HIGHLIGHT

2019 明治安田生命 J2リーグ

04月03日(水) 19:00 KICK OFF デンカビッグスワンスタジアム
試合終了
アルビレックス新潟
1
0 - 0
1 - 0
0
FC町田ゼルビア
ゴール
59' 渡邊 凌磨
スターティングメンバー
GK 1 大谷 幸輝
DF 24 川口 尚紀
DF 32 新井 直人
DF 4 大武 峻
DF 15 渡邊 泰基
MF 17 カウエ
MF 10 加藤 大
MF 18 渡邊 凌磨
MF 33 高木 善朗
FW 19 矢野 貴章
FW 11 渡邉 新太
ベンチスタート
GK 30 田口 潤人
DF 2 広瀬 健太
DF 7 サムエル サントス
MF 8 シルビーニョ
MF 20 本間 至恩
FW 14 田中 達也
FW 38 チョ ヨンチョル
チーム監督
片渕 浩一郎
選手交代
67' 矢野 貴章 → チョ ヨンチョル
83' 渡邉 新太 → 田中 達也
90+1' 高木 善朗 → 広瀬 健太
警告
61' 高木 善朗
退場
データ
FK 15
CK 4
PK 0
シュート 5
警告/退場 1 / 0
ゴール
スターティングメンバー
GK 13 増田 卓也
DF 35 大谷 尚輝
DF 23 酒井 隆介
DF 3 藤井 航大
DF 17 下坂 晃城
MF 2 奥山 政幸
MF 24 ロメロ フランク
MF 18 岡田 優希
MF 32 戸高 弘貴
FW 9 富樫 敬真
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 福井 光輝
DF 5 深津 康太
MF 15 井上 裕大
MF 8 ジョン チュングン
MF 25 佐野 海舟
MF 29 森村 昂太
FW 11 山内 寛史
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
61' 中島 裕希 → ジョン チュングン
74' 岡田 優希 → 山内 寛史
81' ロメロ フランク → 森村 昂太
警告
20' 藤井 航大
退場
データ
FK 25
CK 8
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
8,777 曇 / 8.9°C / 42% 全面良芝、水含み
主審 副審 第4の審判員
荒木 友輔 清水 崇之、渡辺 康太 田中 玲匡
試合終了
アルビレックス新潟
1
0 - 0
1 - 0
0
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

新潟は加藤、町田は富樫がキャプテンマークを巻く

前半1分

町田 岡田が左サイドで縦にドリブルを仕掛け、倒れ込みながらペナルティエリア内へ低いクロスを上げる。しかし、DFに大きくクリアされてしまう

前半2分

町田 岡田が川口に倒されて左サイドの敵陣中央からのFKを得る

前半2分

町田 キッカーは相手のファウルを誘った岡田。右足で低い弾道のクロスを送るも、味方には合わない

前半6分

町田 右サイドの敵陣深くからのスローイン。ロメロフランクが足下でもらうと、ペナルティエリア右でDFを背負った富樫とのワンツーでゴール前に進入。ロメロフランクは左足でシュートを放つが、相手の体を張ったブロックに阻まれてしまう

前半7分

町田 敵陣中央からのFKを得て、キッカーの岡田はペナルティエリア左の藤井を狙って高いボールを蹴り込む。しかし、大武に頭でタッチラインの外へクリアされてしまう

前半9分

町田 右サイドの敵陣深くで相手との球際の競り合いを岡田が制し、ペナルティエリア右に落とす。ロメロフランクが反応してシュートを放つも、相手に当たって右CKとなる

前半10分

町田 キッカーは岡田。右足で低いクロスを上げるも、DFにはじかれてしまう。高く上がったルーズボールに戸高が反応して頭でゴール前にはね返すも、その際の相手との競り合いでファウルを取られてしまう

前半20分

町田 ロメロフランクが敵陣で相手のチャージを受けながらも長い時間ボールをキープ。ロメロフランクはバイタルエリアに入り込む戸高につなぐと、戸高がペナルティアーク手前で右足に持ち替え、グラウンダーのシュートを放つ。枠の右下をとらえていたが、大谷の好セーブに遭う

前半20分

町田 藤井にイエローカード

前半20分

町田 ドリブルで勝負を仕掛ける矢野を倒したプレーが警告の対象となる

前半23分

町田 左サイドからのCK。キッカーの岡田が入れた低いクロスはカウエの対応に阻まれるも、こぼれたボールに戸高が反応。ペナルティエリア手前から左足を振り抜くも、シュートは大きく枠を外れてしまう

