2018 明治安田生命 J2リーグ
10月07日(日) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場ゴール |
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スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 福井 光輝 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 23 | 酒井 隆介 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 8 | 平戸 太貴 |
MF | 10 | 土岐田 洸平 |
MF | 14 | 吉濱 遼平 |
MF | 11 | 中村 祐也 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
ベンチスタート | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
DF | 25 | 小島 雅也 |
MF | 6 | 李 漢宰 |
MF | 7 | 杉森 考起 |
MF | 18 | 山内 寛史 |
MF | 19 | 土居 柊太 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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70' | 中村 祐也 → 土居 柊太 |
70' | 吉濱 遼平 → 山内 寛史 |
88' | 中島 裕希 → 杉森 考起 |
警告 | |
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28' | 酒井 隆介 |
38' | 大谷 尚輝 |
退場 |
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データ | |
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FK | 19 |
CK | 2 |
PK | 0 |
シュート | 4 |
警告/退場 | 2 / 0 |
ゴール |
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スターティングメンバー | ||
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GK | 21 | 櫛引 政敏 |
DF | 33 | 西村 竜馬 |
DF | 3 | 栗山 直樹 |
DF | 19 | 松本 怜大 |
MF | 6 | 山田 拓巳 |
MF | 17 | 中村 駿 |
MF | 20 | 安西 海斗 |
MF | 24 | 古部 健太 |
FW | 8 | アルヴァロ ロドリゲス |
FW | 11 | 阪野 豊史 |
FW | 18 | 南 秀仁 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 児玉 剛 |
DF | 23 | 熊本 雄太 |
MF | 7 | 松岡 亮輔 |
MF | 25 | 汰木 康也 |
MF | 42 | 楠神 順平 |
FW | 39 | 中山 仁斗 |
FW | 50 | ブルーノ ロペス |
チーム監督 | 木山 隆之 |
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選手交代 | |
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64' | 古部 健太 → 汰木 康也 |
70' | 阪野 豊史 → ブルーノ ロペス |
81' | 安西 海斗 → 中山 仁斗 |
警告 | |
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69' | 栗山 直樹 |
退場 |
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データ | |
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FK | 21 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 6 |
警告/退場 | 1 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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5,563 | 晴 / 28.6°C / 47% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
