2018 明治安田生命 J2リーグ

05月06日(日) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 0
0
横浜FC
ゴール
3' 鈴木 孝司
スターティングメンバー
GK 1 福井 光輝
DF 35 大谷 尚輝
DF 23 酒井 隆介
DF 3 藤井 航大
DF 2 奥山 政幸
MF 8 平戸 太貴
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
MF 14 吉濱 遼平
FW 30 中島 裕希
FW 9 鈴木 孝司
ベンチスタート
GK 21 髙原 寿康
DF 5 深津 康太
DF 25 小島 雅也
DF 17 下坂 晃城
MF 7 杉森 考起
FW 11 中村 祐也
FW 20 ドリアン バブンスキー
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
69' 吉濱 遼平 → 杉森 考起
86' 鈴木 孝司 → ドリアン バブンスキー
90+1' 森村 昂太 → 深津 康太
警告
21' 藤井 航大
45+1' 鈴木 孝司
58' 酒井 隆介
87' 井上 裕大
退場
データ
FK 16
CK 10
PK 0
シュート 8
警告/退場 4 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 36 辻 周吾
DF 14 北爪 健吾
DF 13 ペ スンジン
DF 3 田所 諒
MF 24 渡邊 一仁
MF 25 石井 圭太
MF 7 野村 直輝
MF 17 武田 英二郎
MF 40 レアンドロ ドミンゲス
FW 9 戸島 章
FW 27 齋藤 功佑
ベンチスタート
GK 18 南 雄太
DF 16 新井 純平
MF 19 ジョン チュングン
MF 35 松井 大輔
MF 42 安永 玲央
FW 15 中山 雄希
FW 30 立花 歩夢
チーム監督
タヴァレス
選手交代
57' 齋藤 功佑 → ジョン チュングン
74' 北爪 健吾 → 立花 歩夢
警告
55' 武田 英二郎
72' ペ スンジン
85' ジョン チュングン
退場
データ
FK 14
CK 7
PK 0
シュート 9
警告/退場 3 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
6,015 晴時々曇 / 24.1°C / 40% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
清水 勇人 田中 利幸、高寺 恒如 大橋 侑祐
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 0
0
横浜FC
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田 前節の「東京クラシック」で大勝を収め、連敗を3でストップした。直近5試合で12得点を挙げており、攻撃陣は好調な一方で、守備陣は同じく5試合で12失点を喫しており、不安定な状態が続く。安定感を取り戻し、6試合ぶりのクリーンシートを達成したい

前半3分

町田 ゴール!!!吉濱が左サイドの敵陣深くで平戸からのスローインを受けると、森村へパスを送る。森村はペナルティエリア左の角度のない位置から強烈なシュートを放つ。これはGKにセーブされてしまうが、こぼれ球に反応した鈴木が押し込んで先制点を獲得する

前半3分

町田 鈴木は今季3点目

前半12分

中盤でのボールの奪い合いが続く

前半17分

町田 奥山が左サイドの敵陣深くから森村へパスを送る。森村はペナルティエリア左から中央へパスを送り、吉濱が受ける。吉濱はシュートを放つがDFにブロックされ、ゴール前でこぼれ球に反応した中島が再びシュートを放つ。しかし、ジャストミートせずにGKにセーブされてしまう

前半21分

町田 藤井にイエローカード

前半23分

町田 中島が左サイドの敵陣深くで粘ってボールをキープし、森村へパスを送る。森村はペナルティエリア内へボールを送り、鈴木が受けるが、DFに防がれてしまう

前半23分

町田 左CKを獲得する

前半24分

町田 キッカーの吉濱がファーサイドへクロスを供給する。鈴木がダイレクトでボレーシュートを放つが、GKに防がれてしまう

前半27分

中盤でのボールの奪い合いが続く

前半28分

町田 吉濱が自陣からドリブルで駆け上がり、カウンターを仕掛ける。敵陣中央から鈴木へパスを送るが、DFに奪われてしまう

前半30分

町田 鈴木が左サイドを駆け上がり、横パスを送る。森村を経由してボールはペナルティエリア左の平戸へ渡る。平戸は一度味方に当ててリターンを受け、シュートを放つ。しかし、惜しくもポストの左に外れてしまう

