2019 明治安田生命 J2リーグ
04月13日(土) 14:00 KICK OFF 東平尾公園博多の森陸上競技場ゴール |
---|
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | セランテス |
DF | 20 | 三國 ケネディエブス |
DF | 22 | 輪湖 直樹 |
DF | 39 | 篠原 弘次郎 |
MF | 6 | ウォン ドゥジェ |
MF | 8 | 鈴木 惇 |
MF | 14 | 前川 大河 |
MF | 17 | 松田 力 |
MF | 19 | 田邉 草民 |
FW | 9 | ヤン ドンヒョン |
FW | 10 | 城後 寿 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 23 | 杉山 力裕 |
DF | 3 | 石原 広教 |
DF | 29 | 吉本 一謙 |
MF | 25 | 北島 祐二 |
MF | 26 | 喜田 陽 |
FW | 13 | 木戸 皓貴 |
FW | 18 | フェリクス ミコルタ |
チーム監督 | ファビオ ペッキア |
---|
選手交代 | |
---|---|
62' | 鈴木 惇 → フェリクス ミコルタ |
70' | 前川 大河 → 木戸 皓貴 |
85' | 輪湖 直樹 → 北島 祐二 |
警告 | |
---|---|
29' | 松田 力 |
39' | 篠原 弘次郎 |
77' | 輪湖 直樹 |
78' | ヤン ドンヒョン |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 20 |
CK | 5 |
PK | 0 |
シュート | 5 |
警告/退場 | 4 / 0 |
ゴール | |
---|---|
18' | 富樫 敬真 |
88' | 森村 昂太 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 13 | 増田 卓也 |
DF | 17 | 下坂 晃城 |
DF | 23 | 酒井 隆介 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 24 | ロメロ フランク |
MF | 30 | 中島 裕希 |
MF | 32 | 戸高 弘貴 |
FW | 9 | 富樫 敬真 |
FW | 8 | ジョン チュングン |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 福井 光輝 |
DF | 5 | 深津 康太 |
MF | 7 | 端山 豪 |
MF | 25 | 佐野 海舟 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
FW | 11 | 山内 寛史 |
FW | 18 | 岡田 優希 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
---|
選手交代 | |
---|---|
67' | ジョン チュングン → 山内 寛史 |
78' | 中島 裕希 → 森村 昂太 |
90+1' | 戸高 弘貴 → 深津 康太 |
警告 | |
---|---|
77' | 酒井 隆介 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 18 |
CK | 3 |
PK | 0 |
シュート | 9 |
警告/退場 | 1 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
5,042 | 晴のち曇 / 19.5°C / 31% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
上村 篤史 | 小椋 剛、正木 篤志 | 西村 幹也 |
試合経過 | |
---|---|
前半0分 | 福岡ボールでキックオフ、試合開始 |
前半3分 | 町田 左サイドの敵陣中央でFKを得る。キッカーは戸高。右足で山なりのクロスをファーサイドへ供給するが、反応した味方がオフサイドの判定を受ける |
前半7分 | 町田 ジョンチュングンが右サイドの敵陣中央で味方とのパスワークからクロスを供給。富樫がニアサイドで反応してヘディングシュートを放つが、枠の右へ外れてしまう |