飯田 淳平 | 関谷 宣貴、金次 雄之介 | 赤阪 修 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田は深津、山形は山田がキャプテンマークを巻く |
前半4分 | 町田 鈴木が右サイドに流れてボールをキープし、ペナルティエリア右脇から右足でグラウンダーのクロスを上げる。中島が反応してニアサイドからダイレクトで右足を振り抜くが、正面のDFにブロックされてしまう |
前半5分 | 町田 吉濱が右サイドの敵陣中央でルーズボールを拾い、軽快なドリブルでペナルティエリア右に進入。吉濱はキックフェイントを交えつつ深い位置まで入り込み、チップキックでクロスを供給。だが、味方は反応できず、ボールは逆サイドに流れてしまう |
前半9分 | 町田 ドリブルを仕掛けるアルヴァロロドリゲスの足を踏んでしまった土岐田。ファウルの判定となり、主審からは注意が与えられる |
前半14分 | 町田 敵陣中央の右からのFKを得て、キッカーは平戸が務める。速い浮き球をペナルティエリア内へ蹴り入れるも、DFに頭ではね返されてしまう |
前半15分 | 町田 左サイドの敵陣深くからのスローインを得て、ボールの近くにいた鈴木がすぐに投げ入れる。受けた平戸がペナルティエリア左脇から右足で低いクロスを上げると、ニアサイドに飛び込んだ吉濱がワントラップから左足を振り抜く。しかし、最後まで粘り強くマークについた古部にブロックされてしまう |
前半17分 | 町田 左サイドの敵陣深くでスローインを得て、ボールを持った奥山は中村に渡す。中村はDFを背負ってボールキープを試みるが、ゴールラインを割ってしまう |
前半19分 | 町田 左サイドからペナルティエリア左へ浮き球が送られると、中島が反応してダイアゴナルランで収める。いったんペナルティエリア左脇に逃れた中島はグラウンダーのクロスを左足で送るが、味方には通らない |
前半22分 | 町田 中島が左サイドを突破し、コーナーフラッグ付近から大きく腰をひねってクロスを上げる。ファーサイドに飛び込んだ吉濱が後ろに下がりながらヘディングシュートを放つも、枠をとらえられない |
前半23分 | 町田 このプレーで松本と激しく衝突した吉濱がピッチ上に倒れ込む。だが、無事に立ち上がってプレーを再開 |
前半28分 | 町田 酒井にイエローカード |
前半28分 | 町田 中盤から前線へ飛び出す安西に激しくチャージを掛けたプレーが警告の対象となる |
前半29分 | 町田 土岐田が左サイドへ鋭いスルーパスを送る。受けた平戸は右足に持ち替え、ペナルティエリア内へ柔らかいクロスを蹴り込む。だが、味方とのタイミングが合わず、ボールは相手に渡ってしまう |
前半31分 | 町田 敵陣浅い位置からのFK。キッカーの吉濱が左足でロングボールを前線へ蹴るが、DFに難なくはね返されてしまう |
前半32分 | 町田 右サイドの敵陣中央からのFKを得て、キッカーの平戸は高いボールをペナルティエリア内へ入れる。飛び出した櫛引は目測を誤るが、ボールは流れてゴールラインを割ってしまう |
前半36分 | 町田 右サイドでスイッチしようとした中島と吉濱だったが、うまくいかずに両者衝突。互いにピッチに倒れ込むが、無事に立ち上がってプレーを続行する |
前半38分 | 町田 大谷にイエローカード |
前半38分 | 町田 スピードを生かしてサイドを突破しようとする古部を手で止めてしまい、警告を受ける |
前半38分 | 町田 大谷は次節出場停止となる |
前半40分 | 町田 吉濱の落としを受けた大谷が右サイドの敵陣深くからクロスを上げる。ニアサイドの中村は巧みなファーストタッチで対じする栗山の逆を突き、右足でシュートを放つ。しかし、角度がややなかったこともあり、シュートは逆サイドに流れてしまう |
前半42分 | 町田 中島が左サイドの敵陣中央でボールをキープし、縦にスルーパスを送る。駆け上がっていた中村が左足でクロスを蹴るが、対面の山田に至近距離でブロックされてしまう |
前半43分 | 町田 給水を行う鈴木に対し、相馬監督が駆け寄ってアドバイスを与える |
前半44分 | 町田 奥山が中村の落としを受け、左サイドの敵陣中央から縦に浮き球のスルーパスを送る。抜け出した鈴木が左足でクロスを上げると、戻ってきたDFにブロックされて左CKを獲得 |
前半45分 | 町田 キッカーの平戸はインスイングの鋭いクロスをゴール前へ供給する。だが、飛び出した櫛引のパンチングに阻まれてしまう |
前半46分 | アディショナルタイムは1分の表示 |
前半47分 | 前半終了。スコアレスで試合を折り返す |
