2018 明治安田生命 J2リーグ

07月21日(土) 18:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 0
0
ツエーゲン金沢
ゴール
43' 平戸 太貴
スターティングメンバー
GK 1 福井 光輝
DF 2 奥山 政幸
DF 35 大谷 尚輝
DF 5 深津 康太
DF 17 下坂 晃城
MF 8 平戸 太貴
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
MF 19 土居 柊太
FW 9 鈴木 孝司
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 21 髙原 寿康
DF 3 藤井 航大
DF 25 小島 雅也
MF 6 李 漢宰
MF 7 杉森 考起
MF 10 土岐田 洸平
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
74' 土居 柊太 → 杉森 考起
89' 深津 康太 → 藤井 航大
90+3' 森村 昂太 → 李 漢宰
警告
退場
データ
FK 19
CK 7
PK 0
シュート 13
警告/退場 0 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 23 白井 裕人
DF 13 石田 崚真
DF 39 庄司 朋乃也
DF 3 作田 裕次
DF 45 沼田 圭悟
MF 10 宮崎 幾笑
MF 26 藤村 慶太
MF 33 梅鉢 貴秀
MF 17 加藤 大樹
FW 9 佐藤 洸一
FW 19 垣田 裕暉
ベンチスタート
GK 22 田尻 健
DF 16 毛利 駿也
DF 27 廣井 友信
MF 6 大橋 尚志
MF 7 清原 翔平
FW 11 杉浦 恭平
FW 30 山﨑 雅人
チーム監督
柳下 正明
選手交代
59' 佐藤 洸一 → 山﨑 雅人
64' 宮崎 幾笑 → 清原 翔平
79' 加藤 大樹 → 杉浦 恭平
警告
31' 石田 崚真
87' 藤村 慶太
退場
データ
FK 12
CK 4
PK 0
シュート 6
警告/退場 2 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
7,214 晴 / 30.8°C / 66% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
佐藤 誠和 岩田 浩義、阿部 将茂 塚田 健太
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 0
0
ツエーゲン金沢
試合経過
前半0分

金沢ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田 前節は接戦を制して4試合ぶりの勝点3を獲得し、暫定2位に浮上。通算成績で3勝5分けと相性の良い金沢から勝点を奪えるか

前半2分

町田 右サイドの敵陣深くから鈴木がクロスを供給する。ペナルティエリア中央で中島がフリーでヘディングシュートを放つが、枠を外れてしまう

前半4分

町田 全体的にコンパクトな陣形を保っている

前半9分

町田 右CKを獲得する

前半9分

町田 キッカーがペナルティエリア中央へクロスを供給するが、DFにクリアされてしまう

前半10分

町田 敵陣浅い位置で鈴木が転倒して足を痛め、プレーが中断する

前半11分

町田 鈴木は立ち上がり、プレーが再開する

前半13分

町田 ペナルティエリア右で中島が粘ってボールをキープし、右CKを獲得する

前半14分

町田 キッカーの平戸がニアサイドへ低い弾道のクロスを供給する。大谷がDFの前に入り込んで右足で合わせるが、枠を外れてしまう

前半15分

町田 右サイドの敵陣深くから中島がヒールでペナルティエリア右にパスを送る。受けた森村はボールをキープして平戸へスイッチ。平戸はゴール前にボールを送り、鈴木が豪快なシュートを放つが、枠を外れてしまう

前半21分

町田 右サイドで細かくパスをつなぎ、オーバーラップを仕掛けた井上が右サイドの敵陣深くからクロスを供給する。ゴール前で土居が合わせるが、GKに防がれてしまう

前半22分

町田 激しいプレッシャーで相手のビルドアップを妨げる

前半25分

町田 味方の縦パスに反応した鈴木がペナルティエリア内から鋭いシュートを放つ。しかし、GKのファインセーブに阻まれてしまう

前半26分

町田 深津が接触で体を痛め、プレーが中断する

前半27分

町田 深津は立ち上がり、プレーが再開する

前半31分

金沢 石田にイエローカード

前半31分

町田 森村がペナルティエリア左でボールをキープし、ゴールライン際から中央へボールを送る。鈴木が後方へ落とし、井上がペナルティエリア手前からミドルシュートを放つが、DFにブロックされてしまう

