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2016シーズンの選手・スタッフ、クラブ目標をお披露目する『2016 FC町田ゼルビア新体制発表会』を23日(土)、町田市民ホールで開催しました。選手28名と背番号【詳細:https://www.zelvia.co.jp/news/news-71932/】、スタッフの紹介、ユニフォームの紹介などを行いました。
初めての会場のうえ、例年よりも約300席多いホールでしたが、大変ありがたいことに、ほぼ満員の約800人のゼルビスタ会員、パートナー企業・株主の皆様にご来場いただき、選手たちを激励していただきました。
開会冒頭では、玉川大学芸術学部和太鼓チームの皆様に迫力満点の演舞を披露いただきました。始まった瞬間に、ご来場者様の視線、耳を釘付けにし、会場のボルテージを最高潮に高めていただきました。本当にありがとうございました!
そんな中で、選手たちが客席後方から登場! 皆様の熱く暖かい拍手・コールに包まれ、ハイタッチをしながら登壇。選手たちは新シーズンへ向け、より胸を高鳴らせ、気持ちのスイッチを入れてステージに上りました。
主催者を代表して、下川浩之代表取締役が挨拶。「4年ぶりにJ2へ復帰することができました。今年はしっかりと、力を合わせて、4年前の(降格の)ようなことがないよう、私たちはJ1を見据えて、今年1年、しっかりと戦っていくことを、ここにいらっしゃる皆様にお約束します」と宣言しました。
来賓を代表し、石阪丈一町田市長にご挨拶を頂戴しました。「何といってもJ2復帰、おめでとうございます。最終節に若干、ハプニングも長野でありましたが、ついにJ2へ上がりました。ものすごく粘り強さがある、追い込まれたときに最後に底力が出る。それがゼルビアだと証明しました。2月28日から試合があります。去年9月にラグビーのW杯で南アフリカと日本が試合をしました。南アフリカは大差をつけて日本に勝つと言っていましたが、日本は勝ちました! 28日も町田が勝ちます!」と開幕戦セレッソ大阪戦について、日本中に歓喜をもたらしたラグビー日本代表になぞらえ、鼓舞してくださいました。
続いて、丸山竜平強化部長が今シーズンの強化方針を説明。「相馬体制3年目となります。J2に舞台を移しましたが、特別なことはないと思います。これまでの継続力を武器に、新加入の選手を交えて進化し、今までもやってきたように同じ方向を向いて、チーム一丸で戦うことが重要になります。現状として選手28名、スタッフ11名でのスタートになります。我慢、忍耐、辛抱が必要となるシーズンになることが予想されますが、しかし、せっかく戻れたJ2の舞台ですから、我々クラブもそうですが、皆さんと気持ちのどこかで、楽しむことを忘れずにチャレンジしていきたいと思っています。まず残留、J2に定着すること、そして今後このクラブの歩みがJ1に繋がっていくような、そんなスタートの1年になると思います」とJ2定着のための土台を作り、将来のJ1昇格を見据えた1年としたい思いを明かしました。
そして、相馬監督が登場。無数のフラッシュがたかれる中、改めて、昨シーズンまでのご支援に感謝を口にし、J2再昇格となる今シーズンの目標については「まずは残留ですが、あまり残留という言い方も好きではないので、我々の居場所がJ2にあるということを、自分たちの力で作っていかなければいけません。そこから先に、初めてもう1個上のステージ、それは当然J1ということになりますけれど、そこは現場だけでなくクラブ、そして地域の皆さんにもご協力していただかなければならないことだと思います。そういった上を、前を見えるようなシーズンにぜひ、したいと思っています」と意気込みを語りました。
最後に「我々にとってすべての試合がチャレンジです。すべてのモノをぶつけて、キックオフから終了のホイッスルまで(持っているものを)出し切るという戦いをしていかなければいけないと思っています。そのためには、選手たちには耳が痛いかもしれませんが、自分たちからトレーニングを厳しくして、その中でJ2にふさわしいチームになる、そしてその先にJ1が見えるチームに、この1年でしていけるよう頑張っていきたいと思います。しっかりと皆さんと一緒に前に進む1年にしていきたいと思っています。今年も1年間よろしくお願いします」とサポーターの皆様に、今季の応援をお願いしました。
そして新加入選手8名を紹介。DF福田友也選手(前国士舘大)、DF畠中槙之輔選手(前東京V)、MF横山翔平選手(前群馬)、MF井上裕大選手(前長崎)、DF金聖基選手(前水戸)、DF有薗真吾選手(前群馬)、MF谷澤達也選手(前千葉)、FW中島裕希選手(前山形)がステージ中央に集まり、自身のプレーのPRや意気込みを語りました。
2016シーズンキャッチフレーズも紹介しました。今年は「+one to the next STANDARD」に決まり、守屋実相談役がこの言葉に込められた思いを口にしました。クラブはこのキャッチフレーズのもと、J2定着、そして平均入場者数5,000人以上を目指して戦います。また、ロゴをデザインしたグラフィックアドバイザーの水谷慎吾さんに登壇いただき、説明をしていただきました。
※詳細は【https://www.zelvia.co.jp/news/news-71934/】を御覧ください。
一緒に戦っていただくユニフォームスポンサー様も紹介しました。2016シーズンも胸の位置は「株式会社イーグル建創」様、背中の位置はこちらも昨年と同様に「小田急電鉄株式会社」様、左袖は「学校法人玉川学園・玉川大学」様にサポートいただくことを発表しました。そして今シーズンからJリーグの規定が変わり、背中裾部分にも広告を掲出することができるようになり、こちらは「アスリートエージェント」様に決まりました。
三鬼海選手、戸島章選手、内藤圭佑選手、島崎恭平選手がモデル役として登場。株式会社イーグル建創取締役営業本部長・江崎勉様、小田急電鉄株式会社CSR広報部課長・須永文雄様、学校法人玉川学園理事長学園長・小原芳明様、アスリートエージェントを代表して小園翔太様に登壇いただき、挨拶を頂戴いたしました。
お集まりいただいた皆様と記念撮影も行い、会の最後には、選手を代表して町田市出身の土岐田洸平選手が挨拶。「本日は新体制発表会にお越しいただき、ありがとうございました。チームはまだ始動して間もない時期ですが、今後のトレーニング、宮崎・鹿児島キャンプで、チームとしての完成度、一体感を高めていきたいと思います。そして2月28日の開幕戦セレッソ大阪戦から、ゼルビアをサポートしていただいている全ての皆様の期待に応えられるよう頑張りたいと思います。皆様、今シーズンもよろしくお願い致します」と感謝と今シーズンの意気込みを語りました。
チームは今後、2月1日から12日まで宮崎と鹿児島でキャンプをし、強化を図ります。開幕のセレッソ大阪戦まであと5週間ほどとなりますが、皆様のご声援に応えられるように頑張りますので、ぜひ、お友達をお誘いいただき、野津田を1万人満員にしてください。
皆様、今シーズンもFC町田ゼルビアと共に戦いましょう! 何卒よろしくお願い申し上げます。
(写真撮影:藤井隆弘)