前半35分

町田 左サイドのハーフウェーライン付近でFKを得て、藤井が縦にロングフィードを蹴る。岡田が川口に空中戦を挑むも、ボールは流れてゴールラインを割ってしまう

前半39分

町田 富樫のプレスバックから中盤でボールを奪い、カウンターに転じる。中島が左サイドに流れて富樫からパスをもらうと、DFを引き付けてヒールで岡田につなぐ。岡田はペナルティエリア左に入り込んできた戸高へパス。戸高は華麗なドリブルで大武をかわして右足を振り抜くが、シュートはゴール左のポストに嫌われてしまう

前半42分

町田 左サイドからのCK。キッカーの岡田はインスイングの速いクロスを蹴り込むが、味方はわずかに触れられない

前半44分

町田 競り合いのセカンドボールをロメロフランクがペナルティエリア手前の左で回収。すぐさま縦にスルーパスを出すが、外から入り込んできた岡田とはタイミングがわずかに合わず、ボールはゴールラインを割る

前半46分

アディショナルタイムは1分の表示

前半47分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

新潟ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの交代はなし

後半1分

町田 下坂が川口に後ろから倒され、左サイドの敵陣中央からのFKを獲得する

後半2分

町田 キッカーの岡田がペナルティエリア中央の密集を狙ってクロスを供給。藤井が頭ひとつ高く飛び上がって合わせるが、シュートに威力はなく、大谷に正面でセーブされてしまう

後半8分

町田 自陣から増田が長いフィードを蹴ると、中島が相手に競り勝って頭でペナルティエリア右にボールを送る。走り込んだ富樫がゴールライン間際で追い付いてヒールで落とすも、DFに渡ってしまう

後半10分

町田 自陣の右サイドでFKを得て、酒井が縦にロングボールを送る。大谷が反応するも、触れられずに相手に対処されてしまう

後半12分

町田 左サイドの敵陣深くから下坂がペナルティエリア左の中島に横パスを送ると、中島はシンプルに追い越してきた奥山につなぐ。奥山はゴールエリア左の深い位置から左足で速いシュートを放つが、角度がなかったこともあり、大谷にセーブされてしまう

後半14分

新潟 渡邊凌が得点

後半16分

町田 30中島OUT→8ジョンチュングンIN

後半16分

新潟 高木にイエローカード

後半21分

町田 左サイドからのCK。キッカーは戸高。低いクロスをゴール前へ送るも、味方は触れられない

後半22分

新潟 19矢野OUT→38チョヨンチョルIN

後半25分

町田 右サイドの敵陣深くでジョンチュングンがDFを背負い、大谷からのスローインを受ける。ジョンチュングンは反転して右足で強引にクロスを送るが、精度を欠いてゴールラインを割ってしまう

後半27分

町田 ロメロフランク、富樫、戸高の3人がペナルティエリア右の狭いスペースでパスを回して突破。戸高がペナルティエリア右の深い位置から中央へ折り返すも、DFのブロックに防がれて右CKに

後半28分

町田 キッカーは岡田が務める。右足で速いクロスを蹴ると、ニアサイドに飛び込んだ味方がフリック。しかし、ボールは逆サイドに流れてしまい、詰め切れない

後半29分

町田 18岡田OUT→11山内IN

後半30分

町田 味方が頭で触れたボールにジョンチュングンが反応。ペナルティエリア手前の右から右足でグラウンダーのシュートを放つが、大谷にわずかに触れられてゴールには至らず。続く右CKもチャンスにはつながらない

後半36分

町田 24ロメロフランクOUT→29森村IN

後半38分

新潟 11渡邉新OUT→14田中IN

後半42分

町田 右サイドの敵陣深くに開いた富樫が大谷からのパスをフリーで受け、右足で速いグラウンダーのクロスを供給。大武のクリアに遭い、右CKを獲得する

後半42分

町田 キッカーの森村が左足でペナルティエリア中央にクロスを入れる。しかし、相手に頭ではじき出されてしまう

後半44分

町田 藤井が敵陣中央まで上がってボールを保持し、左サイドへ展開。しかし、やや精度を欠いて下坂には通らず、ボールはタッチラインを割る

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半46分

新潟 33高木OUT→2広瀬IN

後半48分

町田 焦りからか、ミドルサードでの簡単なミスが散見されてゴール前にボールを送れない

後半50分

町田 右サイドのハーフウェーライン付近で戸高が複数の相手を引き付け、前方でフリーの山内へパス。山内はドリブルでペナルティエリア内への進入を図るが、後ろからスライディングでタックルしたカウエの対応に遭い、ボールを失ってしまう