前半34分

町田 中島が右サイドの敵陣深くで突破を仕掛けるが、DFに対してファウルを犯してしまう

前半38分

町田 ペナルティエリア手前でルーズボールの奪い合いが続き、こぼれ球に反応した森村がペナルティエリア内からボレーシュートを放つ。しかし、DFに当たって右CKを獲得

前半39分

町田 キッカーの平戸が高い弾道のクロスを供給する。ゴール前で深津が折り返すが、ゴールラインを割ってしまう

前半40分

町田 自陣から味方がディフェンスラインの裏へロングパスを供給する。鈴木が抜け出してワントラップし、ペナルティエリア内に進入してループシュートを放つ。しかし、枠を外れてしまう

前半43分

町田 ゴール!!!敵陣中央でボールを持った佐藤に対し、下坂がプレッシャーを掛ける。佐藤が出したパスが下坂に当たってペナルティエリア手前の平戸の下へ向かうと、平戸はダイレクトでミドルシュートを放つ。これがゴール左に突き刺さり、先制点を獲得

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。1-0と、ホームの町田のリードで試合を折り返す

後半0分

町田ボールでキックオフ、後半開始

後半2分

町田 右CKを獲得する

後半2分

町田 ショートコーナーを選択。受けた土居がクロスを上げるが、DFに当たって再び右CKを獲得

後半2分

町田 キッカーの平戸がクロスを供給するが、DFに防がれてしまう

後半4分

町田 右サイドの敵陣深くで突破を仕掛けた中島が倒されてFKを獲得する

後半5分

町田 キッカーの平戸が右足でゴール前にクロスを供給するが、DFにクリアされてしまう

後半6分

町田 中島が右サイドの敵陣中央のスペースでボールを受け、ためを作ってゴール前にクロスを送るが、GKに防がれてしまう

後半8分

町田 左サイドの敵陣中央でルーズボールを拾った下坂が一気にドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア左に進入するが、DFに対応されてゴールラインを割ってしまう

後半11分

町田 右CKを獲得する

後半11分

町田 キッカーの平戸がニアサイドへクロスを供給するが、DFにクリアされてしまう

後半12分

町田 平戸がペナルティエリア手前でボールを持ち、切り返して突破を仕掛けるが、DFに触れられてしまう。それでも、こぼれ球に反応した井上がミドルシュートを放つ。しかし、枠を外れる

後半14分

金沢 9佐藤OUT→30山崎IN

後半16分

町田 下坂が左サイドの敵陣深くからクロスを供給するが、GKに防がれてしまう

後半18分

町田 下坂が左サイドの敵陣深くからクロスを供給する。ペナルティエリア内で平戸が頭で合わせるが、GKに防がれてしまう

後半19分

金沢 10宮崎OUT→7清原IN

後半20分

町田 鈴木がペナルティエリア手前でボールを持ち、右サイドの敵陣深くのスペースへ展開。ボールはDFの間を抜けて奥山へ渡り、奥山はダイレクトでクロス供給する。しかし、味方に合わず、流れてしまう

後半26分

中盤でのボールの奪い合いが続く

後半28分

町田 森村が敵陣中央でプレッシャーを掛けてボールを奪取し、ドリブルで前進するが、ペナルティエリア手前で失ってしまう

後半28分

町田 中島がペナルティエリア手前でボールを持ち、井上へ縦パスを送る。ペナルティエリア右でリターンパスを受けてシュート性のクロスを送るが、ゴールラインを割ってしまう

