2018 明治安田生命 J2リーグ
07月16日(月) 19:00 KICK OFF えがお健康スタジアムゴール | |
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31' | 安 柄俊 |
47' | 安 柄俊 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 30 | 佐藤 昭大 |
DF | 23 | 小谷 祐喜 |
DF | 5 | 植田 龍仁朗 |
DF | 13 | 多々良 敦斗 |
MF | 14 | 田中 達也 |
MF | 8 | 上村 周平 |
MF | 32 | 米原 秀亮 |
MF | 31 | 伊東 俊 |
MF | 2 | 黒木 晃平 |
FW | 9 | 安 柄俊 |
FW | 11 | 皆川 佑介 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 畑 実 |
DF | 7 | 片山 奨典 |
DF | 39 | 鈴木 翔登 |
MF | 20 | 上里 一将 |
MF | 27 | 中山 雄登 |
MF | 33 | 坂本 広大 |
FW | 18 | 巻 誠一郎 |
チーム監督 | 渋谷 洋樹 |
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選手交代 | |
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46*' | 黒木 晃平 → 坂本 広大 |
76' | 伊東 俊 → 巻 誠一郎 |
81' | 米原 秀亮 → 上里 一将 |
警告 | |
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12' | 安 柄俊 |
73' | 伊東 俊 |
76' | 安 柄俊 |
退場 |
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データ | |
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FK | 16 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 10 |
警告/退場 | 3 / 1 |
ゴール | |
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9' | 中島 裕希 |
19' | 中島 裕希 |
70' | 藤井 航大 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 福井 光輝 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
DF | 17 | 下坂 晃城 |
MF | 7 | 杉森 考起 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
MF | 8 | 平戸 太貴 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
FW | 32 | 戸高 弘貴 |
ベンチスタート | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 4 | チョン ハンチョル |
MF | 6 | 李 漢宰 |
MF | 10 | 土岐田 洸平 |
MF | 19 | 土居 柊太 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 20 | ドリアン バブンスキー |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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53' | 杉森 考起 → 鈴木 孝司 |
85' | 下坂 晃城 → 土岐田 洸平 |
90' | 中島 裕希 → ドリアン バブンスキー |
警告 | |
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39' | 井上 裕大 |
84' | 福井 光輝 |
退場 |
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データ | |
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FK | 14 |
CK | 9 |
PK | 0 |
シュート | 11 |
警告/退場 | 2 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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3,571 | 晴 / 30.9°C / 53% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
