2018 明治安田生命 J2リーグ
10月21日(日) 16:00 KICK OFF シティライトスタジアムゴール | |
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34' | 武田 将平 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 13 | 金山 隼樹 |
DF | 5 | 増田 繁人 |
DF | 4 | 濱田 水輝 |
DF | 6 | 喜山 康平 |
MF | 2 | 澤口 雅彦 |
MF | 8 | 塚川 孝輝 |
MF | 14 | 上田 康太 |
MF | 25 | 武田 将平 |
FW | 19 | 仲間 隼斗 |
FW | 24 | 赤嶺 真吾 |
FW | 11 | 三村 真 |
ベンチスタート | ||
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GK | 22 | 一森 純 |
DF | 27 | チェ ジョンウォン |
MF | 15 | 末吉 隼也 |
MF | 17 | 関戸 健二 |
MF | 10 | 大竹 洋平 |
FW | 18 | 齊藤 和樹 |
FW | 37 | ジョン チュングン |
チーム監督 | 長澤 徹 |
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選手交代 | |
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70' | 仲間 隼斗 → 齊藤 和樹 |
87' | 上田 康太 → 末吉 隼也 |
90+5' | 赤嶺 真吾 → ジョン チュングン |
警告 | |
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90+4' | 齊藤 和樹 |
退場 |
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データ | |
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FK | 16 |
CK | 2 |
PK | 0 |
シュート | 5 |
警告/退場 | 1 / 0 |
ゴール |
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スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 福井 光輝 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 23 | 酒井 隆介 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 8 | 平戸 太貴 |
MF | 10 | 土岐田 洸平 |
MF | 19 | 土居 柊太 |
MF | 11 | 中村 祐也 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
ベンチスタート | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
MF | 7 | 杉森 考起 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 18 | 山内 寛史 |
MF | 24 | ロメロ フランク |
FW | 20 | ドリアン バブンスキー |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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56' | 鈴木 孝司 → ドリアン バブンスキー |
62' | 土岐田 洸平 → ロメロ フランク |
78' | 中村 祐也 → 杉森 考起 |
警告 | |
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45' | 中島 裕希 |
45+3' | 大谷 尚輝 |
90+2' | 深津 康太 |
退場 |
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データ | |
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FK | 22 |
CK | 12 |
PK | 0 |
シュート | 16 |