前半32分

町田 奥山が敵陣中央でセカンドボールを拾い、ゴール前にふわりと浮かせたパスを供給する。しかし、GKに処理されてしまう

前半35分

町田 鈴木が敵陣中央でボールを持ち、やや遠めの位置から右足でミドルシュートを放つ。しかし、GKに防がれてしまう

前半38分

町田 右CKを獲得する

前半38分

町田 キッカーの平戸が高い弾道のクロスを供給する。藤井が頭で合わせるが、DFにクリアされてしまう

前半41分

町田 中島が左サイドの敵陣深くでパスを受け、ドリブルでペナルティエリア左に進入し、ゴールライン際からマイナスのパスを送る。しかし、味方に合わず、DFに処理されてしまう

前半42分

町田 左CKを獲得する

前半42分

町田 キッカーの吉濱が左足でクロスを供給する。ニアサイドで森村が合わせるが、枠を大きく外れてしまう

前半46分

町田 鈴木にイエローカード

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。1-0と、ホームの町田のリードで試合を折り返す

後半0分

横浜FCボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半2分

町田 左CKを獲得する

後半3分

町田 キッカーの吉濱が左足でニアサイドへクロスを供給するが、DFにクリアされてしまう

後半3分

町田 左CKを獲得する

後半4分

町田 キッカーの吉濱が再びニアサイドへクロスを供給するが、DFに防がれてしまう

後半4分

町田 左サイドの敵陣中央から味方がクロスを供給し、ペナルティエリア内で混戦になるが、DFにクリアされて右CKを獲得

後半5分

町田 キッカーの平戸がクロスを供給するが、味方に合わず、逆サイドに流れてしまう

後半5分

町田 左CKを獲得する

後半6分

町田 キッカーの吉濱は高い弾道のクロスを供給するが、味方に合わず、相手に奪われてしまう

後半8分

町田 鈴木が左サイドの敵陣深くでファウルを受けてFKを獲得する

後半9分

町田 キッカーの平戸がペナルティエリア中央へ鋭いクロスを供給するが、GKにパンチングでクリアされてしまう

後半10分

横浜FC 武田にイエローカード

後半12分

町田 井上が右サイドの敵陣中央からクロスを供給する。ペナルティエリア内で鈴木と中島が反応するが、触れることができず、ゴールラインを割ってしまう

後半12分

横浜FC 27齋藤功OUT→19ジョンチュングンIN

後半13分

町田 酒井にイエローカード

後半14分

町田 右サイドの敵陣中央でFKを獲得する

後半15分

町田 キッカーの吉濱がゴール前にクロスを供給するが、直接GKに防がれてしまう

後半16分

町田 奥山が敵陣浅い位置から左サイドのスペースへパスを供給する。森村がゴールライン際でボールに追い付いてクロスを供給し、ペナルティエリア内で吉濱が合わせる。しかし、枠を外れてしまう

後半18分

町田 左CKを獲得する

後半18分

町田 キッカーの平戸が高い弾道のクロスを供給するが、直接GKに防がれてしまう

後半23分

町田 鈴木が右サイドの敵陣中央からクロスを供給するが、DFにクリアされて右CKを獲得する

後半23分

町田 キッカーの吉濱が左足でインスイングのクロスを供給するが、GKにパンチングでクリアされてしまう

後半24分

町田 14吉濱OUT→7杉森IN

後半26分

中盤でのボールの奪い合いが続く

後半27分

横浜FC ペスンジンにイエローカード

後半29分

横浜FC 14北爪OUT→30立花IN

後半30分

町田 右CKを獲得する

後半31分

町田 キッカーの平戸がクロスを供給する。藤井が反応するが、触れることができず、逆サイドに流れてしまう

後半39分

町田 ドリアンバブンスキーが交代の準備

後半40分

横浜FC ジョンチュングンにイエローカード

後半41分

町田 9鈴木OUT→20ドリアンバブンスキーIN

後半42分

町田 井上にイエローカード

後半43分

町田 杉森がドリブルで右サイドを駆け上がり、クロスを供給する。ペナルティエリア手前で森村が受けるが、DFに防がれてしまう

後半46分

町田 29森村OUT→5深津IN

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半50分

試合終了。1-0でホームの町田が勝利

◯試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「ゴールデンウィークの最終日にたくさんの方々に来ていただきました。ホームゲームが盛り上がっていることが伝わる雰囲気の中で、選手たちがタフに最後まで出し切る戦いをできました。皆さんの声援と雰囲気作りに感謝を申し上げたいと思います。

