MATCH INFORMATION

【試合結果】高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2021 T1リーグ第5節 vs FC東京(B)

FC町田ゼルビアユース
2 - 1
FC東京(B)
得点
高橋、齋藤
概要
□会場:無観客試合のため会場非公開
□時間:17:30キックオフ
□戦績:1勝1分2敗(第5節終了時点)

〇試合レポート

前節、実践学園と互角の戦いをしたが、あと少しのところで勝ち点を逃してしまった。
この流れを断ち切って初勝利を挙げたい町田はFC東京U-18 Bと対戦した。

【試合前】
竹中監督は「熱い試合をしよう。でも頭は冷静に!雨で何が起こるかわからない、みんなで声を掛けていこう」と選手に伝えピッチへ送り出した。

【前半】
町田はペースを握るべく前線から激しくプレスを掛け、両サイドから崩しにかかるが東京守備陣が立ち塞がる。
12分、相手ゴール前でコンビネーションプレーを何度か試すが、東京守備陣の固い守備に阻まれてしまう。
すると14分、東京に高い個人技からシュートを放たれる。これはゴールを大きく外れるが、ここから試合のペースを東京に奪われる。
20分、相手CKからヘディングシュートを打たれるが、町田DF陣が体を張り、シュートブロック。
東京のプレスが強くなってきたことで、町田はボールを持つ位置が下げられてしまう。
すると28分、DFから中盤へのパスをカットされてしまい。そこからゴールを決められ0-1となってしまう。
町田は34分、MF齋藤が左サイドから中へ切り込み、後ろから上がってきたMF樋口へパス。樋口がミドルシュートを放つがゴールの外へ。
逆に38・39分にCK、43分にFKを相手に与えてしまうが、町田は必死の守りで追加点を許さない。
町田はボールを奪って攻撃に出るが、焦りからなのかラストパスの呼吸が合わない。
前半アディショナルタイムの46分、東京のCKからヘディングシュートを打たれるが、これは僅かに枠の外へ。
町田は守備でも必死さが裏目に出たのか少し激しいプレーも多くなり攻撃でも良い形が作れないまま、前半を折り返す。

【ハーフタイム】
竹中監督から「熱い試合をしようとは言ったが、ラフプレーは熱いプレーではない。冷静にプレーしよう。」と、選手に今一度確認した。
そして、MF上野を代え、FWヒセリを後半から投入し、反撃にでる。

【後半】
前半と同じように前線からプレスを掛けていく町田。
すると同点ゴールは立ち上がりに生まれる。
48分、左サイドでボールを受けた齋藤が後ろから上がってきたDF安達へスルーパス。安達からのクロスを高橋が合わせ、1-1と同点に追いつく。
さらに51分、再び齋藤が左サイドでボールを受け、後ろから走り込んできた樋口へクロスを出そうとするが、相手GKがキャッチ。
勢いを加速するべく58分、高橋を下げ、MF奥隅がピッチへ。
町田は全体のバランスが取れてきたことで、前半に多く見られた縦パスが減り、中盤を経由して展開するようになる。
守備陣もこの勢いに乗るように相手に立ちはだかる。
62分、東京にドリブルからシュートを打たれるが、これをGK一藤がファインセーブ。
追加点を許さず、ペースを相手に渡さない。
町田は両サイドを上手く使い、攻撃を仕掛ける。
76分、右CKを得た町田は奥隅がヘディングシュートを放つが、枠を捉えることができない。
さらに80分には、奥隅が体を張り、樋口へパス。樋口はヒセリへスルーパスを狙うが、GKの飛び出しが早く、キャッチされてしまう。
諦めない町田は83分、樋口を代え、FW戸塚を投入。
すると直後の84分、中盤でボールを受けた奥隅が左サイドの齋藤へパス。齋藤はそのままドリブルからシュートを放つとこれが決まり、2-1と逆転。
さらに87分、MF栗原がサイドを切り崩し、クロスを入れるが、中で合わせることができない。
最後まで町田は集中力を切らさず、体を張った守備で守り切り、試合終了。

勝利のない苦しい試合が続いた町田にとって今シーズンのT1リーグ初勝利。
今日の勝利は重要だが、本当の勝負はこれからである。

本日もFC町田ゼルビアユースへのご声援誠にありがとうございました。
引き続き、皆様のご声援を何卒宜しくお願いいたします。

【次節】
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2021 T1リーグ第6節
日程・7月11日(日)10:00
対戦・成立学園
会場・非公開