警告/退場 | 3 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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8,094 | 晴 / 20.6°C / 41% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
今村 義朗 | 松井 健太郎、若槻 直輝 | 小曽根 潮 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 岡山は喜山が、町田は深津がそれぞれキャプテンマークを巻く |
前半0分 | 町田 大分、山口と、リーグ屈指の攻撃力を誇る両者に連勝を収め、今節開始時点で1試合未消化ながら首位と勝点1差にまで詰め寄った。今節は他会場で松本が引き分けたが、この一戦で勝利して暫定首位に立てるか。ロメロフランクや杉森など、日替わりでヒーローが登場している中、27節以降得点がない鈴木の爆発に期待だ |
前半2分 | 町田 ルーズボールの奪い合いが続く中、中村が敵陣中央でボールを収めると、すかさず右足を一せん。強烈なドライブがかかったシュートを放つが、惜しくもクロスバーにはね返されてしまう |
前半4分 | 町田 味方のスローインを中村がペナルティエリア左で受ける。右足でのファーストタッチで高く浮かせた後に、左足を振り抜いてシュートを放つ。しかし、金山にセーブされてしまう |
前半7分 | 町田 左サイドに流れたボールを中島が収め、ドリブルで縦に持ち上がる。左サイドの敵陣深くまで持ち込んでマイナスのクロスを送ると、ワンバウンドしたボールに鈴木が反応。ペナルティアーク内で豪快なボレーシュートを放つも、DFの背に当たってしまう |
前半9分 | 町田 右からのCKを獲得する。キッカーの平戸が低い弾道のクロスを入れ、ニアサイドに入り込んだ深津が足下でフリック。だが、つながらずにDFにクリアされてしまう |
前半10分 | 町田 平戸が力強いキープを見せた後に、反転してドリブルを仕掛ける。DFに対応されてしまうも、右からのCKを獲得 |
前半11分 | 町田 キッカーの平戸はショートコーナーを選択。味方からのリターンを受け、ペナルティエリア右隅付近からクロスを入れる。大谷が頭で落とし、奪い合いからこぼれたボールに土岐田が反応してシュートを放つ。だが、枠を大きく外してしまう |
前半12分 | 町田 鈴木が塚川からスライディングでの激しいチャージを受け、ピッチに倒れ込む。プレーは一時中断される |
前半13分 | 鈴木は立ち上がり、プレーが再開される。また、治療を終えた仲間も問題なくピッチに戻っている |
前半15分 | 町田 ペナルティエリア左隅付近でFKを獲得する。キッカーは平戸。クロスを入れ、中島の頭上を抜けたボールに中村が反応してヘディングシュートを放つ。しかし、DFに当たって枠を外れ、右からのCKを獲得 |
前半16分 | 町田 キッカーの平戸がクロスを送るも、赤嶺に頭でクリアされる。セカンドボールに奥山が反応し、敵陣中央まで駆け上がってダイレクトで右足を振り抜く。だが、アウト回転の掛かったシュートは枠の右に外れてしまう |
前半18分 | 町田 鈴木が右サイドで力強い仕掛けを見せる。喜山の激しい対応に遭うが、これがファウルと判定され、右サイドの敵陣中央でFKを獲得 |
前半19分 | 町田 キッカーの平戸がクロスを入れるも、喜山にはね返されてしまう。こぼれ球を鈴木がペナルティエリア左で収め、ワントラップから右足でクロスを入れるが、赤嶺にクリアされてフィニッシュにはつながらない |
前半25分 | 町田 ハイボールに反応し、敵陣で濱田と激しく競り合った大谷が足を押さえる。顔をゆがめて痛がる様子を見せたが、問題なくプレーを続行 |
前半26分 | 町田 右からのCKを獲得。キッカーの平戸がアウトスイングの低く鋭いクロスを蹴るが、濱田に飛び込むようにして頭でクリアされてしまう |
前半27分 | 町田 大谷が左足のスパイクを破損し、ピッチ外に出て新しいスパイクと履き替える様子が確認される。この間、町田は10人でのプレーとなる |
前半29分 | 町田 プレーが途切れた際に大谷はピッチに戻る |
前半34分 | 岡山 武田将が得点 |
前半39分 | 町田 左からのCKを獲得。キッカーの平戸がインスイングのクロスを上げるも、金山にパンチングではじき出される。こぼれ球に土居が反応して頭で落とすが、相手に拾われてしまう |
前半45分 | 町田 中島にイエローカード |
前半45分 | 町田 敵陣浅い位置でフィードを出そうとした澤口に対し、猛然とプレスを掛ける中島。だが、勢いのままにボールを蹴った後の澤口を倒してしまい、警告を提示される |
前半46分 | アディショナルタイムは2分の表示 |
