCKだけではなく、シュートやドリブルをしながらのフィニッシュなどいろいろな形でのキックを練習していて、その一環の中にCKがありました」

–今回のアシストはうまくボールを合わせる形でした。あのキックはもともと蹴っていましたか?
「早稲田大学時代の最後の4年の時には、名古屋の相馬勇紀選手がだいたいキッカーだったのですが、彼が居なくて僕が蹴るということはありました。自分の幅を広げるためにも必要な機会だと思っていましたし、任せていただいているからには、さらに自分の成長のチャンスにしようと思っていました。少しずつ少しずつ、自分のものにしていくことでチームのためにもなると思ってやっています」

○ジョン チュングン選手
–今日の途中出場がホームデビュー戦となりました。感想はいかがですか?
「25分近く試合に出られてうれしいですし、その上でチームも勝ちましたから、なおさらうれしいです」

–後半に富樫敬真選手のシュートチャンスを生み出した場面は自分の得意な形でしたね。
「裏に抜ける形は自分の特徴ですし、それを出せた場面かなと思います。(中島)裕希さんが見てくれて、良いパスを出してくれましたし、ゴール前にも富樫さんの動きをよく見て、グラウンダーのパスを選択しました。その中で良いチャンスを作れました」

–今後は連戦になります。連戦に向けて一言、お願いします。
「今は2連勝で、次の新潟戦、甲府戦と連戦が続くので、みんなで良い準備をして試合に臨みたいです」

以上