池内 明彦 | 塩津 祐介、日高 晴樹 | 田代 雄大 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 熊本は佐藤が、町田は井上がそれぞれキャプテンマークを巻く |
前半1分 | 町田 平戸が右からのCKを蹴る。アウトスイングの低いクロスを送るが、ニアサイドに入り込んだ味方は合わせられず。こぼれ球に反応した井上が縦パスを入れるも、バウンドしたボールはDFにクリアされてしまう |
前半4分 | 町田 ボールが落ち着かない時間が続いている。佐藤からのロングボールをはね返そうとした藤井が遅れて飛び込んだ安柄俊と競り合い、ピッチに倒れ込む |
前半4分 | 町田 藤井は立ち上がって問題なくプレーを再開する |
前半7分 | 町田 中島がハイボールに反応し、飛び上がった際に小谷と競り合う。主審は小谷にファウルの判定を下し、左サイドの敵陣浅い位置でFKを獲得する |
前半8分 | 町田 キッカーの平戸がゴール方向に向かうロングボールを蹴り込むも、植田にヘディングでクリアされて右からのCKを獲得する |
前半9分 | 町田 ゴール!!!キッカーの平戸がアウトスイングのクロスを蹴り込むと、ニアサイドでマーカーを外し、フリーになった中島が反応。飛び上がってそらすような形でヘディングシュートを放つと、これがゴール左隅に吸い込まれて先制に成功する |
前半11分 | 町田 右CKを獲得する。キッカーは平戸。ゾーンの隙間を正確に狙ったクロスを落とすが、飛び込んだ大谷は皆川と競り合った際にファウルの判定を受けてしまう |
前半12分 | 熊本 安柄俊にイエローカード |
前半17分 | 町田 中島や森村らが右サイドの敵陣深くで絡み、巧みなパスワークを見せる。最後は森村がペナルティエリア右隅から強烈なシュートを放つが、佐藤の好セーブに阻まれてしまう |
前半19分 | 町田 ゴール!!!戸高が奥山からのスローインを落とし、平戸がダイレクトで右サイドの敵陣深くから精度の高いクロスを供給すると、これに反応したのは中島。ニアサイドに動いてフリーとなり、ドンピシャのタイミングで飛び上がってヘディングシュートを放つ。これがゴール右に突き刺さり、追加点を挙げる |
前半23分 | 町田 左からのCKを獲得。キッカーの平戸がクロスを入れるが、佐藤にパンチングでクリアされてしまう |
前半31分 | 熊本 安柄俊が得点 |
前半35分 | 町田 中盤でのボールの奪い合いを制し、右サイドのスペースにスルーパスが出される。戸高が裏を取って受けようとするも、これはオフサイドの判定 |
前半38分 | 町田 相手のリスタートが味方に当たって前線にこぼれ、期せずして好機が生まれる。ボールを持った中島がペナルティエリア内に進入するが、対応した植田に阻まれて時間をかけてしまい、シュートを放てず。たまらず駆け寄った杉森に預けるも、杉森が放ったシュートは戻った複数のDFにブロックされてしまう |
前半39分 | 町田 井上にイエローカード |
前半39分 | 町田 鋭い出足を見せてパスをカットしようとした植田に対し、井上が背後からつかんで倒してしまい、警告を受ける |
前半46分 | アディショナルタイムは3分の表示 |
前半47分 | 町田 福井のロングフィードがディフェンスラインの裏を取った戸高に通り、瞬時にチャンスとなる。だが、戸高は追走していた黒木にペナルティエリア右で追い付かれてしまい、スライディングタックルでボールを奪われてシュートを放てず |
前半49分 | 前半終了。1-2と、アウェイの町田のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 熊本ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 熊本 2黒木OUT→33坂本IN |
後半0分 | 町田 ハーフタイムでの選手交代は行わず |
後半2分 | 熊本 安柄俊が得点 |
後半4分 | 町田 左からのCKを獲得する。キッカーの平戸がクロスを蹴り込むと、これが味方の頭上を越え、下坂の足下に飛ぶ。下坂はダイレクトでシュートを放つが、ふかしてしまう |
後半7分 | 町田 平戸が味方に縦パスを打ち込み、リターンを自ら受けて持ち上がる。平戸はペナルティエリア内の中島にパスを出し、中島はヒールで中央に折り返すも、走り込んだ平戸との呼吸は合わずに佐藤に処理されてしまう |
後半8分 | 町田 7杉森OUT→9鈴木IN |
後半17分 | 町田 森村が前線に浮き球を入れ、平戸が落とす。これに反応した味方が左サイドの敵陣深くから中央に折り返すも、植田に当たって左からのCKを獲得する |
後半18分 | 町田 キッカーの平戸がクロスを入れると、頭ひとつ高く飛び上がった鈴木がヘディングシュートを放つ。だが、クロスバーを越えてしまう |