前半47分 | 町田 中島が巧みにロングフィードを収めて相手に当て、右からのCKを獲得 |
前半47分 | 町田 キッカーの平戸がクロスを蹴り込むが、競り合いの中で味方はうまく合わせられず。こぼれ球を土岐田がペナルティエリア手前で拾うも、すぐさまDFに奪われてしまう |
前半48分 | 町田 大谷にイエローカード |
前半48分 | 町田 大谷が相手の素早いリスタートを妨害。このプレーが警告の対象となる |
前半48分 | 前半終了。1-0と、ホームの岡山のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 岡山ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 互いにハーフタイムでの選手交代は行わず |
後半3分 | 町田 左CKを獲得する。キッカーの平戸は、これまでとは異なる直線的なクロスを送るが、DFに頭でクリアされてしまう。セカンドボールを回収して攻撃を続行し、土岐田が右サイドの敵陣中央からクロスを供給。DFにはね返されたボールに土居が反応してシュートを放つも、うまくミートできない |
後半5分 | 町田 味方の落としを拾った土岐田が敵陣中央からディフェンスラインの裏を狙い、鋭いフィードを通す。これに反応した中島が抜け出すが、喜山との競り合いの中でピッチに倒れ込んでしまう。中島はファウルをアピールするも、認められずに不服をあらわにする |
後半10分 | 町田 最初の交代カード。ドリアンバブンスキーがベンチでホワイトボードを用いた指示を受けている |
後半11分 | 町田 9鈴木OUT→20ドリアンバブンスキーIN |
後半12分 | 町田 平戸がペナルティエリア手前で味方の落としを受けると、キックフェイントを挟んだ後に左方向にスライドし、対応した武田将を置き去りに。そのまま左足を一せんするが、美しい弧を描いたミドルシュートはクロスバーに嫌われてしまう |
後半14分 | 町田 中村が鮮やかに裏を取り、ペナルティエリア左に進入。ゴールライン際まで持ち込んだ後にマイナスのグラウンダーで折り返すが、ドリアンバブンスキーの手前で金山に阻まれてしまい、左からのCKを獲得する |
後半15分 | 町田 キッカーの平戸が右足で高い弾道のクロスを上げるも、飛び上がった金山にキャッチされてしまう |
後半17分 | 町田 10土岐田OUT→24ロメロフランクIN |
後半18分 | 町田 前々節で2ゴールをマークしたロメロフランクが投入され、平戸と縦関係を形成している |
後半20分 | 町田 右サイドに流れたクロスを大谷が収めて攻撃を続行。ドリアンバブンスキーを経由して平戸に渡り、平戸は縦パスを打ち込む。受けたドリアンバブンスキーの仕掛けは阻まれてしまうが、すかさず奪い返し、最後は大谷がシュートを放つ。しかし、DFに当たって右CKを獲得。町田の選手はハンドを主張するも、認められない |
後半21分 | 町田 キッカーの平戸がクロスを入れ、ニアサイドで飛び上がった深津が頭でフリック。ファーサイドで混戦となり、最後は中島がゴールに背を向けたまま足裏を使ったシュートを放つが、DFに当たって左からのCKを獲得する |
後半22分 | 町田 キッカーは再び平戸。クロスを供給するも、濱田にはね返されてしまう |
後半25分 | 町田 左サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーの平戸はロメロフランクに預けて変化を付け、リターンを受けてクロスを蹴り込む。だが、DFにはね返されてしまう。こぼれ球に反応した土居がミドルシュートを放つも、得点にはならない |
後半25分 | 岡山 19仲間OUT→18齊藤IN |
後半28分 | 町田 ロメロフランクが味方のスルーパスに反応して抜け出し、左サイドの敵陣深くから濱田の股を抜いて中央に送る。ニアサイドに駆け込んだ土居が収め、マイナスのグラウンダーで折り返すも、増田に当たってしまう |
後半33分 | 町田 11中村OUT→7杉森IN |
後半34分 | 町田 中島が後ろ向きで味方の縦パスを受け、素早く反転してスルーパスを供給。飛び出したロメロフランクが持ち上がってペナルティエリア右まで進入し、グラウンダーのクロスを送る。だが、ゴール前に滑り込んだ杉森は惜しくも合わせられず |
後半36分 | 町田 敵陣中央でFKを獲得する。キッカーは平戸。右足で直接狙うが、壁を越えて縦に鋭く落ちたボールは金山に右手一本で阻まれてしまう |
後半39分 | 町田 土居がドリアンバブンスキーからのパスを受け、ペナルティエリア手前の中央にカットイン。ロメロフランクにつなぐと、ロメロフランクはペナルティエリア中央に持ち出した後にトーキックで意表を突いたシュートを放つ。だが、クロスバーを越えてしまう |