ゲームの方ですが、開始直後から押し込む中で早い時間帯に点を取ることができました。ただそのあと、決して引いたわけではないのですが、横浜FCさんも球際が強く、多少ラフにボールを入れてくることでボールが行ったり来たりする展開でした。次第にサイドから入って追加点を取るチャンスを作ることができていましたが、決め切れずに、ずっと欲しかった2点目が取れない展開でした。多少、後半の最初は我々がリズムをつかんでいた部分がありましたが、結果的に前半も後半も風下になった中で、選手たちは我慢の時間帯が多かったですが、相手の攻撃を跳ね返しながら、相手のゴールに向かう形を作る展開にしてくれました。

ただ後半の途中から横浜FCさんが明確にロングボールを使って背後に蹴ってくる展開になったことにより、前へ押し返せない状況になりましたが、久しぶりのクリーンシートで試合を終えることができました。選手たちが連戦の最後でタフな状況でしたが、最後まで戦い抜いてくれたことが結果を残せた一番の要因になったのかなと思います。ホームゲームが続く中で、この流れを今後につなげていけるようにしていきたいです」

–続けて先発で起用した福井光輝選手について、起用の意図や今日の出来をどう見ているか、聞かせてください。
「前半で相手に抜け出されたシーンで止めてくれたことは大きかったです。風が強い状況の中で判断も難しかったと思うのですが、最終ラインの背後のエリアをかなり思い切って広く守ってくれました。終盤は相手が早い選手を前に置いてきた中で、彼のプレーによって、背後を大きくカバーできました。

キックの場面では確かにミスキックもありましたが、風がある中でも陣地を回復させるようなキックをできていました。カウンターにつなげていければもっと良かったと本人も思っているでしょうが、それも彼の武器です。不足している経験の部分は周りに助けられながらやってくれました。現状については、チームメートとのコミュニケーションを取りながら思い切りの良さが良い形で出ているのではないでしょうか」

–前節の東京∨戦からメンバーを代えた部分と代えなかった部分がありますが、今回の先発メンバーを選ぶ上で大事にしたことは何でしょうか?
「前節の東京クラシック、私はいませんでしたが、最初に点を取られてしまった中、前節の試合では90分を通して良い距離感で戦い、自分たちのリズムをつかめた部分があったのではないかと思っています。そういった中で暑くなる予報も出ていたので、体がどこまで動くか。読み切れない部分はありましたが、前節の後半はお互いの距離感が機能していた最終ラインはメンバーをイジりませんでした。

その一方で横浜FCさんのメンバーを見たときに、非常に運動量のある選手が多くいました。前節の讃岐戦は、ハードワークを全面に押し出して戦う中で良い形でのカウンターを仕掛ける場面がありました。そういった中でルーズボールやセカンドボールを拾い切ること、そして一つ二つ相手に外されても、ボールにアプローチへ行くこと、その量をキープしなくてはいけないと考えたため、中盤と前線は選手を入れ代えました」

–ゴールを決めた鈴木孝司選手の評価はいかがですか?
「あの場面でゴール前に入ることが、あのポジションにいることが大事です。それができるのは孝司の力でもあります。もちろんそれだけではなく、自分たちがユニットとして動いている中で戻ること、出ることも含めて、そのスイッチ役となるポジションの選手でもあるので、そういった仕事をやってもらいました。

ただコンディションは決して十分ではない中でも、本来の孝司であれば、ボールを収めてシュートまで持って行ける場面で行けないこともあるので、コンディションをもっと良くする必要はあります。前節の勝利からメンバーを代えた選手のうちの一人ではありましたが、ゴールを決めてくれました。そのほかでもきつい場面はあったと思いますが、頑張ってくれたと思っています」