後半23分 | 町田 鈴木が戸高とのワンツーでペナルティエリア右に進入。米原に競り勝ってクロスを上げるが、DFにはね返される。こぼれ球を平戸が落とし、井上がミドルシュートを放つも、枠に飛ばせない |
後半25分 | 町田 ゴール!!!右CKを獲得し、キッカーの平戸がアウトスイングのクロスを供給。後方から藤井が走り込み、高く飛んで豪快にヘディングシュートを放つ。たたき付けたボールをゴール右に突き刺し、勝ち越しに成功 |
後半28分 | 町田 森村や鈴木が体を張ってボール奪取に成功。素早く切り替えて攻撃を開始する。森村はボールを持つや否や、前線にスルーパスを通すも、味方との呼吸が合わない |
後半28分 | 熊本 伊東にイエローカード |
後半31分 | 熊本 安柄俊にイエローカード。2枚目で退場となる |
後半31分 | 熊本 31伊東OUT→18巻IN |
後半36分 | 熊本 32米原OUT→20上里IN |
後半39分 | 町田 福井にイエローカード |
後半40分 | 町田 17下坂OUT→10土岐田IN |
後半43分 | 町田 ボールに食らい付いた平戸がピッチに倒れ込み、足をつった様子を見せる。平戸は治療を受け、プレーは一時中断される |
後半44分 | 町田 平戸はピッチに戻ってプレーを再開。また、中島も左足を痛めた様子を見せている |
後半45分 | 町田 30中島OUT→20ドリアンバブンスキーIN |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半47分 | 町田 前線に大きく蹴り出されたボールに反応し、DFと体を入れ替えた鈴木が抜け出す。佐藤と1対1の形になるかと思われたが、ボールはペナルティエリア右に転がったこともあり、処理に時間がかかった間にDFに追い付かれてしまう。鈴木はピッチに倒れ込みながらシュートを放つも、得点は奪えない |
後半50分 | 試合終了。2-3でアウェイの町田が勝利 |
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◯試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「今日は3連休の最終日でしたが、非常に遠い熊本での試合に足を運んでくださって、我々をサポートしてくださったことにまず感謝したいと思っております。非常にタフなゲームになりましたが、最後まで走り切って勝ち点3を持って帰ることができました。ファン・サポーターの皆様の思い、エネルギーは選手たちにとって大きな力になったと思います。ありがとうございました。
我々にとっては初めて30度を超える中でのゲームになりましたし、非常にタフな暑さの中でのゲームでした。ただ立ち上がりから前へ出ることを狙っていましたし、熊本さんは我々の前へ出て行く勢いを抑えたいという意図があったと思いますが、我々としては前から奪いに行くという狙いから取ったリスタートで幸先良く先制することができました。
ただやはり次第に出足が遅れ始めていたように、我々は天皇杯を挟んでのアウェイゲームにやってきたことを含めて、コンディションの差が、前半の途中から少し出始めていました。その中で次第に剥がされるようになってきて、1点を取られて後半へ折り返す形となりました。
後半に入ってもう一度、自分たちのボールを奪いに行く部分のメリハリをつけようという話をして選手たちを後半へ送り出したのですが、後半の立ち上がりに点を取られてしまい、追いつかれてしまったことは予想していなかったことでした。ただ追いつかれてからは、熊本さんも少しペースが落ちたと言いますか、お互いにキツさが出始めた中で、前半の途中はほとんど攻撃の時間を作れませんでしたが、後半の途中からは少し我々の時間を作ることができるようになって、そういった中からセットプレーという形でしたが、勝ち越しゴールを奪うことができました。
最後は相手が一人少なくなった中、足をつるウチの選手が多かったのですが、非常にコンディションの差があったなと感じています。ただそういった中でも最後までタフに戦い、よく勝ち切れたと思っています。そうした中、また次も中4日でホームに戻りますが、今回のことをまた一つの糧にしてと言いますか、参考にしながら、次のゲームはもう少し全体のパワーを良い方向に持ちながら勝ちを続けていけるようにしたいと思っています」
–2点あります。週中の天皇杯の鹿島戦では悔しい結果となりましたが、今日の試合では2点差を追いつかれる中で最後はタフに勝ち切ることができました。この試合で勝つためにチームに対して働きかけてきたこと、選手たちに強調してきたことは何でしょうか?また戸高弘貴選手をトップの位置で先発起用しました。その意図や狙いを教えてください。
「まずはこの前の天皇杯のこともありますが、我々にとってはリーグ戦のゲームで、後半戦のスタートとなったホームの栃木戦が栃木さんも9戦ほど勝ちがない時のゲームで、今日の熊本さんも7戦勝ちがない状況でした。リーグ戦の前節は、栃木さんのどうしても勝ちたいというエネルギーに正直飲み込まれた部分もあったゲームだと総括しています。選手たちにもそう伝えていますし、そういうことはやはりあってはならないことです。