後半50分

試合終了。1-0でホームの新潟が勝利

○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「水曜のナイトゲームとなったこの試合に、新潟まで足を運んでいただいたサポーターの皆さんにまずはお礼を申し上げたいなと思います。一緒に勝ち点3を持って帰れれば良かったのですが、残念なが一つも持って帰ることができませんでした。非常に悔しいですが、またすぐに次のゲームがありますので、またその時も一緒に戦っていただければと思います。

ゲームの方は、ある程度お互いに予想できた部分があった中、非常にラフなボールが多い、そしてタフなゲームになったかなと思います。そういう中で少し新潟さんの連敗を抜け出したいというエネルギーに押されてしまった時間帯が長かったかなと思っています。最終的にそれが結果に表れたのかなと思っていますし、自信を持った試合の入り方やそこまでの持っていき方を含めて、もう一度、見つめ直したいと思います。ただ、また次のゲームはすぐにやって来ますので、それに向けてやらなければいけないことはあるなと感じています。

ただ、そういった中でも、昨年の終盤戦でこちらのスタジアムで対戦した時には0-2で負けてしまったのですが、その時よりは戦えていたという印象は持っています。今回はしっかり戦うんだぞと選手たちに話した上で戦えましたし、それでも少し相手に上回れてしまうこともありました。

当然お互いに試合の流れがある中、我々もしっかりと自分たちの時間を作ることもできましたし、チャンスを作る段階まで行けた時間帯もありましたので、そういったことは前向きに捉えて、次からの戦いにしっかりとつなげていきたいと思います。

ただ今日、実際に一つ一つの局面の部分で負けてしまったこともありました。もっと自信を持ってやらなければならなかったことや、やれたはずのこともあったと思います。連戦になりますが、次のゲームに向けて、しっかりと表現できるように、短い時間の中ですが、しっかりと準備していきたいと思っています。悔しい結果ではありますが、次のゲームがありますので、しっかりと選手たちと次の試合に向けた準備をしていきたいと思います」

–結果的に交代カードを3枚切るような形になりました。交代カードを切っていく中で、こういう化学反応が起きれば、ゴールに近づけるとイメージしていたことをお聞かせください。
「ジョンを入れる時に関しては、失点をしてしまう前に入れようと考えていました。前半は非常に苦しい時間帯が長かったのですが、それでも前半にチャンスは作れていました。全体的に押し込まれる時間帯もある中で、かなりゴール前をボールが通過するようなシーンを作られて、よくそこを粘り強く戦い、0-0でロッカールームに帰ってきたなと思います。

その中で後半は自分たちの流れの時間帯の中で、そこからどう点を取るかという意味で、ラストのボックスの手前の位置や、最後に中に入り切る場面で少し息が合わない場面や、思い切りの良さが足りない場面が散見されていました。少し一手を加えたいと思っていた中で、ジョンのコンディションが向上してきているなと感じていましたので、少し彼のスピードやパワーを活かせればと考えていたのですが、その前に先に失点をしてしまいました。

その後は、少し相手の新潟さんのディフェンス陣や中盤のブロックがしっかりと守り切ると言いますか、守り切ろうという意図が出てしまった中で、ジョンの良さがあまり出なかったかなというようには感じています。0-0でもう少しオープンな展開であれば、ジョンの良さがもう少し活きたかなと思っています」

–先ほど新潟の連敗を抜け出したいというエネルギーを感じてとおっしゃっていましたが、具体的にはどういったプレーでそれを感じたのか教えてください。
「球際や前線からの一つ一つのチェイスもそうですし、そういった場面で一回では終わらず、2度、3度追うこともできていたと思います。それはもちろん、我々の選手たちにいつも求めていますし、自分たちのできている時は当然マイボールになって、自分たちの攻撃の時間になるのですが、やはりそれが相手ボールになってしまう時間も散見したなと思っています。特に前半の苦しい時間帯や、新潟さんがリードして守り切るぞと決めてからの時間帯は、一つ一つの局面や球際の部分などで、我々が相手を上回ることができなかったと、正直感じています」