以上

◯横浜FC:タヴァレス監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「今日は技術を駆使した試合にならなかったという印象です。ロングボールが多く相手に合わせたようなサッカーになってしまいました。開始早々に我々の集中力がなく、相手にファーストゴールを決められてしまいました。その後は相手のプレッシャーもきつく、ボールをつなげず、相手の守備をこじ開けることもできずに試合が終わってしまいました」

–このゲームの攻撃面で意図したことは何ですか?
「試合を通じて我々には2回ほどビッグチャンスがありました。一つはケンゴ(北詰健吾)がサイドの裏のスペースをえぐってチャンスを作りました。もう一つ、野村(直輝)のチャンスがありましたが、チャンスをモノにできませんでした。良い試合ではあったと思いますが、我々には我慢と経験が足りなかったです。相手のロングボール主体の攻撃を抑えられず、経験のある選手が試合を落ち着かせて、もう少しサイドからの展開をしたかったのですが、相手のプレッシャーもきつく、サイドからの攻撃を指示している中でも、そういう展開に持ち込むことはできませんでした」

以上

▽選手コメント
◯酒井隆介選手
–今日はうれしい粘り勝ちでした。試合を振り返っていかがですか?
「前半の危ないシーンは(福井)光輝が止めてくれて助かりました。1-0なので後半のように押し込まれる展開になることは仕方のない面もありますが、後半の押し込まれた時間帯もよく守り切れたと思います」

–個人のプレーという意味では振り返っていかがですか?
「異議で警告を受けたことがもったいなかったです。チームとしては負けが続いている試合ではプレッシャーに行く場面で無理に行って、相手に剥がされる場面が続いて、それが失点にもつながっていました。行けるときは行く、行けないときは吸収するような守り方の使い分けがうまくできました」

–これで2連勝となりました。今日の試合から得た先につながるポジティブな材料は何ですか?
「無失点で終えることができたのが一番ですね。チームとしてのやり方を徹底することができていますし、ブレずにできています。負け試合でも1点差のゲームでしたし、このまま続けてさらにチームとしてパワーアップできるように練習からやっていきたいです」

◯平戸太貴選手
–3試合ぶりの先発出場になりました。どんなことを考えて、先発のピッチに立ちました。
「前節はチームも良い勝ち方をして、3試合ぶりのスタメンでチームのために走ってチームに貢献できるか。そういったことをイメージしながら試合には入りました」

–そういった中で個人のプレーをしているのは?
「スタメンから外れてベンチから見て、戦うことや球際の部分など当たり前のことを当たり前にやるのを自分がやらないといけないと非常に感じていました。戻って守備をすることや攻撃のときに前に出て行くことなど、一番大事なことをより高い水準でできるようにすることを意識して試合に臨んでいました。ここ最近のパフォーマンスの中ではそういったことはできていたのかなと思っています」

–チームは粘り強く戦い、勝ち切りました。今日の勝因は何ですか?
「攻撃のときはみんなで前に出て行くことや守備ではしっかりで戻ることなど、チームとしてやるべきことをみんなで共有できている中でそこに向かってパワーを出せました。それが勝利の要因の一つかなと思います」

◯鈴木孝司選手
–ヒーローインタビューで「森村選手がシュートを打つと思っていました」と話していましたが、そう考えていた理由は何ですか?
「早い時間帯でしたし、クロスボールがあるかなと思ったのですが、僕たちは最後までやり切るプレーが浸透しているチームです。だからシュートを打つだろう、ボールがこぼれてくるだろうと思ってこぼれ球を押し込めるポジションを取っていました」

–先発出場を聞いたときはどんな思いでしたか?
「結果を出さないといつスタメンから外されるか分かりません。そういう危機感の中でやっていますし、結果が自分にとっては本当に大事で、『やってやろう』という気持ちは強かったです。すべては自分次第です。まだまだのことが多く、今後も目に見える結果を残すことにこだわってやっていきたいです」

–第2節の大宮戦以来となるゴールになりました。久しぶりのゴールの味はいかがでしたか?
「自分が出た試合では結果を残すと思いながらプレーしている中でのゴールでした。そういう意味では現状は出れば結果を出せている状況なので、続けて結果を残せるようにしたいです。そう思っている中での1点でした」

以上