前半8分 | 町田 ジョンチュングンが敵陣で持ち上がって左サイドの富樫へつなぐと、富樫はクロスを上げる。相手にクリアされるが、プレーは続いて波状攻撃を仕掛ける。最後はジョンチュングンがこぼれ球に反応してシュートを放つも、GKの正面に飛んでしまう |
前半13分 | 町田 ジョンチュングンがパスを受けてペナルティエリア手前の中央へラストパス。中島が走り込んでシュートに持ち込むも、枠の右へ外れてしまう |
前半18分 | 町田 ゴール!!!相手のパスミスを奪って攻撃開始。中島が左サイドへパスを送ると、ジョンチュングンを経由して下坂がクロスを供給。富樫が反応してファーサイドのポスト付近で打点の高いヘディングシュートをゴールへたたき込む |
前半22分 | 町田 右サイドの敵陣深くで味方が相手に囲まれながらもクロスを供給。ロメロフランクがペナルティエリア右へ走り込むが、ボールはゴールラインを割ってしまう |
前半28分 | 町田 下坂が左サイドで中島に預けて縦に走り込む。中島からの縦パスに反応するが、相手に対応に遭ってクロスの供給には至らない |
前半29分 | 福岡 松田にイエローカード |
前半39分 | 町田 富樫が篠原からのファウルを受けて敵陣中央の右でFKを得る |
前半39分 | 福岡 篠原にイエローカード |
前半40分 | 町田 FKのキッカーは戸高。右足でペナルティエリア内へ縦パスを送るが、GKにキャッチされてしまう |
前半46分 | アディショナルタイムは1分の表示 |
前半47分 | 前半終了。0-1と、アウェイの町田のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 町田ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 両チームともに、ハーフタイムでの選手交代はなし |
後半3分 | 町田 奥山が右サイドで味方からのパスに反応し、ダイレクトでクロスを入れる。しかし、相手にクリアされてしまう |
後半7分 | 町田 中島がボールを持ち、左サイドで三國と対じ。当たり負けをせずに仕掛けてクロスを入れるが、近い位置で相手に阻まれてしまう |
後半10分 | 町田 ロメロフランクが敵陣でドリブルを仕掛けて持ち上がり、ジョンチュングンへのパスを出す。ジョンチュングンはペナルティアーク付近で受けてペナルティエリア中央へ持ち込むが、GKとの接触でファウルの判定を受けてしまう |
後半13分 | 町田 右サイドでテンポよくパスをつなぎ、この流れから富樫がクロスを送る。しかし、味方には合わない |
後半14分 | 町田 左CKを得る。キッカーは戸高。右足でクロスを供給するが、相手にクリアされる。ロメロフランクがこぼれ球を受けて戸高につなぐと、戸高は縦に仕掛けてクロスを入れる。しかし、輪湖の対応に遭ってしまう |
後半14分 | 町田 左CKを得る。キッカーの戸高が右足でクロスを供給するが、ニアサイドで相手にクリアされる |
後半17分 | 福岡 8鈴木OUT→18FミコルタIN |
後半21分 | 町田 山内が出場の準備。ベンチで指示を受ける |
後半21分 | 町田 戸高がロメロフランクからの縦パスを受けて縦に仕掛ける。走り込む富樫を狙ってスルーパスを送るが、ボールはGKに処理されてしまう |
後半22分 | 町田 ロメロフランクがドリブルを仕掛けてペナルティエリア手前からミドルシュートを放つ。しかし、枠の左へ外れてしまう |
後半22分 | 町田 8ジョンチュングンOUT→11山内IN |
後半25分 | 福岡 14前川OUT→13木戸IN |
後半32分 | 福岡 輪湖にイエローカード |
後半32分 | 町田 酒井にイエローカード |
後半33分 | 福岡 ヤンドンヒョンにイエローカード |
後半33分 | 町田 30中島OUT→29森村IN |
後半34分 | 町田 敵陣中央でFKを得る。キッカーは森村。左足でペナルティエリア内へボールを送るが、相手にクリアされてしまう |
後半38分 | 町田 富樫が走り込む森村へつなげると、森村はドリブルを仕掛ける。ペナルティアーク内で相手との接触で倒れると、FKを獲得 |
後半39分 | 町田 キッカーは森村。左足で直接狙うが、相手の壁に阻まれてしまう |
後半40分 | 福岡 22輪湖OUT→25北島IN |