後半42分 | 岡山 14上田OUT→15末吉IN |
後半45分 | 町田 左からのCKを獲得。キッカーの平戸がゴール方向に向けて強烈に曲がるクロスを蹴るも、飛び上がった味方の頭上を越えてしまう |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半46分 | 町田 ロメロフランクがペナルティエリア左で体を張ってボールを収め、奥山につなぐ。奥山からのパスを受けた中島がゴール前を目掛けて速いグラウンダーのボールを蹴り込むが、誰にも合わずにゴールラインを割ってしまう |
後半47分 | 町田 深津にイエローカード |
後半47分 | 町田 ハイボールをめぐる競り合いの中で、深津が齊藤に対して背後から激しく当たってしまう。齊藤はピッチに倒れ込み、深津は警告を提示される |
後半49分 | 岡山 齊藤にイエローカード |
後半50分 | 岡山 24赤嶺OUT→37ジョンチュングンIN |
後半51分 | 試合終了。1-0でホームの岡山が勝利 |
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○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「遠く岡山まで我々のために、たくさんの方に来ていただきました。一緒に勝利を喜びたかったのですが、残念ながら喜ぶことができませんでした。ただ選手たちは本当に最後まで頑張ってくれているという中で一緒に喜べないことは非常に申し訳ないなと思っています。でもこの戦いの場に足を運んでいただいた皆さんに、まずはありがとうございましたとお伝えしたいと思います。
総じて言ってしまうと本当に徹底した岡山さんに負けてしまったということに尽きるかなと思っています。岡山さんの徹底することを上回り切れませんでした。もう少し策であったり、ピッチ上の選手たちにいろいろなことを授けてあげられれば良かったと思います。ただ最初にもお話ししたとおり、本当に選手たちは連戦という、ただでさえも相手よりもキツいスケジュール、コンディションの中で100%、120%の戦いをしてくれたと思っています。この試合を勝ちにしてあげられなかったのは、私自身にとっても悔しい試合となりました。
ただ、選手たちと一番上を見ようと言っている中で、やはりそういったことを上回る何かを掴まないと、そういった景色にたどり着かないのは事実であると思います。次もまたアウェイが2つ入る連戦になるのですが、しっかりと準備をもう1度毎試合、勝ちに向かって100%、120%ファイトする、そういうチームを作っていきたいなと思っています」
–後半のわりと早い段階でドリアン バブンスキー選手やロメロ フランク選手を投入したと思います。あの時間帯での選手交代をすることで期待していたチームの化学反応は、どんなことだったのでしょうか?
「先ほども言いましたが、徹底した相手から点を取る部分が足りていなかったですし、追いかける立場ですから点を取らないといけないシチュエーションでしたので、やはりパワーのある選手が必要でした。そういう意味でドリアンにも、前でポイントになることを求めていました。
またもう1つは、やはり相手が引いたあとにゴール前を固めてくることはわかっていたという中で言えば、上のボールを競り合うということも含めて、彼には期待していました。そしてフランクにしても、ここ最近は非常に良いプレーをしてくれていたため、前線でポイントを作って、そこからフィニッシュに入っていく形を期待していました。
彼らは実際に期待していたような仕事をしてくれたと思いますし、彼らだけの話ではなく、チームとして足りなかったことになりますが、最後に点を取り切るという部分でもう一歩が足りませんでした。最後に点を取り切るという部分は、またみんなでやっていくしかないかなと思っています」
以上
○ファジアーノ岡山:長澤徹監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「町田さんとやる時はいつもこのようなゲームになります。また町田さんに関しては話題も大きいですし、本当に確実に勝ち点を積み上げていって上位に立っているチームです。特別な状況下にもかかわらず、相馬監督が選手を焚き付けてやっていることを含めて、非常に強力なチームだと思っていました。
町田さんは特殊なチームです。ボールの動かし方は、深い位置からウチのワイドの後ろのスペースに出すボールが、1試合40本近くになるので、それに対するボールのコースへの対処と、その後のセカンドボールが非常に大事ですし、そういった戦い方が非常に整理されているチームなので、一瞬の人の移動で負けないようにという意図で、中盤を3枚にしてゲームを進めました。