後半0分 | 山形ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 両チームともにハーフタイムでの交代はなし |
後半4分 | 町田 深津がハーフウェーライン付近から左サイドへ鋭い縦パスをつける。開いて受けた鈴木が縦につなぐと、ダイアゴナルの動きで受けようとした中村が栗山に倒されてFKを獲得する |
後半5分 | 町田 ボールサイドに立つ平戸と吉濱に深津が駆け寄って連係を確認する |
後半6分 | 町田 蹴ったのは吉濱。ファーサイドへ高いクロスを送り、中村が後ろにステップを踏みながらヘディングシュートを反夏。だが、枠を大きく外れてしまう |
後半13分 | 町田 栗山のクリアボールに反応した平戸が頭で前方の中島へつなぐと、ゴールに背を向けて受けた中島は後ろに落とす。中村が後方から走り込んで右足を振り抜くが、シュートはクロスバーの上に外れてしまう |
後半15分 | 町田 右サイドの敵陣深くからのFKを獲得。ボールの前には平戸と吉濱が立つ。吉濱が高い弾道のボールを左足で送り込むも、大外を回った中村は追い付けない |
後半19分 | 山形 24古部OUT→25汰木IN |
後半20分 | 町田 左CKを獲得。キッカーの平戸が送ったクロスはDFにはじかれるも、ペナルティエリア左へ流れたボールに大谷が反応。栗山と頭でのはね返し合いに制なるが、ゴール前の中村につなぐ。中村はダイレクトでペナルティエリア左の深い位置に走る吉濱へダイレクトでパス。吉濱もダイレクトで折り返すも、精度を大きく欠く |
後半22分 | 町田 右サイドに流れた鈴木。大谷とのワンツーでペナルティエリア右脇まで進入し、右足で中弾道のクロスを供給する。吉濱がニアサイドに頭から勢いを持って飛び込むも、ジャストミートしない |
後半24分 | 山形 栗山にイエローカード |
後半25分 | 町田 14吉濱OUT→18山内IN |
後半25分 | 町田 11中村OUT→19土居IN |
後半25分 | 山形 11阪野OUT→50ブルーノロペスIN |
後半25分 | 町田 代わったばかりの土居が右サイドの敵陣中央からグラウンダーのクロスをペナルティエリア内へ供給。だが、味方は触れられず、ボールは櫛引に処理されてしまう |
後半27分 | 町田 奥山が左サイドの敵陣浅い位置から右足のアウトサイドでクサビのパスを出す。鈴木がワンタッチで反転してスペースへロングボールを送るが、ボールはゴールラインを割ってしまう |
後半30分 | 町田 左サイドで後方からのパスに反応し、ノータッチで反転しようとした中島。中村駿に倒され、ペナルティエリア左脇からのFKを獲得する |
後半30分 | 町田 吉濱が交代したこともあり、ボールの前に立つのは平戸のみ。平戸は右足で高いクロスを送るが、ボールはそのままゴールラインを割ってしまう |
後半32分 | 町田 中島が左サイドの敵陣中央でボールを受け、右足に持ち替えて長いクロスを供給。大谷が汰木の背後を駆け上がっていたが、ゴールラインを割ってしまう |
後半34分 | 町田 ようやくピッチの幅を広く使った攻撃を展開している |
後半35分 | 町田 左サイドの敵陣中央からのFK。キッカーは平戸が送ったクロスはDFにはね返されるが、相手のクリアが短くなったことを平戸が見逃さずに奪い返す。土岐田とボールを交換して再度左サイドから右足でクロスを送り込むが、ファーサイドに飛び込んだ深津はわずかに届かない |
後半36分 | 山形 20安西OUT→39中山IN |
後半42分 | 町田 最後の交代カード。ベンチでは杉森が出場の準備を進める |
後半43分 | 町田 30中島OUT→7杉森IN |
後半43分 | 町田 左サイドの敵陣浅い位置からのFK。キッカーの平戸が対角線上に長いボールを入れるが、汰木に頭ではね返されてしまう |
後半44分 | 町田 山内が右サイドの敵陣中央で足の裏を使いながらボールをキープし、ペナルティエリア右へ走り込む平戸へスルーパスを送る。だが、平戸は追い付けず、西村にタッチラインの外へ大きくクリアされてしまう |
後半46分 | アディショナルタイムは3分の表示 |
後半46分 | 町田 右サイドの敵陣中央でスローインを足下に収めた土居。軽快なドリブルでペナルティエリア手前の右まで持ち運ぶが、ペナルティエリア右へ出したスルーパスはDFにクリアされてしまう |
後半47分 | 町田 敵陣中央の左からのFKを得るも、平戸が送ったクロスは栗山にクリアされてしまう |
後半49分 | 町田 平戸が土岐田からのパスを敵陣中央で受け、ペナルティエリア右へスルーパスを送る。走り込む鈴木の手前で松本にスライディングでブロックされるが、ペナルティエリア中央の浅い位置で混戦になると、山内が右足の小さな振りでフィニッシュに持ち込む。だが、グラウンダーのシュートはゴール左に外れてしまう |
後半49分 | 試合終了。スコアレスドローに終わった |