後半43分 | 町田 ゴール!!!センターサークル付近でボールを奪い、カウンターを仕掛ける。富樫がペナルティエリア手前の右でパスを受けると、後方からペナルティエリア左に上がってきた森村に浮き球のパスを供給。森村は左のアウトサイドでトラップして左足を振り抜く。鋭いシュートがゴールネットに突き刺さる |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半46分 | 町田 32戸高OUT→5深津IN |
後半47分 | 町田 森村のクロスが阻まれて右CKを得る。キッカーの森村は近くの山内にパスを出し、時間稼ぎを試みる |
後半48分 | 町田 右CKを得る。キッカーの森村は低い弾道のクロスを供給。富樫がニアサイドへ走り込んでトリッキーなシュートを放つが、枠の右へ外れてしまう |
後半50分 | 試合終了。0-2でアウェイの町田が勝利 |
現在は表示できるギャラリーはありません。
〇試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「遠く町田から我々のサポーターに足を運んでいただきました。いつもになりますが、ありがとうございます。そして今日は勝ち点3を持って帰る報告ができたこと、嬉しく思っています。
ゲームの方は、攻守で自分たちから仕掛けることをやろうと準備をしてきた中、前半から非常に前向きなプレーをたくさんしてくれて、その流れの中で先に点を取ることができました。ただ前半の終盤の時間帯は、少し足が止まり始めて、苦しい時間帯になりましたが、そこをよく頑張りながらできたなと思います。危ないシーンもあったのですが、そこで後ろに引かないことが、非常に良かったのではないかと思います。
後半に入っても我々の前に行く姿勢は失わないようにしようと話し、もちろん福岡さんも選手を入れ替えながら、パワーのある選手を入れてきた中で、少し押し込まれる時間を作られていきました。
ただ今シーズンは今日まで複数得点を取ることがなかったのですが、最後まで引いて守るのではなく、前に出るという姿勢を示して、今日は複数得点を取ることができました。複数得点を取れたことも含めて、選手たちが90分間、自分たちから仕掛けていくという姿勢を貫くことで、それが結果につながり、本当に良かったなと思います。
またすぐに次のゲームがあります。そこに向けて反省点もあると思いますが、自分たちから仕掛けられるように準備していきたいと思います」
–今日はセカンドボールとプレスの掛け合いがポイントだったと思いますが、そこで優位に立つためにどんな準備をされてきたのでしょうか?
「今回は3連戦があって、それが明けた後の試合だったので、準備期間も1日短く、実際は非常に短い準備期間だったため、あまり特別なことはできなかったのが、正直なところです。
ただ、自分たちのスタイルをどこまでできるか。福岡さんのことを必要以上に意識するよりも、自分たちのスタイルを貫き通せるかということを、選手たちがよく頑張ってやってくれたなと思いますし、そこに尽きるなと思います」
–先発メンバーについて、いろいろな選択肢がある中で、今回の試合で象徴的だったのが中島祐希選手の左サイドハーフでの起用と、サイドバックの右に奥山政幸選手、左に下坂晃城選手を起用したことだと思います。彼らを起用するにあたって、期待したことはどんなことでしょうか?
「ジョン(チュングン)が前節の甲府戦はドローのゲームでしたが、非常にコンディションの良さを見せていました。我々の中盤はいろいろな理解力が必要だと思うので、そこを考慮してジョンが中盤をやるよりは、トップの方が少しチームとしての戦い方を整理できていたので、起用しました。中島をこの3年間で、スタートから最後まで(交代するまで)サイドで使ったことは初めてかもしれません。経験を含めていろいろなものを持っている中で、先ほども話したことですが、準備する時間が少なかったので、不安な面も正直ありました。ただその中でも彼は時間を作って攻撃に入っていくことを増やしていったり、守備でもうまくスイッチを入れてくれたと感じています。
両サイドについては、下坂が今シーズン非常に想いを持って、また覚悟を持って戦って準備をしてくれているということをずっと見てきました。その中で、いま我々が仕掛ける姿勢を出したいという中で、特にサイドバックが前に出るかどうかは生命線になります。彼の想いに一つ懸けてみたいということが、今日こうした形で彼にピッチに立ってもらった理由です」
–先ほどのお話ではないですが、中島選手を左サイドに使ったことがポイントだったと思います。攻守の起点になったり、裏へのパスを出したり、1点目の起点にもなりました。サイドのポジションで起用することにどのような期待をしていて、彼の評価はどのようなものですか?