後半29分

町田 19土居OUT→7杉森IN

後半34分

金沢 17加藤OUT→11杉浦IN

後半38分

町田 無理はせず、セーフティーにゲームを進める

後半41分

町田 杉森がペナルティエリア左でスルーパスを受けるが、オフサイドの判定

後半42分

金沢 藤村にイエローカード

後半43分

町田 深津が足をつって倒れ込み、プレーが中断する

後半43分

町田 深津は足を引きずりながらピッチを離れる

後半44分

町田 5深津OUT→3藤井IN

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半47分

町田 鈴木が頭を押さえて倒れ込み、プレーが中断する

後半47分

町田 鈴木は立ち上がる

後半48分

町田 29森村OUT→6李漢宰IN

後半50分

試合終了。1-0でホームの町田が勝利

○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずは今日たくさんの方々に集まっていただきました。夏休み最初のホームゲームに小田急さんのご協力もいただきながら、良い雰囲気の中でゲームができました。ゲーム自体は非常に蒸し暑く、金沢さんもそうですが、この夏場に連戦を戦っていることで選手たちにとっては大変な環境でした。その中で最後まで走り抜いて勝利という結果をもぎ取ってくれました。この結果はたくさんの方々が良い雰囲気を作ってくださったおかげでもあります。まずはありがとうございましたとお伝えさせていただきます。

金沢さんはタイトにマンマークを敷いてくるチームですし、今日は攻撃の2トップも背の高い選手でしたが、彼らもパワーを持っているチームでした。最近のゲームでも負けていないチームでしたし、非常に難しい相手でしたが、我々は我々らしく戦うこと、相手に合わせることなくゲームをしようと選手たちを送り出しました。前半からセカンドボールを拾う部分やボールを持つ場面では持つこと、また背後を取りに行くべき場面では取りに行くこと、そういうことを続けながら良い時間帯を作ることができました。その中でゴールを奪えたことは大きかったですし、ゴールには迫っていたので、もう一つ取れれば良かったですが、あの時間帯に点を取れたことは非常に大きかったと思っています。

後半はお互いに間延びした状況が出てくる中で、シュートまで持ち込む回数こそそこまでではなかったですが、ボックス内に入っていく形は作れていたと思います。自分たちが攻める時間を作れました。ただ最後の時間帯は点差のこともありますし、暑さのこともあります。そういった中で次第にセカンドボールを拾われて、サイドに揺さぶられて中で勝負する形を作られました。その回数は増えていきましたが、そこは粘り強く、耐久性があったと思います。我々としては自分たちから仕掛ける部分やそれがうまくいかないときや最後の時間帯など、この夏場を勝っていく意味でも耐久性は重要なものだと思っています。最後は総力を結集して戦う形になりましたが、選手たちはよくやってくれたと思います。

また連戦になりますが、この厳しい環境の中で最後まで戦い抜いた選手たち、ここ最近でもプレーをするという意思を持って戦ってくれている選手たちにあらためて感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございました」

–戸高選手はウォーミングアップ中に負傷したという認識でよろしいでしょうか?
「予期せぬことでしたし、ベンチメンバーを追加できませんでしたが、スクランブルの形でゲームに入ることになりました。その意味では土居が急にスタートから出ることになりましたが、逆に緊張しなくて良かったんじゃないかという話はしましたし、彼はよくやってくれたと思います。前半にかなり飛ばしていた分もあって、後半はかなり足が止まっていましたが、彼にとっては勝ちゲームに関与したことがポジティブな材料になったと思います」

–土居選手の交代もそんなに早い時間帯での交代ではなかったですし、交代カードを切ることに関して、我慢していらっしゃる印象です。そのあたりの交代策については、どんなお考えだったのでしょうか?
「最終的に深津が足を痙攣している形になりましたが、今日のような試合展開では他にもそういう選手が出てきてもおかしくないなとは思っていました。そういったことを含めて、事が起こってから交代に動くようでは遅いのですが、そこまで崩れていなかったことも選手を代えなかった理由の一つです」

–この段階での順位に関して、監督はどう受け止めていますか?
「すべてが終わったあとに話したいと思います」

–順調としか言いようがないでしょうが、どう思っていらっしゃいますか?
「僕自身は選手たちに対して、順位の話をしたことがありません。今季は6位以内を目指すという話はしていますが、順位を目標にするにしても、しないにしても、目の前のサッカーの試合をすること、7000人を越える方々に集まっていただいた中でプレーができること。その瞬間にすべてのプレーを出せるのか、楽しめるのか。選手たちにはそういうことに目を向けてもらいたいです。