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○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「我々のサポートにたくさんの方々に集まっていただきました。集まっていただいた皆さんと勝利の喜びを分かち合いたかったのですが、それが叶いませんでした。ただスタジアムの雰囲気を作ってくださったことで選手たちは頑張れたところがあったと思います。まずはありがとうございましたとお伝えさせてください。
山形さんが少しというか、だいぶ我々をリスペクトして、我々の長所を消す形をとってきました。さらに我々のウィークポイントを突いてきて、我々がもともとスカウティングしていたこととは違うような形で戦ってきましたし、特に前半はそういう形だったと思います。そういう中でセカンドボールを拾えず、前半は非常に苦しい45分でしたし、40分過ぎまで苦しい時間が多かったと思います。
暑さも残っている中で、なんとか失点ゼロで折り返せたことは良かったのですが、山形さんも終盤に入ってきて、最低でも勝ち点3を取ること、そして勝ち点3を取りに来ていましたし、球際や粘りでそういった姿勢を見せつけられたなと思っています。そこを我々とすれば、打ち破らなければ、もう一つ上の景色は見えないのかなと思います。それはもちろん、技術的なことも、戦術的なことも、ベンチワークも、そしてそこに至るまでの準備を含めて、まだやることがあるなと痛感しています。こういうどのチームもしびれる試合をする中でそんな相手から勝ち点3を奪っていく。そういう逞しいチームになるためには、まだやることがあるなと認識したゲームになりました。
ただ今日の選手たちは、持っているものをすべてぶつけて戦ってくれましたし、前への姿勢を出しつつ、うまくいかない時間帯もありましたが、そういう中で自分たちの流れを持ち出しながら、自分たちの時間帯を作ってくれました。この姿勢を大事にして、ただこれを勝ち点3に変えるための準備を、次の大分戦に向けてしていきたいと思っています」
–山形の出方に対して、ハーフタイムに加えた修正点はどんなことでしょうか?
「自分たちのボールの動かし方が一つ、セカンドボールへの相手の配置に対する微修正をしました。山形さんが前半の頭から飛ばしていたので、後半はセカンドボールを取れ始めるようになるかなと思っていました。フィニッシュで終わることをもっと意識するように、と話していましたが、前半で2本、後半で2本と、自分たちが良い形でボックス内に入った割りにはシュートの形が少なかったと思います。それは我々が乗り越えていかなければならないことかなと思っています」
–平戸選手がボランチに入ったことによるチームの機能性はいかがでしたか?
「森村のようにボールを引き出す形ができないわけではないですが、今日のような展開になると、その時間を作ることは難しかったのかなと思っています前半はセカンドボールを多少拾えなかったのは、彼一人の問題ではなく、チーム全体として、我々のベンチからの声も含めて、ボールを拾えるような立ち位置を取らせることができたのかなと思っています。ただ彼があのポジションで、相手のボランチの背中で前を向くシーンがいくつかありました。その場面で崩すようなパスがありましたし、フィニッシュの場面を作れれば良かったですが、孝司を狙ってスルーパスを出す場面もありました。あの場面ではシュートを狙っても良いのかなと思っています。平戸自身にとっても、久しぶりにあのポジションに入って、手探りな部分があったのかなと思います」
–試合後にサイバーエージェントの藤田社長がご挨拶をされていました。それを聞いて、相馬監督としては何をお感じになりましたか?
「クラブの人間として、応援をしてくださる方なので、非常にうれしく思いますし、頼もしく思います。ただここから8試合が残っていますし、3連戦が2回ある中で、いかにピッチでの戦いに集中するか、それが大事なことでした。それを選手たちはやってくれたと思っていますし、我々にできることはピッチでの戦いに集中することです。しっかりと気持ちや神経を集中させて、シーズンの残り試合が少なくなる中でやり切っていくことに尽きると思っています」
以上
○モンテディオ山形:木山隆之監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「前半は良いペースで戦えていましたし、狙っていたことも出すことができました。後半はギアを上げたかったのですが、上げ切れなかったという印象です。ただ今日、選手たちがやってくれた努力に関しては何も不満はないですし、結果として勝ち切れなかったということだと思います。多くのサポーターに来てもらって、声援が後押しになりました。次の千葉戦に向けてしっかりと準備をしていきたいです」
–結果的にスコアを動かせなかった原因は?