天皇杯では対戦相手とのカテゴリーも違っていますし、いろいろな条件を踏まえると、難しい部分もあったのが正直なところでしたが、それとこれとは別の話です。まずはその1試合に勝つことにかける想いで栃木さんには負けていました。今日の試合でそれは絶対にやってはいけないという話をして選手たちにはピッチに立ってもらいました。
選手たちは立ち上がりから非常に勝ちたいという思いを良く出してくれたと思いますし、最後は非常に苦しい状況の中、全員がファイトしていたと思いますが、なんとか勝ち点3に結びつけてくれたと思っています。そういった意味では本当に栃木戦の反省をきちんと消化してくれましたし、これは我々の今後の力となるのかなと思っています。
二つ目の質問ですが、弘貴のトップでの起用は、天皇杯のゲームで非常に良いプレーをしてくれたことが先発起用の理由の一つです。またチェイシングの面でもそうですし、スペースへ出ていくという部分で機動力がある程度は必要になるだろうという意図で、弘貴にはそういったことを期待してピッチに立ってもらいました。
立ち上がりはチェイシングをすることでディフェンスの面で大きな活躍してくれたと思いますが、少し頭上へボールが行ってしまう形が多くて、彼の良さをなかなか出しづらい状況だったとは思います。もう少し落ち着いて、下でピッチを使って、もう少し前へ出て行けるシーンを作れれば、弘貴がもっと活きるシーンが増えてくるのかなと思ってます」
以上
ロアッソ熊本:渋谷洋樹監督 会見要旨
「西日本豪雨で復旧・復興に向けて今でも大変な思いをされている方もいらっしゃると思いますし、被害にあわれた方、残念ながら亡くなられた方へ、お見舞い、お悔やみ申し上げます。2年前には熊本地震もありました。今はそういう方々もいる中でJリーグが開催され、我々は今日ホームで戦いましたが、残念ながら今日はスタートから本当に戦いを挑んでいるのかなというほど、選手たちがプレーをやめるというか、プレーをしないように見える非常に残念な戦いだったと思います。
これはもう、最初の15分間は、ファン・サポーターの方々がお金を払って見にくるような試合ではないなと思いました。こういう試合を見せてしまったことは監督として、申し訳なく感じています。選手たちは0-2になってから気持ちを盛り返してプレーしていましたが、0-2になる前からボールへの出足を早くすること、前へ出て行くこと、一歩二歩でも早くプレーする、タフに戦うことはもっともっと早くからやらないといけないと思います。ただそうやって選手たちが戦ってくれた姿を見て、私自身も思うことがありました。
ハーフタイムには最低限、戦う気持ちを出して、同点に追いついてほしいと話して選手たちを送り出しました。また被害にあった方がいる中でサッカーができる幸せを噛み締めながらプレーしてほしいと伝えて後半に入りました。その中で後半の早い時間帯にエンジン全開で追いついたことは誇りに思います。彼らは0-2から2-2にまで追いつく力を持っているんだと思えました。ただ3点目が試合を決定づける中、我々が押し込めている中で3点目を取るべきでしたが、それを取れなかったことが大きな敗因となりました。
もちろん、試合の入りや2-2になってからもっと勢いを持って3点目を取りに行く気持ち、前への推進力がなかったことがこの結果につながりました。今日の結果を真摯に受け止めて、相手の一番の強みであるセットプレーから3点を奪われたことはとても悔しいことです。我々はつなぎながらボールを動かして点を取るサッカーをやりましたが、その中で2点しか取れずに3点目、4点目を取れなかったのはもっとトレーニングが必要ということです。
タフに戦い、我々がクイックネスを持って戦いたい中で相手がうまく抑え込んでいた部分もあります。我々が良いポジションを取って、攻めようとする中で、そこを相手が抑えてきましたが、駆け引きの部分でも負けていたのかなと思っています。この結果を糧にして、来週から3連戦があるので、来週に向けて準備をしていきたいです。
繰り返しになりますが、最初の15分で戦う姿を見せられなかった。このことに関しては、ファン・サポーターの方々に申し訳なく思っています。残念なゲームを15分を見せてしまったことは、他のゲームの結果でお返ししたいと思っています。ありがとうございました」
以上
▽選手コメント
◯藤井航大選手
–タフなゲームを勝ち切ることができました。まずは勝利の喜びの声から聞かせてください。
「暑い気候の中での試合でタフなゲームになりましたが、みんなで走り切って勝ち切れたことが良かったです」
–決勝点の場面を振り返ってください。
「狙い通りの形で(平戸)太貴が良いボールを上げてくれました。最近はセットプレーで取れておらずセットプレーからゴールを取れると試合を楽に進められるとみんなで話している中で点を取ることができました。自分が取りたいとも思っていました。本当に取れて良かったです」
–2点をリードしたあとのゲーム運びについては、どんな印象をお持ちですか?