順位うんぬんではなく、何位であっても目の前の相手に勝ちに行きますし、サッカーをプレーしにいってほしいと思っています。そのすべてをお客さんの前で出し切ること。それによって、初めて見に来てくださった方も多いと思いますが、一人でも多くの方がもう一度行きたいな、と思ってもらえたらいいなと思っています。質問の答えになっていないですね。すみません」

以上

○ツエーゲン金沢:柳下正明監督 会見要旨
「町田は90分を通して、自分たちのスタイルをやり通していました。我々は空いているスペースを使って戦うということを徹底してできれば、もっと足をつる町田の選手が増えたのかもしれません。どちらのリズムになるか難しいゲームではありましたが、こういうゲームで勝ち点を取って終わるようになれば、どんな相手に対しても自分たちのスタイルをやっていけるようなチームになるのかなと思いました。また中3日で次のゲームがあるので、しっかりと準備をして次のゲームに臨みたいと思います」

以上

▽選手コメント
○平戸太貴選手
–1-0での勝利おめでとうございます。まずは先制点の場面を振り返ってください。
「自分たちがボールを奪われて、シモさん(下坂晃城)がボールを奪い返して、僕のところに良い形でボールがこぼれてきました。自分はシュートを打とうと思っていたところ、シュートコースも見えたので、決められて良かったです」

–距離はありましたが、決められる自信はありましたか?
「日頃からシュートのトレーニングはしていることですし、決める自信はありました。うまく狙った方向に決められて良かったです」

–連戦は続きます。次のホームでの京都戦に向けて、どんな準備をして試合に臨みたいですか?
「連戦となるので、しっかりと体を休めてコンディションを整えることです。また次のホームゲームでも勝てるようにチーム一丸で戦っていきます」

–小田急マッチデーということで多くのお客様、子どもたちがスタジアムに駆けつけてくれました。メッセージをお願いします。
「お客さんがたくさん入るとモチベーションが上がります。たくさんお客さんに来てもらった中で勝てたことで喜んでもらえたんだと思います。子どもたちには目標としてもらえるようなプレーができるようにまた頑張ります。皆さんの声援が力になったので、ぜひまた応援に来てください」

○土居柊太選手
–アップ中に戸高選手が負傷したことで急遽リーグ戦初先発のチャンスがやってきました。どんな思いでプレーしましたか?
「緊急出場で少しビックリした気持ちはありましたが、急遽先発出場となったことで気持ちを切り替えて、とにかくやるしかないという気持ちで試合に臨みました」

–緊張感はいかがでしたか?
「やっぱりありました。それでも周りに助けてもらいました。「いつもどおりやりなよ」と声をかけてもらっていました。ピッチの中でもいろいろと声をかけてもらったので、それが力になりました」

–コーチングスタッフからはどんな指示があったのでしょうか?
「試合に入っていく中でボールを大事にすることは言われていたので、それは意識していました。ペース配分については、とにかく飛ばしていけと言われていたので、思う存分やりました」

○李漢宰選手
–短い時間だったかもしれませんが、今季リーグ戦で初めてピッチに立ちました。今、終えられてどんな心境ですか?
「こんなに時間がかかるとは思いませんでしたが、こういう状況の中でも短い時間ながらも、信頼して使ってくれた監督に感謝したいです。どんな状況であれ、チームの勝利に貢献できたことはうれしいことです。ただこれで満足することはなく、1、2分ではなく、もっと長い時間試合に絡めるように続けてやっていきたいです」

–終盤に時間を使うプレーなど状況に応じたプレーをできていたという印象です。
「特に何も考えていないです。当たり前のことを当たり前にやってきただけで、終盤の時間帯までハードワークをし続けてくれたチームメートの助けに少しでもなれればと無心でプレーしました」

以上