「お互いに守備をしっかりとやるチームですし、スタッツを見ても、シュート数も4本と6本でした。ボックスの中に入っても我々も相手もタイトなマークでしたし、それを突き動かしていく何かが必要だったと思います」
以上
▽選手コメント
○奥山政幸選手
–試合はスコアレスドローでした。試合を振り返っていかがですか?
「相手が徹底して僕たちと似たような戦いをしてきましたし、我慢比べのような展開になりました。お互いにチャンスらしいチャンスもなかったですし、ピンチらしいピンチもなく、ミス待ちのような展開でした。そういう中でも集中して戦えましたし、相手も集中していたので崩し切れなかった部分はありましたが、守備面では全員で声を掛け合って戦うことができました」
–後半は前半よりもセカンドボールを拾えるケースが増えました。その要因は?
「前半は相手の前でボールが引っかかることが多く、後半はその分、裏を突く意識を持てました。相手は飛ばして前半から入ってきたので、相手の運動量が下がったことも関係していると思います」
–今日は5,600人近い観衆が集まりました。ファン・サポーターへのメッセージをお願い致します。
「試合前にスタンドを見渡しても、すごく多いなと感じましたし、多くのお客さんが集まった中で試合ができるのは幸せなことです。試合後もホームのゴール裏のサポーターの方々が大きな声で後押しをしてくれるのを見て僕自身、心にくるものがありました。今季はもっと町田の笑顔のために、というスローガンにあるように、シーズンの最後を最高の形で終えられるようにしっかりとやっていきたいという気持ちを強くしました」
○吉濱遼平選手
–先発出場となりましたが、今日はどんなことをしてやろうと試合に入ったのでしょうか?
「チャンスが来たなと落ち着いた気持ちで試合には入れました。自分の色気を出すことなく、チームのやるべきことをやることがベースにありました。そこをやりつつ、自分の良さを出したかったのですが、今日は自分の良さを相手に消されてしまいました」
–自分が出ることで攻撃面でのプラスアルファできること、肉付けできることは何だったのでしょうか?
「セカンドボールを拾って、自分のところにボールがきた時に何かをすることが、自分にできることでした。例えばもう一つ良いボールを背後に出す、ドリブルでボールを運ぶ、もしくはフィニッシュに絡むことでしたが、今日はセカンドボールを拾えず、ボールに触れるようになってから交代してしまいました。ただ2本ほど、クロスボールに対してゴール前に入っていく場面もありましたし、トラップしてシュートまで持ち込める場面はシュートブロックにあいましたが、もう少し違いを出せるようにしていきたいです」
–勝ち切れず、もどかしい試合が続いていますね。
「今はチャンスの数が圧倒的に少ないことが問題なので、まずはチャンスを増やす必要があります。そうすれば点を取れる可能性が高まりますし、それが自分の役目だと思っています。チャンスの数を広げたいと思っている中で、それができなかったので、自分が入った時にそれができるようにやっていきたいです」
○中村祐也選手
–惜しくも1点が届かず、悔しいスコアレスドローとなりました。試合を振り返っていかがですか?
「試合自体、長い間ボールの落ち着かない展開だったので、ワンチャンスやセットプレーで決まるんじゃないかと思っていました。前半のシュートチャンスは、ファーサイドに打てばこぼれ球を誰かが押し込んでくれるかなとあの形を狙いました。シュートを打つ前にもう少し中を見ながら打てれば良かったですし、中がフリーならば、そこで合わせるクロスボールを出すとか、もっと状況を判断してプレーをしないと、ワンチャンスをものにすることはできないのかなと思います」
–これだけ堅い試合になることは想定していましたか?
「相手も簡単にボールをはじいたり、蹴ってきたのですが、相手がそういう出方でくるとは意外な部分もありました。GKからつないでくるという話もあった中で、それとは違う戦い方でしたし、自分たちとしては背後を突く形をもう少し徹底できれば良かったです」
–もう少しチャンスを作るためには、何が必要だったのでしょうか?
「球際も負けてはいなかったですが、ボールを取った時に横に広げて、そこから裏を使う形をなかなか作れなかったことは反省点です。横に広げて背後を使うことをもう少し徹底できれば、チャンスを作れたのかなと思っています」
以上