以上

○アルビレックス新潟:片渕浩一郎監督 会見要旨
「これだけ気温の低いナイトゲームという中、8000人近いお客さんに集まっていただいたことに感謝申し上げます。また町田からも遠路はるばるビッグスワンまでお越しいただいたことにありがとうございましたとお伝えさせてください。

今日のゲームに関しては、激しいセカンドボールの奪い合いとなりました。町田さんが得意とするサッカーに対して、我々も同じ方向性を持つ中、逃げずに、同じ土俵の上でガップリ四つに組もうと戦っていました。その中で違いを見せることを90分を通して、選手たちがやってくれたと思います。この町田戦に向けて準備してきたことよりも、キャンプでやってきたこと、そして前節、徳島戦で後悔した45分間を取り戻すことはできませんが、なんとか修正しようという気持ちを戦ってくれました。

90分の中でピンチもありましたし、ほかの決定機も決めなければいけません。それがフットボールなので、トレーニングの中で改善、意識づけをしていきたいと思います。ただ新潟らしい選手が持っているパワーを存分に発揮してくれました。選手たちの頑張りに感謝したいですし、次のゲームに向けて心身ともに充実をさせて、勝ったあとのゲームが我々の課題でもあります。そこをうまく修正して、連勝できるように準備をしていきたいと思っています」

以上

▽選手コメント
○酒井隆介選手
–昨年のアウェイでの対戦から、どれだけ差を縮められたか、楽しみと試合前にはおっしゃっていましたが、実際にやってみていかがでしたか?
「前回よりはチャンスもあったかなと思いますし、僕たちも良くはなかったですが、悪くもなかったので、最低でも勝ち点1は欲しかったです」

–FWの選手がこれまでとは違うタイプの選手でしたが、その中でディフェンスとして意識した部分は何でしょうか?
「(矢野)貴章さんは(藤井)航大に任せて、渡邉新太選手は僕が見ようと思っていましたが、ディフェンスラインとGKの間に入られる場面が何度かありました。それ以外の場面はギリギリながらもなんとか守れていたという印象はあるので、次のゲームに向けて切り替えてやっていきたいです」

○奥山政幸選手
–タフなゲームになりましたが、ゲームを振り返っていかがですか?
「昨年もそうだったと思うのですが、相手も似たようなやり方をしてきて、そういう展開の中で自分たちらしさを出そうとはしていたと思います。ただそこで相手に上回られた部分が多かったと思います。決して悪い試合ではなかったとは思いますが、またすぐに次の試合もありますし、次のゲームでは良い形で試合の入りからやれればいいかなと思います」

–セカンドボールへの初速も早かった印象です。
「そうですね。自分としてはもう少し前向きでボールを奪った場面でボールをつなぐことや、セカンドボールを拾うこと自体も、相手のボランチの選手と比べたら少なかったと思います。そういった部分は、もっともっとやっていかないといけないと思いました」

–またすぐに次のゲームがあります。ホームでの甲府戦に向けて、一言お願いします。
「まずは連戦なので、しっかりコンディションを作ることは、みんながやらなくてはいけないと思います。また自分は出ていないですが、キャンプでの甲府戦は勝っていないので、しっかり勝ち切りたいと思います。甲府はどういうサッカーをしてくるかわからないですが、どういうサッカーをしてきたとしても、しっかりと対応をして、また次の試合の入りから戦えるように頑張りたいと思います」

○戸高弘貴選手
–前半に1本ポストに当たる惜しいシュートがありましたね。
「あれが決まれば流れが大きく変わっただろうし、悔しいですね。ちょっとまだ映像を見られていないので、はっきりとはわからないですが、選択肢は他にもあったとは思います。個人の問題ですが、最後の最後の落ち着きやゴール前の状況をもっと見られれば確実に点を取れたかなと思うので、もっと成長しないといけないなと思っています」

–連戦の期間の中で2試合フル出場して、今日も最後まで馬力が落ちなかったですし、コンディションはかなり良い状態に見えます。
「そうですね。悪くはないと思いますが、結果が出ていない分、もっと頑張らないといけないと思っています」

–次は中3日でホームの甲府戦に向けて、どんな試合にしたいですか?
「自分たちのスタイルの中では、どんどん前から前から行って、なるべく多く得点が取れる状況を作っていきたいです。今年は得点がやはり少ないので、どんな形であれ、まずは点を取ることに集中して、複数得点などが取れるようになれば良いかなと思います」

以上