「試合の入りが良かっただけに浮き球への処理の仕方やそこから相手にゴール前まで運ばせないことなどが必要でした。失点していることで相手に流れを持っていかれることもありますし、3点目を取ることで試合を決定づける必要があったと思います」
◯森村昂太選手
–つなぐ熊本に対して良いプレスから2点を先行しました。狙いがハマりましたね。
「ここ数試合というか勝てなかった相手は、5バックでガッチリと守ってくるチームで、そうしたチームに対して、町田は弱さがありました。つないでくるよりも、蹴ってくるチームに対して勝てなかったのですが、熊本さんはしっかりとつないでくるので、今日は前からハメていこうと試合に入りました。何度も良い形が出せたのですが、前半の25分過ぎくらいから、少し相手に剥がされ始めて流れが一変してしまいました。そこで中の選手たちで話をしながらやり方を修正できていたら、もう少し楽にというか、試合をうまく進めることができたのかなと思います」
–2点を先行したことで、相手がつなぐよりも、少し縦に速く攻めてきたことで受け身になった印象です。
「受け身になったというよりは、逆に無理して前から行き過ぎたのかなという印象です。選手の中でもこの気温やこの暑さだったので、足が止まってしまった部分があったと思います。最近はそこでうまく歯止めをかけることができていました。町田としては前から行くのが前提なのですが、今は無理だから止めようとうまくコントロールできていてしのぐことができていた。ただそれが今日はみんなが連敗したあとの試合で、前から、前からという気持ちが強かったので、無理なシーンでも行ってしまったかなと思います。そこをうまくコントロールできるようになれば次の試合につながるかなと思います」
–2点リードを追いつかれながら突き放しての勝利。タフさも表現できたのでは?
「苦しい時にセットプレーで得点できて勝てるというのは大事なことだと思いますし、セットプレーでの得点がここ数試合、かなり少なくなっていたので、ここで一つ、セットプレーからの得点で勝てたということはリーグ戦や天皇杯と連敗している中で、自分たちの立ち位置としても、今日は勝たないといけない状況でした。太貴のキックの精度はすごく良いものがありますし、助けられました。ただ、流れの中からでも、もっとチャンスを増やして得点シーンを増やしていければいいのかなと思います」
◯中島裕希選手
–タフなゲームを勝ち切れた勝利の喜びの声から聞かせてください。
「2点をリードした中で1点差に詰め寄られて、後半の早い時間帯に1点を取られる形になりましたが、みんなで焦らずに前に前にチャンスをうかがっていました。セットプレーで逆転まで持ち込めたことが良かったです」
–貴重な先制点となったまずは1点目を振り返ってください。
「普段はあのニアサイドにいくことはないのですが、今日はなんとなくいってみようかなとあのポジションに入っていきました。そう動いたら太貴から良いボールがきました」
–追加点の2点目を振り返ってください。
「太貴がダイレクトで上げてくる中で、良いボールがきましたし、良い動き出しで相手を外すことができました。太貴が良いボールをくれたこと、良い動きだしで相手を外せたことがゴールにつながりました」
–2点差を追いつかれましたが、最後に勝ち切ったことは今後に向けて、大きな勝利となりそうですね。
「こうして最後に勝ち切れたことで成長を実感していますし、みんなが鹿島に1-5で敗れたという悔しさをぶつけて試合に入ったと思います。最後まで踏ん張って勝てたことは今後の自信にもなると思います」
以上