「一つは時間を作ることができることです。そして攻撃でも守備でも、スイッチを入れることができます。もちろん元々スピードを持っている選手ではありますが、それだけではなく攻守両面においてスイッチを入れるという意味では次の一手を逆算した、一歩先を読めなければなりませんが、それもできる選手です。
攻撃においてもボールを受けるだけでは終わらずに、次のことを考えながら動いてくれるとも感じています。ちょっとした距離感を含めて、経験がある選手なのでうまく時間を作れることも彼の良さです。彼が良い形で周りに関わることで、周りの選手の良さを引き出してくれたのではないかと思います」
以上
○アビスパ福岡:ファビオ ペッキア監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「良いスタートを切ることができなかった試合で、力は町田のほうが上だったと認めざるを得ない試合だと思います。ゴールチャンスを作りましたが、決められなかったです。仕方がないですね。切り替えるしかないです」
–試合のスタートは4バックで途中から3バックに切り替えましたが、その狙いを聞かせてください。
「3バックで始めたのはポゼションする形を作りたかったのですが、それがうまくいかなかったので、前半の途中から4-2-3-1に戻しました」
以上
▽選手コメント
○下坂晃城選手
–先制点のアシストの場面を振り返ってください。
「(鈴木)惇さんが僕の前にいたので、当たらないように前目に蹴ることを意識して蹴ったら、ちょうどGKを越えて(富樫)敬真のところに良いボールが行ったので良かったです。ディフェンスも無失点で終えられたので、そこも良かったかなと思います」
–レベスタではなかったですが、古巣のホームでやったことに関しては、いかがでしょうか?
「しっかりブーイングもされたので嬉しかったです。レベスタでやりたかったのが本音ですが、初めての古巣戦で成長した姿を少しでも見せられたのではないかなと思います」
–具体的にはどういったことを見せられましたか?
「アシストの場面以外はあまりなかったですが、攻撃の部分ですね。前の部分で見せられたのではないかなと思います」
○富樫敬真選手
–まずは貴重な先制点となった得点シーンの喜びから聞かせてください。
「シモ(下坂)が良いボールを上げてくれて、GKも通り越したボールだったので、あとは叩くだけというボールでした」
–アシストの場面は反対サイドの森村昂太選手にパスを通した形でした。その場面を振り返ってください。
「モリさん(森村)が両手を上げていたので、最初は自分で打ちたかったのですが、うまくシュートを打てないなという感じがしていたので、切り替えしたら逆サイドでそのパスをモリさんが決めてくれて良かったです」
–開幕戦以来のゴールとなりました。点を取りたい気持ちがありつつ、試合を戦っていたと思います。その辺りのお気持ちを教えてください。
「チームとして自分のやるべきことをやりながら、もっと点を取っていきたいなと思っていました。なかなか2点目が遠かった中でも、自分の仕事としては物足りなさを感じていました。シーズン2点目を取って、勝ち点3につなげるまで時間は掛かってしまいましたが、良かったなと思います」
○森村昂太選手
–今季初の複数得点を記録する貴重な追加点になりました。ゴールシーンを振り返ってください。
「終盤の時間帯でしたし、相手が少し間延びというか、リスク管理という部分で不十分な部分もありました。その中で前に重心を掛けてくることは試合に入る前から状況としては分かっていました。チャンスがあったら前に出ていこうという意識があった中で、あの場面もペナルティーエリア内に4〜5人うちの選手が入っていく形だったと思います。その中でたまたま自分は外のポジションにいて、滞空時間の長いクロスボールが来る中で、(ロメロ)フランクさんが自分のポジションを分かった上で少しスペースを空けてくれました。最後はもう振り抜くだけ、という形でした」
–シュートもフカさずに良いシュートでしたね。
「ファーサイドでドフリーでしたし、ファーストタッチで良い位置にボールを置くことができたので、もう枠に蹴り込めば必ず入るだろうと思って打ちました」
–古巣相手にゴールを決めました。それについては、いかがでしょうか?
「遠い古巣ではあるのですが、僕自身、福岡では悔しい思いをしてチームを出た立場なので、そういった意味ではしっかり結果を出すことによって、自分が町田でまだサッカーをやっているんだぞということを示す結果を残せたことは、とても良かったと思います」
以上