その点に関してはほぼ毎試合そうなのですが、そういうゲームプランに関しては非常にきちんとやってくれる選手たちですし、そういった部分を押さえながら、勝負の一瞬はまた別のところでやってくるものです。そういう意味では2トップの(赤嶺)真吾と(仲間)隼斗で彼らのディフェンスを外して、長い距離を走っていった(武田)将平が決めたというゴールシーンは、自分たちがリスクを冒して出ていくという意味で非常に良い得点だったと思います。
そこから先の部分はずっと課題ではあるのですが、2つ目のゴールを取る手前で、少しプレーの精度が落ちることがあるので、そのあたりのできていることとできていないことは、謙虚に見直して、残り4試合を戦っていきたいと思います」
–右のセンターバックに増田繁人選手を起用した理由と後半の途中からアンカーの位置を上田康太選手から塚川孝輝選手に変えた理由を教えてください。
「町田が特殊なボールを配給してくるので、チームの戦術を遂行する前にそのボールを弾き返さないといけないため、増田を使いました。また増田は町田のFWの動きもある程度、熟知しているので先手を取れるだろうということで増田を起用しました。
(塚川)孝輝の話はああいう性格なので、少し前がかりになって点を取りに行き始めたので、それによって体力のマネジメントをする上でも、中央にドッシリと構えて最後までこぼれ球のボールに参加して欲しいですが、彼は言っても言うことを聞かないタイプなので、ポジションで固定して、(上田)康太はいつまでも走り続けられる選手であるため、康太に外に出てもらいました。少しバランスを中で修正するために、選手交代をするのではなくて、二人の立ち位置を変えました」
以上
▽選手コメント
○土居柊太選手
–今日の試合は悔しい敗戦ですが、この3連戦はすべて90分フル出場でした。
「自分の中では最後の試合で勝ちたかったです。3連勝で連戦を終えることができなかったので、単純に悔しいですね。ただ90分をフルで戦えたことは自信になりました」
–馬力のある突破や、相手を見て剥がすプレーなど、この3連戦の中でも冷静に状況判断をできていた印象です。
「落ち着いてできましたし、相手を見てプレーできたと思います。優勝争いをしている中でやってやろうという気持ちと冷静な判断をできていました」
–後半に惜しいヘディングシュートの場面もありましたね。
「あの場面は決めたかったですね」
–相手の守備はやはり堅かったですか?
「ただゴール前に持ち込むことができただけにあとは足を振り抜くとか、ミドルシュートを打ち切ることが必要でした。セットプレーも多かったですから、1本は決めたかったです」
○ロメロ フランク選手
–結果は悔しい敗戦でした。後半からの途中出場になりましたが、振り返っていかがですか?
「自分自身も点を取りたかったのですが、相手の守備が堅くて、点を取ることができずに残念です」
–一つ、惜しいシュートシーンもありました。
「タイミングは良かったのですが、シュートが浮いてしまったので、せめて枠には入れたかったです。あの場面はチャンスだっただけに悔しいですね」
–相手のディフェンスはどうでしたか?
「相手の寄せも早かったですし、ターンすることも難しかったです。3連戦でコンディション的には厳しかったですが、気持ちを切り替えて、また3連戦があるので、勝てるようにやっていきたいです」
–次は古巣の新潟戦となります。
「新潟は調子が良いみたいですが、倒したいですね、相手は勢いに乗っていると思いますが、勝てるように準備をしていきたいです」
○中島裕希選手
–やや角度がない難しい場面でしたが、終了間際に惜しいシュートシーンがありました。
「いや、でも決めなければいけないですね。勝ち点1でも持ち帰りたかったですから。ここから終盤にかけてはもっとパワーをかけてやっていきたいです。試合の入りは本当に良かったですから、点を取らないと勝てません。僕らが連戦で相手は1週間空くコンディションの違いはありましたが、相手よりもチャンスがあっただけに、あとは決め切る最後の部分が足りませんでした」
–悔しい無得点ではありましたが、相手の守備の印象はいかがでしたか?
「最後の場面で体を張ってきましたし、すごく堅かったです。僕たちが脇を狙っているぶん、相手のラインが下がるスピードは速かったですが、深く行ってから、バイタルエリアを突くなど、相手が嫌がることをもっとやれれば、もう少しチャンスが作れたと思います」
–相手のラインが下がるのが早いぶん、ミドルシュートを打てるチャンスがありました。
「ミドルシュートのチャンスがある中でしっかりと決め切ることがこの終盤戦ではすごく大事なことですし、前半に攻め込んでいたので、そこで点を取れれば展開は変わったと思います」
以上